yoiで提案しているファッションウェルネスを軸に、ライター堀越さんが今気になるアイテムを試着、リアルな使用感をお届けする連載『着心地のいい服 Dig&Report!』。第41回は、『ザ・ノース・フェイス』と『ハイク』の新作コラボウェアをdig。
『TNFH ザ・ノース・フェイス×ハイク』の新作コラボウェアをDig & Report!

『TNFH THE NORTH FACE × HYKE』とは
TNFH THE NORTH FACE × HYKE(ティー エヌ エフ エイチ ザ ノース フェイス ハイク)は『ザ・ノース・フェイス』と『ハイク』による、トレイルランニングに特化した新たなコラボレーションプロジェクト。〈THE NORTH FACEが長年培ってきたトレイルランニングに特化したプロダクトデザインと機能性に、HYKE独自のデザインスタイルを融合させる〉というコンセプトのもと、プロジェクトを展開しています。
ジーティーエックストレイルジャケット

ジーティーエックストレイルジャケット(レディース) ¥60500/TNFH ザ・ノース・フェイス×ハイク
今までも何度かコラボレーションを発表してきた『ザ・ノース・フェイス』と『ハイク』。昨年2月からスタートしたプロジェクト『TNFH』は、トレイルランニングに特化したスタイルが展開されています。そのサードシーズンとなる、2025年春夏コレクションがついに発売されました! 今回はその中から、トレイルジャケットとトレイルショーツを試着してみます。

セットで着用するとこんな感じ。ウィメンズ・メンズともに同じ形で、サイズ違いが展開されています。カラーは全アイテム2色展開で、こちらのブラックのほかにファルコングレーがあります。

素材は『ザ・ノース・フェイス』定番の防水シェル素材「GORE-TEX PRODUCTS」を採用しています。フロントには止水ファスナーを使っているので、悪天候の中でのランニングも安心。雨に濡れても冷えにくく、体温をキープできます。薄くて軽いので、フェスでも活躍しそう!

サイドにポケットがあるのですが、その上の胸部にはファスナーがついており、こちらはポケットではありません。実は『TNFH』コレクションで展開されている「トレイルパック」のためのファスナー。ベスト型のバッグで、ドリンクやスマホなどを収納できるようになっており、その「トレイルパック」へすぐアクセスできるようになっているんです。
フードをかぶってみると、つばの部分が少しだけ出っ張っていて、硬さもありました。後ろにはサイズ調節のためのドローコードもあり、頭の形にフィットさせることも可能。走ってもフードが取れにくく、雨や日差しもカットできそうです。
トレイルショーツ

トレイルショーツ(レディース) ¥27500/TNFH ザ・ノース・フェイス×ハイク

トレイルジャケットとぜひセットで着用したいのが、トレイルショーツ。表面にはリサイクルナイロンを、肌面にはポリプロピレンを配した素材を採用しており、汗をかいても肌離れがよくドライなはき心地が続きます。
丈はランニングショーツにしては長めですが、例えばゆるっとしたTシャツと合わせたり、タンクトップを着てきれいな色のシャツをはおったりといった、夏のラフなコーデにも着回せそう。

左側の裾にはコラボのロゴ入り。この潔いシンプルさが『ザ・ノース・フェイス』と『ハイク』両ブランドらしくて、モチベーションも上がります。

両サイドと右後ろにそれぞれポケットがありますが、もうひとつ腰部分にもファスナー付きポケットが。ここは薄くて腰にフィットする形なので、スマホなど少し重さのあるものを入れてもポケットの中で動き回りません。
ランニングが好きな方、今年の春から運動を始めたいと思っている方はもちろんのこと、ファッションアイテムとしても汎用性の高い『TNFH ザ・ノース・フェイス×ハイク』。完売前にぜひチェックして、ランニングをもっと楽しんでみてください!

ライター
主にwebメディアで活動。文化女子大学(現・文化学園大学)でファッションを学び、ショップスタッフとして5年ほど勤務経験あり。身長が170cmあり、服のサイズ選びが難しい。プチプラファッションに目がなかったが、yoiでの執筆を機にウェルネスに開眼。ファッションウェルネスについて絶賛勉強中。
撮影/柳 香穂(製品) 取材・文/堀越美香子 企画・構成/福井小夜子(yoi)