yoiが注目するHOTなアイテムをセレクトし、約1カ月間使用した感想をお届けする連載『Try & Report!』。第5回からは“睡眠美容月間”として、秋の夜長を快適に過ごせる&寝ているあいだにキレイになれちゃう睡眠ケアアイテムを4週にわたってご紹介します。

まずは、睡眠療法士×美容師×皮膚科医の3名の専門家と共同開発したブランド『セラティス ドリーミー』の、寝ているあいだの髪ダメージを抑える集中ヘアパックをお試し!

『セラティス ドリーミー』の集中ヘアパックをTry&Report!

セラティス ドリーミーモイストヘアパック

セラティス ドリーミー モイスト ヘアパック(130g)¥1,100(税込)/ヴィークレア https://theratis.com/dreamymoist/

強い日差しから受ける熱や紫外線といった、夏場に蓄積したあらゆるダメージが現れる秋口。気温が徐々に低くなって空気が乾燥しはじめ、髪の毛のパサつきや抜け毛悩みが増えるシーズンでもあり、心なしか私の髪も、いつもより元気がないような…? これから本格的な寒さを迎えてさらなるダメージが加わる前に、保湿ケアで髪を健康な状態に回復しておきたい!

しかし髪の保湿ケアとひと口に言っても、現在のヘアケア市場はサロンクオリティ処方のアイテムが大多数。どれを使ってもそれなりに満足感が得られそう…と迷った末に、『セラティス ドリーミー』のナイトケア発想が心にヒット。独自のナノ保湿成分(ナノコラーゲン*1・ナノヒアルロン酸*2・ナノケラチン*3)や補修成分が寝ているあいだにじっくり浸透し、翌朝のあほ毛やパサつきを抑える「ナイトブースター処方」が特徴の新シリーズです。

[*1…加水分解コラーゲン(保湿)、*2…加水分解ヒアルロン酸(保湿)、*3…加水分解ケラチン(羊毛)(保湿)]

ヘアパックのテクスチャー

本シリーズの中でとりわけ魅力的だったのは、シャンプーとトリートメントのあいだに使用する「モイストヘアパック」。パックをつけたらそのまま洗い流さずにトリートメントを重ねづけする独自のステップで、髪表面の滑らかさが格段にアップするというもの。ぽってりと厚みのあるテクスチャーがリッチな保湿効果を予感させます♪

パックをコームでなじませる

ヘアパックとトリートメントをつけたあとは、時間をおかずに洗い流してOK。浸透力をさらに高めるなら、髪の中間から毛先にかけてコームでまんべんなくなじませるのがポイントです。ちなみに、髪のうるおいよりもアロマ効果を重視する方は、トリートメントのあとに使うのもおすすめ。そうすることでラベンダーの香りが長続きし、オーガニック原料*4のナチュラルな香りがリラックス気分へ導き、睡眠環境をサポートしてくれます。

[*4…ラベンダー花エキス(保湿・香気)]

before&after1

(左)使用前の朝 (右)使用後の朝

翌朝、髪全体に3回手ぐしを通して比較したのがこちら。いずれもお風呂上がりは毛先が内側へまとまるようにブローして、なるべくクセが出ないよう仰向けの姿勢で眠りにつきました。それにもかかわらず、この歴然とした違い!

自分でも「嘘でしょ?」と驚きましたが、ヤラセなしでこの結果です(笑)。使用後の方がするんとまとまってサラサラの手触りに! しかも前日の夜よりも翌朝のほうがうるおっているように感じました。これがナイトブースター処方の力…!?

before&after2

両サイドからの比較でもこの違い。私の髪はレイヤーを入れているため、毛先に寝グセがついたりトップにボリュームが出やすくなっています。それを生かしたスタイリングをするのが定番でしたが、使用後のまとまり感を知った今、ストレートヘアやタイトな外ハネヘアといったスタイルも楽しんでいます♡

仕上がり

朝起きたときにあほ毛やパサつきが出るのは、就寝中に枕との摩擦でキューティクルが傷み、髪内部の水分が蒸発してしまうのが原因のひとつ。夜のうちに髪にうるおいを閉じ込めるのはもちろん、水分蒸発を防いでくれるから使いつづけるうちに髪質改善も期待できるかも!

今回は『セラティス ドリーミー』のライン使いと、いつものヘアケアにモイストヘアパックをプラスする2通りの方法でトライ。仕上がりとして大きな差はないけれど、ライン使いするならパックは週に1回、プラス使いするなら週に2回のほうが美髪効果は得やすいと思いました。

Try&Report 後記

『セラティス』は、20代の女性開発者が朝のスタイリング時にストレスを感じ、「一日の始まりに癒しを届けたい」という想いをきっかけに、睡眠療法士×美容師×皮膚科医の3名の専門家と共同開発したブランド。

睡眠中も癒される調香にこだわったナイトアロマの香りや、翌朝の髪を扱いやすくする処方設計、髪と頭皮に優しいフリー処方を実現し、眠りづらさや朝の髪悩みといった日々のプチストレスを軽減。これからのヘアケアには髪を健康な状態に回復すると同時に、気持ちに余裕をもたらすストレスケアが求められてきそうだと、改めて感じました!

撮影・文/井上ハナエ