今度の休日は「ウェルネス酒場」へ行きませんか? 食べること、飲むことが大好きなyoi編集部員・木村とライター海渡が、都内のウェルネス酒場を訪問。今回は、新御徒町のモノづくりバー「Rinne.bar」のリアルなレポートをお届け! 作品作りに没頭する時間は、究極のマインドフルネスだった…!? バーと言いつつ、ノンアルも充実しているので、飲めない人も安心です。

モノづくりバー「Rinne.bar」@新御徒町を訪問!

今回、二人が訪れたのは、新御徒町駅から徒歩1分ほどのところにある、アップサイクルなモノづくりバー「Rinne.bar」。ここではお酒を飲みながら、廃材やゴミとして捨てられるはずだった素材を使って、モノづくりを体験することができます。

モノづくりバー「Rinne.bar」 新御徒町  お酒

廃材を使用して作られた大テーブルが中央に置かれた店内は、温もりのある雰囲気。右手の棚には、サンプルや制作に使う素材が並び、見ているだけでも心浮き立つ。

メニューは、「モノづくり1プロジェクト+ワンドリンク」(¥4400)と、「モノづくり1プロジェクト+2時間フリードリンク」(¥5500)の2種類。毛糸のコースターやレザーのキーチェーン、コインケース、ジオラマなど、全12種類の中から好きなものを選べます。制作時間はプロジェクトによって異なりますが、最低でも12時間は必要。本格的な制作ではなく、飲みながら軽く手遊びしたい人向けに、オリジナルのカードや缶バッジなどが作れる「お通しMINI PROJECT」(¥1100)も用意されており、こちらも人気です。

モノづくりバー「Rinne Bar」 新御徒町  お酒 メニュー

制作できるアイテムが載ったメニュー。木片や毛糸などを使って作る人形「KOPPA Kun」が人気No.1とのこと。

ドリンクは、アルコールからノンアルカクテル、ノンアルコールまで幅広くそろえており、お酒の種類も豊富。エシカルなクラフトジン「RIVIVE」をはじめ、国内外から集めたこだわりのお酒が楽しめます。フードはミックスナッツとドライフルーツのみの販売ですが、自由に持ち込みが可能。ちなみに、モノづくりをせずにドリンクだけの利用もできるので、近所を散策がてら立ち寄っても。

モノづくりバー「Rinne.bar」 新御徒町  お酒 ドリンクメニュー

飲み放題は、黒板のメニュー内すべてOK。

お酒を片手にアップサイクルなモノづくりをスタート!

モノづくりバー「Rinne.bar」 新御徒町  お酒 内観

エディター木村は、木片でジオラマ作り、ライター海渡は毛糸を使ったコースター制作を選択。本格的に制作に入る前に、スタッフから注意事項の説明を受け、同意書を記入。その後、作り方の手順が書かれたガイドを読みながら制作を開始します。マニュアルを読んでわからないことがあれば、そばにいるスタッフに聞けば教えてくれるので、モノづくりが苦手な人も安心を!

✔︎エディター木村が挑戦! 木端のジオラマ作り

Rinne Bar   新御徒町 ものづくりバー

大小さまざまな形の木端を、自分のセンスを頼りに組み合わせていく。配置を考えながら重ねたり並べたりする作業は、シンプルながらも想像力が試される。

Rinne bar ものづくり  体験

配置が決まったら、木端を色付け。エディター木村は真っ白に塗ることに。

Rinne bar ものづくり 制作過程

ボタンやレザー、毛糸など、さまざまある素材の中から、レザーの切れ端を使ってデコレーション。

✔︎ライター海渡が挑戦! 毛糸のコースター作り

Rinne bar ものづくり 毛糸

何十個もある毛糸の中から好きな色を選び、マニュアルに書かれている手順通りに制作するライター海渡。

Rinne bar 毛糸 制作

コースターの配色に頭を悩ませるライター海渡。コースターの中心の色は推しているアイドルグループの色に決定!

Rinnne bar 毛糸 制作過程

黙々とひたすら編む。

モノづくり体験アフタートーク

Rinne.bar 新御徒町 ものづくり yoiエディター ライター

木村:めちゃくちゃ楽しかった〜‼︎ 3時間も制作してたけど、本当にあっという間だった。

海渡:ね、驚き‼︎ 時間が一瞬で過ぎた。集中しすぎて、今湯上がりみたいな心地よさを感じてる。普段パソコンやスマホばっかり触ってるから、そこから数時間離れて、自分の直感や手をフル稼働させる時間ってすごく大切なんだと気づかされたよ。

木村:わかる〜!!   何を無心になって「作る」時間って、瞑想に近いよね。

海渡:確かに! 瞑想を自分でやろうと思うと難しいけど、これならできるよね。普段、あれこれ考えすぎてしまう人におすすめしたい。

木村:うんうん。頭と心に余白をくれるから絶対いい。しかも、形として完成するから、達成感も得られるし。

そして、お酒もすごくおいしかったね〜。私は、ベリーがゴロゴロ入った「ベリーキティ」というカクテルを飲んだけど、ほんのり甘いから集中力が途切れたときに飲むと最高でした。

Rinne.bar カクテル ベリー

海渡:私が飲んだお酒は、「クラフトレモンサワー」だけど、はちみつの優しい甘さと、レモンの酸味のバランスが絶妙で、一気飲みしたい気持ちを頑張って抑えたくらいおいしかった!

Rinnr.bar カクテル レモン

木村:制作は難しかった? 私が作ったジオラマは、木片を組み合わせる、という単純な作業で簡単にできました。

海渡:私も。ひたすら同じ作業の繰り返しだったので、不器用な私でも完成させることができました。ちなみに、中央がグリーンの混色ラナンキュラスをイメージして作りました。ワイヤレスイヤホン置きに使う予定!

木村
:配色が素敵! 私は直感にしたがって、思いつくままに作ったのでテーマは……なし(笑)。

海渡:モダンな仕上がりで素敵だよ。また作りに来て、今度はもっとうまく作りたいと思います。

木村:じゃあ、またデジタルデトックスしたくなったら、一緒に遊びに来よう!

Rinne.bar  新御徒町 ものづくりバー 作品

(左)ライター海渡が作った毛糸のコースター。(右)エディター木村作、ジオラマ。

「Rinne.bar」
住所:東京都台東区小島2-2-21

電話:050-6875-0500
営業時間:13時00分〜22時00分(21時00分L.O.)
定休日:月〜火曜
公式サイト:https://www.rinne.earth/現在「Rinne.bar」はクラウドファンディングを実施中。詳細はこちらからチェック

撮影/wacci 取材・文/海渡理恵 企画・構成/木村美紀(yoi)