yoiでもたびたびその効果やおすすめのアイテムについてお伝えしている、注目の成分「CBD(カンナビジオール)」。世界じゅうで市場を広げており、日本でもすでに400以上のブランドがあるといわれていますが、まだまだ「使い方がわからない」「自分に合ったものが見つからない」という声も。
「そんな現状を変えたい!」と、過去にCBDの効果によって自身の体調が改善した経験があるという代表の山﨑水葵さんが立ち上げたのが、新トリートブランド『hu(フー)』。ビジュアルもコンセプトも、これまでのCBDのイメージを覆すようなプロダクト全21種を、2月3日にいっせいローンチ! 発売当日に行われたイベントには、ブランドのご意見番として商品開発時にアドバイスも行なった、クリエイター・モデルとして若い世代を中心に絶大な支持を誇るkemioさんと、モデル・プロデューサー・アーティストと幅広く活躍する植野有砂さんが駆けつけ、CBDについてのトークセッションが開催されました。
どんな人でもCBDを楽しめる、充実のプロダクトバリエーション
ブランドのコンセプトは、「本来的なじぶんらしさを取り戻す“ひと息の余白”を、CBDプロダクトを通して提供する」こと。「初心者からCBD愛用者まで、どんな人でもCBDを楽しめるように」という代表・山﨑さんの思いから、バリエーションとクオリティにとことんこだわって製作しています。
イベント会場には、CBDを配合したリキッドを蒸気化して吸うデバイス「CBD VAPE」全7色、ベイプにセットするリキッド「CBD POD」5種、舌下摂取して楽しむ「CBD OIL」3種、CBDを配合した入浴剤「CBD BATH FLAKE」3種×2サイズがずらりと並び、来場者がその場でプロダクトを試していました。ジェンダーレスでミニマルなデザインが可愛く、どれも思わず手に取りたくなるものばかり!
kemioさん、植野有砂さんと『hu』の出合いは?
(左から)山﨑水葵さん、植野有砂さん、kemioさん。
代表の山﨑さん、kemioさん、植野有砂さんによる発売記念トークセッションは超満員! 海外でも活躍するお二人が見た欧米のCBD市場の動向や、商品の開発秘話などについて、息の合ったトークで来場者を楽しませてくれました。クローズドで行われたイベントでしたが、特別にトーク内容の一部をレポートします♡
――kemioさんと植野さんが『hu』の応援隊になったきっかけは?
kemioさん:僕は、『hu』の最初のビジュアル撮影にモデルとして声をかけていただいて、山﨑さんに出会いました。そのときに、自分の知らないCBDの知識についてや、『hu』がどんなメッセージを日本の皆さんに伝えたいのかというお話を聞いて、「わ〜! すごい!」って感銘を受けたんです!
その出会いがきっかけで、僕がアメリカで見てきたCBD市場などについてお話をさせていただくようになりました。例えば、僕が住んでいるニューヨークでは、バスソルトにCBDが入っているものが多く展開されていて、僕のまわりでも使ってる友達が多いんです。そのことをお伝えしたのがきっかけで、今回の新プロダクトのひとつにバスソルトが加わりました。
植野有砂さんは、つねに世界じゅうを飛び回っていて、まだ日本には入って来ていない海外のものについての情報も発信している方。植野さんには日本のCBDマーケティングはどういうふうに見えているんだろう、と思って「有砂さんというお友達がいるんですけど…」と、山﨑さんにご紹介したんです。
植野さん:私は、日本でCBDが広まる前に海外で自分でも試していた経験があったりしたので、プロダクトのデザインについてのアドバイスで力になれることがあるんじゃないかなと思って、参加させていただきました。
ベイプのカラーは、全7色のうちMagentaとPowderPinkと、ピンク系のカラーがふたつあるんですけど、それは私がピンクが大好きだから(笑)。CBDってちょっと男性的なイメージもあるので、それを払拭する意味でも「絶対にピンクのものがあったら可愛いです!」ってお願いして、サンプルを2パターン作ってもらいました。そうしたら、2パターンとも可愛くて…。選べないので、両方やっちゃいましょう! ってことになったんです。
kemioさんと植野有砂さんが見た、海外のCBD市場
――海外ではCBDはどのくらい広まっているのでしょうか?
kemioさん:日本といちばん違うのは、スーパーのレジ横にも普通にCBDの商品が置いてあるところですね! あとは、ニューヨークはコーヒー屋さんがすごく多いのですが、コーヒーにCBDオイルを垂らすオプションを選べるところもあるんです。日常生活でも、かなりCBDが身近なものになってきているなと思いますね。
植野さん:CBDに関する世界の市場調査や分析を行なっているNew Frontier dataによると、2020年の時点でも、全米で90%の方がCBDを知っていて、5人に1人の方が使用していたそうですよ。私が初めてCBDに出合ったのはロサンゼルスにあるオーガニックスーパーだったのですが、そこのCBDコーナーは渡米するたびに大きくなっているし、商品のバリエーションもどんどん増えているんです! 店員さんにおすすめを聞くと、「こういうときにはこの商品がいいよ」と具体的に教えてくれて、サプリメントのような感覚で買えるようになっています。インフルエンサーの方々がSNSで紹介しているのを目にすることも多くなってきましたね。
kemioさんと植野さんにとっての、「本来的なじぶんらしさ」とは?
仲のよい二人のトークは終始盛り上がり、約30分のイベントはあっという間に終盤に。最後に設けられた質疑応答タイムで、yoiからお二人に、ブランドコンセプトにちなんだこんな質問を投げかけてみました。
――『hu』のブランドコンセプトは「本来的なじぶんらしさを取り戻す“ひと息の余白”を、CBDプロダクトを通して提供する」ですが、お二人が思う「本来的なじぶんらしさ」とはどんなものでしょうか? また、どんなときに「本来的なじぶんらしさ」を感じますか?
植野さん:素敵な質問ですね〜! 私は、(テンションが)上がっても下がってもいない、フラットでニュートラルな状態の自分が、本来の自分かなと思っていますね。家でリラックスしていて、何にも追われていない。締め切りもなければ、やらなきゃいけないことも終わって、リフレッシュしているとき。あとは、ブルーライトから離れているとき(笑)!
kemioさん:僕は、自分をいじめていないときだと思います! やっぱり忙しいときとか、カツカツしているときって、自分のことを下に見ちゃったりとか、自分にリスペクトがなくなるんですけど、そうではないとき。有砂さんが言うように、テンションの波がない状態のときは、自分らしさが保てているなって思います。…でも、半年くらいそんな状態がないかも(泣)。CBDの力も借りて、そんな時間を探している最中です!
植野さん:kemioくんは海外に引っ越したことで、新たな自分らしさを見つけたり、ゆっくりできる時間も少しできたんじゃない?
kemioさん:そうですね。東京にいるときは、すべてが近いじゃないですか。人との距離も近いし、どんな場所もすぐ行けちゃうし。だから毎日何かしら予定が入っていて、一人になっていろいろ考える時間がなかったんですけど、アメリカに引っ越してきてすぐのうちは友達もいなかったので、一人で考える時間がゆっくり取れました。そんな時間のなかで、自分ってこういうことが好きだったんだとか、こういうことが嫌いなんだっていうような発見もありましたね。
植野さん:それはよかったね! ずーっと自分をオンにしてなきゃいけない状態のときって、自分らしさがどこにあるのかもよくわからなくなってしまうもんね。そういう時間を持てたのはいい経験だったね。
kemioさん:自分の時間って取っていいんだ! って思いました。取ってくださいね皆さんも、自分の時間!
試してみたいCBDアイテムが必ず見つかる! 全21種の商品ラインナップ
「ローンチの時点でここまで展開を広げ、在庫を抱えるのは怖かったけれど、みんなが自分に合ったものを選べるように」と、代表の山﨑さんが熱意を持って開発した21種もの商品ラインナップを詳しくご紹介!
●hu CBD VAPE Device
会場でいちばん目を引いていたのは、こちらのVAPE Device。別売りのCBDリキッドのPODをセットして、いつでも手軽に蒸気を吸うことができるアイテムです。どんな人でも手に取りやすいデザインと、ファッションに合わせて選べる多彩なカラーが魅力!
●hu CBD POD
全5種 各¥3,820
VAPEにセットして使うPOD。高品質なCBDを高濃度(15%)配合したリキッドを、VAPEで熱して気化したものを吸うことができます。Shine Muscat・Lychee・Lemon Sour・Citrus Menthol・Apple Pieの5種のフレーバーは、どれも天然香料を使用しており、味のおいしさも妥協を許さず作ったとのこと。ちなみに、代表・山﨑さんのおすすめは Apple Pie だそう!
●hu CBD OIL
hu OIL Orange Chamomile(3%)¥4,180・hu OIL Jasmine StarAnise(5%)¥4,920・hu OIL Lavender Lemon(10%)¥6,280
好みに合わせて、Orange Chamomile(3%)・Jasmine StarAnise(5%)・Lavender Lemon(10%)とCBDの濃度とフレーバーを選べるオイル。舌下に垂らして味わったり、飲みものにまぜたり、湯船に垂らしたり…気分やお悩みに合わせて使い方はアレンジしてOK!
●hu CBD BathFlake
全3種(50g)¥1,680・(600g)¥10,480
kemioさんの意見から誕生したバスフレークは、オイルと同じく、Orange Chamomile・Jasmine StarAnise・Lavender Lemonの3種のフレーバーが。写真の小分けパウチのもののほかに、約20回使用できるボトルタイプも。CBD初心者でも、入浴剤ならトライしやすい!
年内には新たに、CBDグミの発売も予定しているとのこと。「hu」とひと息ついて、ゆっくり自分と向き合う時間をつくるために、CBDのチカラを借りてみるのもいいかも?
撮影/TOWA 取材・文・企画・編集/木村美紀(yoi)