2023年9月に公開した第1回、2024年3月に公開した第2回に続き、第3回目となる「フェムテック&フェムケアアワード」を公開! 2024年以降に発売されたフェムテック&フェムケアアイテムからyoiがセレクトした全52点のアイテムがノミネート。それらを、yoiに関わるエディターやスタッフ、フェムテック業界の方など25人の審査員がお試しし、特に評価の高かったアイテムを部門ごとに発表します。今回は【グッドデザイン大賞 BEST3】を発表!
グッドデザイン大賞1位:Le Bisou ル・ビズ/PUISSANTE
Le Bisou ル・ビズ ¥17930/PUISSANTE
オブジェのようなルックスが可愛いと大好評!
デザイン部門の1位を獲得したのは、フランスのセルフプレジャーブランド『PUISSANTE(ピュイサント)』から登場したユニークな電動マッサージャー、「Le Bisou (ル・ビズ)」でした! 独特のデザインと医療用グレードのシリコンが生み出す、体の奥に響くような振動と安定感のある使い心地。ヘッドを従来の電マのようにマイク型ではなく、丸い球体にすることで自由な角度で上質なセルフプレジャーを楽しめます。首や肩などのマッサージにも使用可能。完全防水なので丸洗いでき、衛生面も安心です。
推薦コメント
「堂々と部屋に置いておけるルックス。引き出しへわざわざ取りに行くのではなく、最初から部屋に置いてあって、使いたいときにサッと取れるのがいい。セルフプレジャーに対しての意識を変えられそうな画期的なアイテム!」(『フェルマータ』CEO・杉本亜美奈さん)
「まさに、電マを究極におしゃれにしたマッサージャー。性に対するタブーをなくし、プレジャーはヘルシーで楽しいことだと伝えるブランドコンセプトにも共感を覚えます」(ラブピースクラブ広報・山本あやのさん)
「セルフプレジャーだけでなく、マッサージ機器にもなるという幅広い使い方や、箱に書かれたメッセージも素敵。本当の意味での多様性を感じます。コンクリートのスツールの上とかに置いておしゃれに楽しみたい」(モデル・一絵さん)
「積み木やオブジェのようで、そのままインテリアになる可愛らしさ。色はもちろん、外箱まで可愛い!」(集英社yoiエディターズ SPUR編集部所属・道下杏香)
「デザインがおしゃれなので家の中に置きやすそう。ベッドのサイドテーブルに置いておいても違和感がなく、可愛いですよね」(ライター・中西彩乃さん)
「セルフプレジャーグッズを隠しておくのではなく、あえて見せておきたくなるようなデザインに驚きました。インテリアグッズのような追及されたデザインと、深いブルーという色合いが素敵。そして何よりも箱が可愛い! マッサージ用に使えるのもいいですよね」(アイドル・和田彩花さん)
「フランスのこけし版オブジェのよう。トイとしてもパッケージ含めて可愛らしい印象です」(フリーランスPRコンサルタント・池田志乃さん)
「インテリアになじみそうな可愛らしさ。使いやすそうなところもGOOD」(『DISCO』レセプション・川島七海さん)
グッドデザイン大賞2位:メロウドット インティメイトケアオイル/Mellow.(メロウドット®)
メロウドット インティメイトケアオイル 45ml ¥5500/Mellow.(メロウドット®)
天然精油の香りで、柔らかな肌に導く美容ケアオイル
開発者が、産後からデリケートゾーンの不調に悩まされた経験から、デリケートゾーンに触れる成分は厳選して心地よいものを作りたいという思い、そして女性自身のみならず、男性や多様な性を持つ人々の声にも応えるために誕生した『Mellow.(メロウドット®)』。ジェンダーを問わず使えるスタイリッシュなデザインに人気が集中!
皮脂によく似た構造で肌なじみがよいホホバオイルをはじめ、低刺激で浸透性・保湿効果の高いアーモンド、エイジングケア*にもぴったりなアプリコットオイルや、滑らかな使用感のオリーブ由来スクワラン、砂漠の過酷な環境で育ち保水力の高いオプンチアフィクスインジカ種子油(ウチワサボテン)など、選びぬかれた7種のオイルと成分を配合。
*年齢に応じたケアのこと
推薦コメント
「デリケートゾーンの保湿を化粧水を使うような感覚で手軽に、そして相手が誰かに限らず共有できるのが素敵。特定の性別やジェンダー規範に偏らない、どんな立場でも使いやすいデザインも素晴らしいと思います」(アイドル・和田彩花さん)
「すっきりとした可愛らしいパッケージデザインが素敵!」(アダストリア『Mood is me. 』部長・渥美昌子さん)
「ただ置いておくだけで可愛い。使うたびに気分を上げてくれそうです」(集英社yoiエディターズ MAQUIA編集部所属・エディターH)
「シンプルなデザインとコンパクトな見た目で、バッグに入れても目立たなさそう。ヘアオイル的なパッケージも素敵です」(yoi副編集長 福井小夜子)
「シンプルで洗練されたデザイン。ジェンダーレスなデザインなので、恋人とシェアしたくなる」(モデル・SAKURAさん)
グッドデザイン大賞3位:iroha+/iroha+
(左から)iroha+ RINGOTORI・iroha+ KUSHINEZUMI・iroha+YORUKUJIRA 各¥11000/iroha
沿わせたり、挟んだり…多彩な刺激を楽しんで
自分を愛しケアするセルフプレジャーブランド『iroha』。会場では「これ持ってます」、「すごくいいですよ!」というラブコールが続出しました。「iroha」シリーズ(ゆきだるま・ひなざくら・はなみどり)から、パワフル振動とエッジのある形状で、さらに刺激の幅が広がった「iroha+」シリーズがリニューアル。ふんわりとした柔らかさと素肌のようにすべすべした気持ちよさを持つソフトタッチのシリコンはそのままに、新たにリズムパターンを1種類増やし、5種類の強弱振動と3種類のリズムパターンの計8種類の振動と、操作しやすいボタンに改良。
推薦コメント
「くしねずみの見た目が可愛い! 動物の小物みたいな可愛らしさで、どこに置いておいても大丈夫そう」(yoiクリエイター・くどうあやさん)
「ピンクやブルーなどカラフルなセルフプレジャーグッズはたくさんありますが、あえて黒を採用するのが素敵だと思いました。ジェンダーレスだし、いい意味で中立さを感じます」(フォトグラファー・森川英里さん)
「ありそうでなかった、シックな色合いが素敵」(アダストリア『Mood is me. 』部長・渥美昌子さん)
グッドデザイン大賞3位:乳がんリスクチェックキット/DearS(ディアーズ)
乳がんリスクチェックキット ¥9900/DearS
DearS 親愛なる私へ。自分を思いやることは、大切な誰かを笑顔にする
日本人女性の乳がん罹患数は2021年予測で94,400人。女性の約9人に1人が生涯の内で乳がんになると言われており、乳がんの罹患者数は30代から年齢とともに急激に増加していきます。毎日が忙しく、わざわざ病院へ行く時間がなくても自宅で気軽に体の状態をチェックすることができたら…そんな不安を抱くすべての女性たちに寄り添い、サポートしていきたいという想いのもと誕生したセルフ乳がんリスク検査キット。時間も費用もかからず、キットの配送や返送も不要です。その手軽さと、こだわりのデザインから大切な人へプレゼントしたという声も多く聞かれました。体への負担が少なく、定期的な乳がんリスクのセルフチェックにもおすすめ。
*本検査キットはセルフチェックを目的としており、病気の診断の目的としては使用できません。結果にご不安のある方はお近くの病院や乳腺専門クリニックなどの医療機関への相談を推奨いたします。
推薦コメント
「検査キットとは思えないおしゃれな見た目。“大切な人へのギフトにも”とのことですが、中身のメッセージも特別感があっていいなと思いました。温かみのあるデザインなので手に取りたくなるし、もらってもうれしいですね」(集英社yoiエディターズ non-no編集部所属・石井瑛子)
「BOXを開けると、自分へ向けた手紙が入っているというこだわりが素敵。自分のことを大切にしなくてはと思う瞬間になりました。シンプルモダンなデザインとやさしい色味にも惹かれます」(ライター・海渡理恵さん)
「招待状のようなギフトカードになっているのが可愛い。これでチェックしたから大丈夫!というわけではないけれど、乳がん検査時によく聞かれる「怖い、痛い」というイメージを少しでも変えられそうな気がします」(yoiクリエイター・石坂友里さん)
フリーランスPRコンサルタント
ナチュラル系コスメから韓国コスメで、幅広く美容アイテムのPRをサポート。
アダストリア『Mood is me. 』部長
2004年にポイント(現アダストリア)入社。『Heather』のVMDとエリアマネージャーを兼任、『repipi armario』でブランドディレクターや事業部長に従事。2022年より新規事業の立ち上げ準備にかかわる。年齢や性別を問わず、自分の素直なキブン(Mood)に目を向けてフィジカルとメンタルを整え、ポジティブなキブンを引き出すことで「心身ともに健康で美しくあること」を提案するウェルネスブランド『Mood is me.』を、2023年9月にスタート。ブランドのサイトでは、フェムテック・フェムケア商品を多数取り扱っている。
ラブピースクラブ広報
学生時代にジェンダーについて学ぶ中で、デリケートゾーンアイテムやセックストイを輸入販売している『ラブピースクラブ』を知る。「セクシュアルヘルスの観点から女性支援ができるかも」という思いからアルバイトに応募し、そのまま就職に至る。営業職を経て広報担当となり、公式オンラインショップ以外にも着々と販路を拡大中。海外の買い付けも自ら行うなど、さまざまなアプローチでフェムケア業界を盛り上げている。山本さんセレクトの商品を含む、最新のフェムテックアイテムが豊富に揃うオンラインショップはこちら。
ライター
インタビューやヒューマンテーマを主に担当。海外ドラマ&セレブリティ、東南アジア、占いをこよなく好む。
yoi副編集長
入社以来13年間MOREでファッションを担当し、今年の春からyoi編集部副編集長に。吸水ショーツやPMSサプリなど、フェムテック関連のアイテムは昔から積極的に取り入れてきた。今気になっているアイテムは月経ディスク。もうすぐ小学生になる男の子の母。
yoi編集員
2022年の6月にyoiに異動してきた、11年目エディター。yoiでさまざまなフェムテック&フェムケア情報に触れることで日々関心が高まり、いまや吸水ショーツやデリケートゾーンソープは手放せない存在に。
集英社yoiエディターズ non-no編集部所属
女性誌、文芸誌、少女漫画など、各編集部から選出されたyoi委員会メンバーの一人。入社3年目で現在はnon-no編集部に勤務。主にビューティやインタビューページを担当。yoi委員としての仕事を通して、フェムテック&フェムケアやウェルネスに関する知識を日々習得中。
集英社yoiエディターズ MAQUIA編集部所属
yoi委員会メンバー1年目。入社以来MAQUIA編集部に勤務し、主にビューティや、インタビュー企画を担当。フェムケアは初心者ですが吸水ショーツは長らく愛用中。
集英社yoiエディターズ SPUR編集部所属
yoi委員会に所属したばかり。普段はSPUR編集部にて、ファッション/ビューティ担当。ズボラな性格で「時短」「簡単」という言葉に弱いので、面倒くさがりでも楽々試せるフェムテックを探しています。
yoiクリエイター
都内の美術大学に通う大学院生。社会問題に関心を持って活動や研究を行う。イラストと文章を書くことが趣味です。
【yoiクリエイターズとは?】
yoiの読者としての目線を生かし、語学やアート、文章表現などのクリエイティブスキルを発揮して、情報を発信していくクリエイターのこと。ビューティーやウェルネス、カルチャーや社会派の記事など、それぞれの得意分野でyoi読者におすすめのコンテンツを毎月配信します。
yoiクリエイター
1988年、東京生まれ。スカウトされ2001年『週刊朝日』表紙モデルでデビューする。雑誌、広告のほか、CMやMV、SHOW、映画にも出演。韓国人デュオBrown eyesのMVに出演したことをきっかけに、活動の幅を韓国にも広げる。現在はライターや、ときどき韓日翻訳家としても活動中。
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fermata株式会社 CEO
東京大学修士号、London School of Hygiene & Tropical Medicine (英) 公衆衛生博士号取得。
モデル・DJ
岩手県陸前高田市出身 実家はお寺。緻密に変化する表情と端正な身体で広告を主にファッション業界で活躍。スキンケア・韓国コスメに精通しており、韓国でもモデルとして活動。近年ではDJ活動もスタートさせ、ichichan名義のソロDJとlucichi名義のDJ duoで活動。2024年ULTRA JAPANにlucichiで参加。
モデル・イベントオーガナイザー・MC
静岡出身 日本人の父とタンザニア人の母を持つ。レゲエダンサーとして活動後モデルの道へ。持ち前のgrooveで雑誌や広告に出演。2024年には国内最大級フェスのMCを務め多岐に渡り活躍している。現地まで足を運び本場のバイブスを持ち込んだAMAPINIGHTではオーガナイザーとして活動。東京カルチャーを牽引している。
撮影/森川英里 ロゴデザイン/齋藤春香 取材・文/木土さや 企画・構成/yoi編集部