「yoi」読者のみなさん、こんにちは。集英社yoiエディターズ、マキア編集部の木下です。今回は、1年を通して手軽に買える食材であり、腸活や免疫力アップにも最適な「きのこ」をフィーチャー。そんなきのこをたっぷり食べることができるレシピを教えてくださったのは、御年90歳の人気料理研究家・小林まさるさんです。美味しくて簡単なきのこ料理のレパートリーを惜しみなく披露してくださいました♪

この記事を書いたのは・・・
木下理恵

集英社MAQUIA編集部

木下理恵

今年で20周年目を迎えるビューティ誌『MAQUIA』の副編集長。40半ばを迎えて、日々の関心ごとはとにかく健康に生きること・二人の息子の成長とタイドラマ。雑誌『MAQUIA』web『MAQUIAONLINE』もよろしくお願いします!

■教えてくださったのは…

小林まさるさん

料理研究家

小林まさるさん

1933年、樺太生まれ。70歳で息子の妻で料理研究家・小林まさみさんのアシスタントに。テレビや雑誌などの仕事に同行するうちに、自身も料理研究家となる。現在はシニア料理家として、雑誌、単行本、新聞、テレビなどで活躍。著書に『人生は、棚からぼたもち!: 86歳・料理研究家の老後を楽しく味わう30のコツ』(東洋経済新報社)などがある。

食物繊維やビタミンD、β-グルカンなどが 多く含まれ、便秘改善や免疫力アップをサポート

きのこ 腸活 免疫力

きのこは、近年のコロナ禍などの影響もあって、改めて注目が集まっている食材。その理由は、腸活や免疫力アップにいいから。きのこに豊富に含まれる食物繊維には、水に溶けやすい水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維の2種類があり、きのこに多いのは不溶性食物繊維。不溶性食物繊維には、便のかさを増し、腸を刺激する作用があり、便秘改善に効果的なのです。

食物繊維の働きによって血糖値の上昇も緩やかになるので、食べても太りにくいのも魅力。また、免疫機能の働きを助けるビタミンDや、β-グルカンなども含まれています。MAQUIA ONLINEの記事ではそんな優秀食材・きのこを使った簡単レシピを5つご紹介していますが、こちらではそのうち2つの料理をピックアップ。

まいたけとしめじとなめこの卵とじ

きのこ きのこレシピ 小林まさる

3種類のきのこと、玉ねぎ、桜えびをミックスした卵とじ。ふんわりした卵に、きのこと桜えびのうま味が溶け合ったほっと癒される味。食べ応えもあってお腹も心も満たしてくれます。

まいたけとえのきたけのほたて炒め

まいたけ きのこ 小林まさる

きのことほたてから出たうま味とバターのコクが絶妙に混ざり合った箸が止まらない一皿。ほんのりと利いたしょうがが爽やかさをプラス。

以上、どちらも美味しくて腸にもお肌にも良くておまけに簡単!な珠玉のきのこ料理をご紹介しました。「MAQUIA ONLINE」の記事では、全5品の詳しい材料や作り方を掲載。まさるさんの心とからだに優しいレシピで、まだまだ寒い時期を乗り切りたいですね。