心地よさを求めて、yoiが考えるファッションストーリー。第4弾【スポーツ×共有】では、進化し続けるスポーツミックスのスタイルを実現してくれるスポーツ&アウトドアブランドの最新アイテムをご紹介。大切な人と共有する服、空間や時間。自分や相手を、もっと大切に思える、そんなファッションを楽しんで。
冬のアウターと言えば、「ザ・ノース・フェイス」。数多くあるアウターの中でも、トレンドに左右されず、ベーシックに長年愛用できるのが、“キャンプシエラショート”。
1970年に発売した、アウトドア用ダウンパーカの原型ともいえるシエラパーカのデザインを継承するジャケットで、リサイクル素材を活用して現代風にアップデートされた。往年のモデルを意識した、どこか懐かしい色合いやボックスシルエットが、ほかのアイテムとも合わせやすい。腰に巻いてもシルエットが変わって、ブラウンのレイヤードが楽しめる新鮮なスタイリングに。
アウターのカラーとマッチさせたのは、「パタゴニア」のロングセラー、“ヒップ・パック”のミニサイズ。1リットルの容量で、スマホ、小銭、家の鍵など、日々の生活に必要なものが十分に入って便利に使える。
男女問わず人気の高い「アシックス」の“GELシリーズ”(左)。トレイルシューズのソールを採用し、クロスカントリーシューズから着想を得たというアッパー、軽量性とクッション性を併せ持つミッドソールで、街中はもちろん、トレッキングなどのアウトドアシーンでも使える優秀な一足。
1947年にフランスで創業した「サロモン」より、定期的にリリースされる人気作“ACS PRO”(右)はトップアスリートたちに愛されてきた歴史ある一足。ホールド感や通気性やクッション性の高さ、どんなスタイリングにもマッチするデザインが人気の理由。「ナイキ」のミントグリーンのショートパンツにもマッチするスモーキーなブルーが目を引く。
リサイクル素材を使用している、フェアトレード製品である、女性をサポートしている……何かひとつでも共感でき、尊敬できる信念や理念を掲げるブランドのアイテムを身につけることで心地よさを得られる、そんな機会が増えている。
スポーツミックスというファッショントレンドの中にも、心地よさを追求できるブランドが数多くある。日々の生活に取り入れることで、ファッションをより豊かに楽しめそう。
1枚目左(Paloma)
ダウンジャケット¥51,700/ザ・ノース・フェイス(株式会社ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)
フリース¥46,200/ヤエカ(ヤエカ アパートメント ストア)
中に着たボディースーツ¥19,800/ヨー ビオトープ(ビオトープ)
ショートパンツ¥6,875/ロサンゼルス アパレル(ロサンゼルス アパレル ジャパン)
スニーカー (メンズ) ¥14,300/アシックス(アシックスジャパン株式会社 お客様相談室)
ウエストバッグ¥5,500/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス)
ソックス/スタイリスト私物
1枚目右(Marco)
腰に巻いたダウンジャケット¥51,700/ザ・ノース・フェイス(株式会社ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)
フリース¥46,200/ヤエカ(ヤエカ アパートメント ストア)
中に着たジップアップニット¥79,200/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)
ショートパンツ¥4,950/ナイキ(ナイキ カスタマーサービス)
スニーカー¥33,000/サロモン(サロモンコールセンター)
ソックス/スタイリスト私物
問い合わせ先
・アシックスジャパン株式会社 お客様相談室 0120-068-806
・株式会社ゴールドウィン カスタマーサービスセンター 0120-307-560
・サロモンコールセンター 03-6631-0837
・ナイキ カスタマーサービス 0120-6453-77
・パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447
・ビオトープ 0120-298-133
・ヤエカ アパートメント ストア 03-5708-5586
・リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238
・ロサンゼルス アパレル ジャパン 03-5726-8717
フォトグラファー
1998年生まれ、秋田県出身。東京工芸大学写真学科中退。
2017年に発表された作品群「hill」を皮切りに、作品展示、パブリケーションを通して、実験的な作品を多数発表している。主な作品に「autonomy」(2019)、「project "cejitos"」(2023)など。
撮影/青木柊野(W) スタイリスト/小笠原夏未 ヘア&メイク/小嶋克佳(Tron) モデル/Marco(BRAVO MODELS)、Paloma(ASCEND MODELS) 構成・取材・文/多田綾子