体を鍛えるだけでも、心を休めるだけでもない——。NIKEが提案する新しいセルフケアの概念『ホリスティック・フィットネス』とは?
今回は、yoiエディターの種谷がNIKE主催のリトリートツアーに参加。『ホリスティック・フィットネス』を通した、まったく新しいウェルネス体験の様子をレポートします。
ツアーの舞台は、豊かな自然の中でゆったり過ごせるリトリート施設
『アートビオトープ那須』の外観。東京駅から新幹線で1時間半程度とアクセスも良好。
NIKEの『ホリスティック・フィットネス』とは、「ムーブメント(運動)」「マインドフルネス」「栄養」「休息」「つながり」の5つの要素から、包括的にウェルネスをとらえる考え方なんだそう。
そのコンセプトを体感するべく訪れたのは、那須塩原にあるリトリート施設、『アートビオトープ那須』。
敷地内には建築家の石上純也さんによってデザインされた水庭も。もともと伐採予定だった木が植林され、その間を縫うように160もの池が規則的に配置されています。その美しさから、発表当時、特にヨーロッパで大きく評価されたのだそう。中を散歩するだけで、メディテーション効果があるような気が。
これから、1泊2日のリトリートツアーのスタートです!
【①ムーブメント(運動)】ワークアウトで気持ちよく汗を流す
1日目は、15時頃現地に到着。NIKEのウェアに着替えたら、ワークアウトセッションからスタート!
NIKEトレーナーの皆さん、他メディアから参加されたエディターの皆さんと一緒に体を動かしていきます。トレーナーの皆さんのサポートのもと、入念なストレッチに始まり、自己紹介をしながらのゲーム、ランニングやワークアウトを取り入れたリレーなどを体験しました。
輪になってストレッチをしている様子。
ウェアやシューズも優秀!
1日目に私が選んだのは、こちらのウェアとシューズ。ブラトップ『ナイキ スウッシュ ミディアムサポート』に、レギンス『ナイキ ユニバーサ』を組み合わせ、足もとは『ナイキ フリー メトコン 5』のブラックを。
これだけでもシンプルで可愛かったけれど、『ナイキ Dri-FIT ワン ブリーズ』を着て裾を結び、上のストレッチの写真のように少しお腹を見せるようなアレンジを楽しみました。
特に、ブラトップには大感動! これまでは、カップが大きすぎて胸にフィットしなかったり、ホールド感が弱く揺れが気になったり…自分の体にフィットするブラトップになかなか出合えませんでした。
一方『ナイキ スウッシュ ミディアムサポート』は、カップと一体型タイプのため体にぴったりフィットし、浮いたりずれることなくしっかり胸をサポートしてくれました。走ったり手を上げ下げしてもまったくずれないことに驚き。ブラトップで同じような悩みを抱えるかたにおすすめです。
また、レギンスにはサイドポケットがついているのでとても便利! 私はスマートフォンとハーブオイルのロールオンタイプを入れていました。
【②つながり】チームワークでこそ感じられる喜びと充実感
セッションが終わったあとは汗びっしょり。クタクタだったけれど、「体を動かすのって気持ちいいな〜!」と改めて感じることができました。
そして何より、「つながり」の大切さに気づけたこと。数時間前に初めて出会った人と、アイコンタクトを取りながら動いたり、ハイタッチしたり、応援し合ったり…。“体のつながり”が“心のつながり”をつくり、心のつながりがさらにリラックスした雰囲気をつくって距離を縮める。まさに、『ホリスティック・フィットネス』の醍醐味を感じられるセッションでした。
【③栄養】お茶とのペアリングを楽しむヘルシーディナー
運動のあとは、楽しみにしていたディナータイム。健康的に気持ちよく過ごすためには、食事でしっかりと栄養をとることも、大切な要素のひとつですよね。
この日のメニューで新鮮だったのは、なんといっても“お茶”のペアリング。お酒ではなく、煎茶やほうじ茶、紅茶などを、お料理に合わせて楽しみます。
例えば、こちらの「アオリイカと蓮根のタルタル」には、爽やかな香りの「八女煎茶」を。欧米では、 “ソーバーキュリアス” (あえてお酒を飲まないこと)という考え方が浸透していると聞いたことがあったのですが、お酒なしでこんなにお料理を楽しめるなら、まったく物足りなくない! むしろ、もっと色々なお店でこういう選択肢が増えたらいいなと思うほどでした。
【④マインドフルネス】ストレッチ&瞑想セッションで自分の心と体に向き合う
1日目の最後は、ナイキ トレーナー YUINAさんのマインドフルネスセッションで心を休めます。「過去の後悔や未来への心配ではなく、“今、この瞬間”に集中する」とはどういうことなのか。どうすればそのマインドセットに切り替えられるのかについて、ストレッチや瞑想ワークを取り入れながら実践しました。
常に歩きながらスマホを触ったり、食べながらYouTubeを見たり、過去のことをあれこれ考えてしまったり…。忙しい頭や心の状態から離れて静かな場所で自分に向き合うことで、「あれもやらなきゃ」「これをやってない!」と不安ばかりだった頭の中が、シンプルに整理されたような感覚に。
【⑤休息】個室ヴィラで1日頑張った心と体をリラックス
宿泊したお部屋はこちら。『アートビオトープ那須』には、一面森に面した大きなバルコニー付きの個室のヴィラがあり、都内では味わえない大変贅沢な時間を過ごすことができます。
写真左がリビングとバルコニー。写真には写っていませんが、左の壁一面が本棚になっています。写真右は、ベッドスペース。二人で泊まっても十分すぎるほどの広さです。
最終日は、自然の中で体験するプライベートヨガレッスンで1日をフレッシュにスタート
翌日は、朝8時からバルコニーでパーソナルヨガレッスンを体験しました。この日のウェアは、ブラ『ナイキ アレート オール ユー』の上にクルーネック『フレンチテリー クロップトップ』を重ね、レギンスは『ナイキ ゼンビー』を。前日のように激しく動かないので、ブラもレギンスもライトサポートのタイプに変更しました。
バルコニーにヨガマットを敷いて自然の中で行うヨガは、太陽の光や風の音を感じられ、都内のスタジオでは味わえない、とても贅沢な時間でした。
レッスンのあとはみんなで水庭を散策して、リトリートツアーは終了! 一緒に体を動かして2日間を共にしたからか、いつの間にか他のメンバーとの距離も縮まっていたように感じます。
ウェルネスを意識したライフスタイルで、健康な体と心のつながりを見つけて
「ムーブメント(運動)」「マインドフルネス」「栄養」「休息」「つながり」。5つの要素で構成された『ホリスティック・フィットネス』を体験して改めて感じたことは、体と心はつながっているということ。アクティブに動けば、心も自然と解放されていき、心を穏やかにすると体も自然にリラックスしていく。そしてそれは充実した生活、ひいては人生を送るのに役に立つということ。
ストイックに自分を追い込むだけでもなく、じっと座って自分に向き合うだけでもない。心地よいバランスの『ホリスティック・フィットネス』は、今の社会やメンタリティにとてもフィットするコンセプトだと感じました。
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撮影/Saeka Shimada 構成・取材・文/種谷美波(yoi)