心と体がひと晩でリフレッシュ！　都内で箱根の温泉が楽しめる『由縁別邸 代田』に行ってみた

下北沢から徒歩8分の場所に突如現れる、京都のような街並み。東京にいることを忘れさせてくれる安らぎの旅館『由縁別邸 代田（ゆえんべってい だいた）』。都心から10分で、本格的なリトリートが体験できると聞いて行ってきました。

普段はセルフケアアイテムを紹介しているインスタグラム連載  『Time To Chill』ですが、今回はどうしてもyoi読者のみなさんにおすすめしたくて…。心と体が疲れている方にぜひ体験していただきたい、“セルフケア旅”を紹介します！

下北沢の駅から徒歩8分。『由縁別邸 代田』の外観はこんな感じ。まるで温泉街に来たかのような、雰囲気のある佇まいです。歴史を感じる外観なのは、この地域にあった築100年以上のお屋敷から、庭石や建具を譲り受けて使用しているからなんだそう。

伝統とモダンが融合した入り口から中に入ると、エントランスいっぱいにお香のいい香りが。この時点で、完全に都内にいることを忘れてしまいました…。

今回はデラックスツインルームに宿泊。和の落ち着いたインテリアと高い天井、障子から差し込むやわらかい光に心がほっとします。チェックインしたら、さっそく浴衣に着替えてベッドでごろごろ。リラックスタイムのスタートです。

お風呂セットが入ったカゴバッグも可愛い。これがあると、一気に温泉気分が高まりますよね。

さらに高級感を味わいたいなら、お部屋に温泉がついている「露天風呂付きデラックスツインルーム」もおすすめ。いつか泊まってみたいなあ。

4時頃チェックインをしてお部屋でくつろいだあとは、館内にある茶寮で甘味をいただきます。

私は抹茶ラテとほうじ茶プリンをオーダー。甘さ控えめで本格的な抹茶ラテと、香ばしいほうじ茶プリンが最高の相性。とことん自分にご褒美をあげて、最高のセルフケアになりました。夜はバーとしても営業しているそう。

いよいよ、目玉である露天風呂へ。『由縁別邸 代田』では、箱根から直接源泉を運んで使用しているため、下北沢で本格的な温泉が楽しめるというわけ。美肌効果も期待できる「芦ノ湖温泉」だそうです。ヒバの香りを楽しみながら、リラックスした時間を過ごせます。

温泉内にはヒーリング音楽が流れていて、とても幻想的でした。そして、サウナも完備！　アロマアーティストのIZUMI KANさんがプロデュースしたオリジナルアロマが香る、ミストサウナが楽しめます。男性は、ドライサウナが堪能できるそう。

お風呂から上がるとアイス食べ放題のコーナーまで♡  無料で自由にいただくことができます。 また、夜の7時から11時までの時間帯は、お部屋にお茶漬けを届けてくれるサービスも。

夜は敷地内にある「割烹 月かげ」で日本各地の旬の味を堪能しました。

普段はなかなか食べる機会のない、本格的な割烹をいただけて、体も心も幸せに。締めに出てきた炊き込みご飯で、秋を感じました。おいしかった〜。

食事のあとは、『由縁別邸』の向かい側にある『SOJYU（ソジュ）』でスパを堪能。敷地内も浴衣で歩くことができるので、涼しくなった夜の空気を吸いながら向かいました。

「SOJYU」では、全身マッサージやオリジナルアロマオイルを使ったアロママッサージが受けられます。こちらも、ミストサウナのアロマを手がけた、IZUMI KANさんが香りを監修。「感覚を研ぎ澄まし、本来の自分に戻る」がテーマなんだそう。SIN KOKYU（深呼吸）や、TAIKAN（体感）など、5つの感覚にアプローチするオリジナルアロマオイルから、その日の気分や体調に合わせて選ぶことができます。

私は「HANAYAGI」という香りを選択。フローラルで心を穏やかにしてくれるというこの香りには、ラバンジングロッソ／パルマローザ／ゼラニウム／ホーウッド／マンダリン／イランイランがブレンドされています。

マッサージが終わると白湯をいただけるのですが、不思議と少し甘く感じたんです！　これはアロママッサージによって五感が冴えた証拠だそう。仕事のことをこんなにも考えずにリラックスしたのは、久しぶりでした。

翌日は、朝７時半に起床。昨日のアロママッサージのおかげか、朝はとてもすっきり目覚めることができた気がする。朝食も、前菜、食事、煮物、焼き物…とボリュームたっぷり！

着替えてチェックアウトをし、仕事の打ち合わせに向かいました。温泉旅館から仕事場に直行できるなんて、新鮮。敷地を出ると、すぐ目の前が小田急線 世田谷代田駅です。

スパと温泉だけの日帰りプランや、記念日プランもあるので、気になった方はぜひチェックしてみてください！　私は、仕事のアイデアが浮かばないときにワーケーションでも利用してみたいと思います♪

そのほか、連載『Time to Chill』では、
国内外のセルフケアアイテムを動画で紹介。
ぜひそちらもご覧ください！

写真・文／Chii 企画・編集／種谷美波（yoi）