【中元日芽香（元乃木坂46）のセルフケアのすすめ】スッキリを求めるときのメンタリティって？＜Vol.２＞

毎年、６月に入ったらジメジメと湿気の多い日や、汗ばむような陽気が続きますよね。そんなとき、スッキリしたい！　と思う人は多いはず。今回はこの「スッキリ」を求めるメンタリティとセルフケアについて考えたいと思います。セルフケアは、いつでもどこでも、他者との関係性に頼らず、自分一人でご機嫌になれる手段。梅雨が始まり、心身ともにスッキリしたくなる時季ならではの方法とグッズを探っていきましょう。

 「スッキリ」について私が思い浮かべるのは、ミントの清涼感。私は、アロマオイルのティーツリーの香りが好きで、部屋の中に漂わせることも多いのですが、ミントに似た爽やかさがあって、深呼吸をするとスッキリして気持ちがリフレッシュできます。それからジムで運動をして汗を流すこと。泣けるドラマに感動して涙する、カラオケに行って大声で歌うことも、スッキリする習慣です。

大切なのは、不快感やストレスを「外に出す」という感覚。そこに、スッキリを求めるメンタルの秘密がありそうです。

考えてみると、スッキリしたくなるときって、心がモヤモヤしていることが多いのではないでしょうか。解決しなければならない人間関係のもつれとか、仕事や生活でぶつかるちょっと理不尽な出来事、具体的な原因がわからない不安……漠然と雲がかかったような、憂鬱な気持ちになることって、誰にでもありますよね。

だけど心のモヤモヤに、言葉や思考でアプローチするのは簡単なことではありません。解決しようとすると時間もかかってしまうし、段階を踏むのが面倒な場合もあるはずです。 

特にこれからは梅雨の時季。空が晴れているとそれだけで「今日はいい日になりそう」とポジティブになれますが、太陽の光を浴びないと、体の目覚めのスイッチが入りにくいということがあります。気圧の変化が苦手な方は、体調をくずしたり、そのことによって気持ちが滅入ったりすることが多いかもしれません。

 そんなとき、五感でスッキリすることをうながすのはおすすめです。体や感覚の面からモヤモヤを追い出すことで、メンタルのほうも何%かは上向きになることが多いのです。  

体の状態とメンタルヘルスの関係は不思議で、体や五感がスッキリとした状態を感じると、メンタルもヘルシーに上向くと言われています。

前回のテーマ「ふわふわ」が体と心を包むような癒しだとするなら、「スッキリ」は、体と心から悩みや落ち込みを出してあげる、発散するセルフケア。自分の中に「モヤモヤ」や「どんより」など滞るものを感じたら、まずは香りや触感、味などで、それらを流して排出するイメージを具体化してみてください。

天気が悪くて、おうちにこもりたい日、外出先で気分がすぐれないときなど、手軽に感覚をリフレッシュしてくれるグッズをお試ししてみます。

ユーカリの天然精油を配合した個包装タイプのウェットタオル。お手拭きやハウスキーピング、芳香浴などさまざまなシーンで、清涼感のあるアロマの香りを楽しんで。

「ポケットティッシュ感覚で持ち歩けるんですね。外出中、汗をかいたときのリフレッシュによさそうです。かさばらなくて、パッケージのデザインも素敵。

中を開けて取り出してみると、ペパーミントの精油の香りと清涼感がガツンと広がるストロングタイプ（笑）シートが密閉されているからか、フレッシュな涼しさがダイレクトに感じられます。汗がすっと引いて、効果も長続きしそう。旅行やアウトドアのアクティビティにもおすすめです 」（中元さん）

ももの香りと美しい青色のバタフライピーのノンカフェインハーブティー。レモンを搾ると魔法のように青色から紫、さらに鮮やかなピンク色へ。爽やかな酸味とほのかな甘みで、気分をリフレッシュさせて。

「もともとハーブティーは大好き。香りを楽しんで、体の中からスッキリできるミントティもよく飲みます。でも、暑い夏の日、お湯を沸かすのも嫌というときもありますよね……。これは水出しで簡単に作れて、ちょっと丁寧な暮らしをしている気分になれるのも、自己肯定感が高まります！

色がきれいで、香りもさっぱりとしていますね。飲みやすく苦手な人が少なそうな味で、自分で楽しむのはもちろん、お客さまに出しても話が弾みそうです」（中元さん）

スキンケア発想のウォータリージェルテクスチャーが柔らかに香り立ち、時間とともに変化。目覚めをイメージしたリフレッシュ感のある香りは、活力に満ちた気分で1日をスタートさせるのにぴったり。

「肌に塗った瞬間、スーッと軽やかな香りが広がるのも心地いいです。 そして、肌あたりの心地よさもコスメのブランドならでは。

携帯しやすいので、外出中や移動中、ジメジメしてシャワーを浴びたくなることがよくある季節、簡単にスッキリできそうです。 ボトルもシンプルで、ギフトにもぴったりです 」（中元さん）

撮影／森川英里　ヘア＆メイク／上野祐実　スタイリスト／高野麻子　画像デザイン／齋藤春香　取材・文／久保田梓美（インタビュー）・木土さや（アイテム）　企画・構成／木村美紀（yoi）