寝るぎりぎりまでスマホを触ってしまい寝つけない、就寝時間が不規則、つい夜更かしをしてしまう…。そんな睡眠の悩みを、毎日の楽しみに変えるアプリがあるのを知っていますか? それが、“眠るほどに物語が進む”睡眠習慣管理アプリ『よひつじの森』。
規則正しい就寝や、就寝前のデジタルデトックス習慣を継続することで、ひつじのキャラクター「ヨル」とともにストーリーを進めていく、という仕組み。実用性だけでなく、「物語がめちゃくちゃ面白い!」とTwitterで話題になったアプリを、睡眠に悩みを抱えるエディターMが体験してレポートします!
寝つき最悪の編集Mがアプリを試してみた
寝つきの悪さに悩みはじめてかれこれ8年ほど。特に、終日デスクワークで体を動かしていない日、緊張する仕事の前日、寝る直前までPCやスマホの画面を見ていた日は、入眠に驚くほど時間がかかります。とはいえ、これといった対策もせず、「こういうものか」と半ばあきらめていました。そんな私が、睡眠習慣の改善にいいとの評判を聞きつけ、『よひつじの森』アプリを使ってみることに。
STEP1:理想的な睡眠スケジュールを決める
まずは、自分の理想とする就寝時間、起床時間を設定します。私は早寝、早起きのほうが日中調子がよいため、理想の睡眠スケジュールを22:30〜5:50にセット。達成できるかは非常に怪しいですが、一応目標は高く…。
STEP2:好みに合わせて詳細を設定
次に、睡眠時に流れるヒーリング音楽の再生時間や、夜更かししてもOKとみなす日、朝の起床報告のON・OFFなどを、好みに合わせて設定していきます。上から5段目の「デジタルデトックス通知」をONにすると、おやすみモード中にメールや電話、SNSなどのアプリを開くと「スマホを閉じましょう」と通知が来て、3回以上でデジタルデトックス失敗とみなされるそう。「寝ようと思ってもつい通知が来るとスマホを開いてしまう」という人にはうれしい機能です。ちょっとでもスマホを触ると、ほんの1秒ほどで通知が来るので、ついベッドでもスマホを見つづけてしまう私にとっては、かなり効果ありでした!(笑)
STEP3:あとは寝るだけ!
設定ができたら、あとは寝るだけ。目標の時間を目指してベッドに入りたいところですが、毎日達成できなくてもOKとし、可能な範囲でゆるく始めることに。
自分の“ベスト睡眠時間”が見えてくる!
初日は11時前に就寝。ホーム画面の「ねむる」ボタンを押すと、おやすみモードが開始し、焚き木をイメージしたヒーリング音楽がゆっくりと流れはじめます。正直、始める前は「本当に意味があるのかな」と半信半疑でしたが、なんと音楽が消えたのを確認できないまま入眠に成功…!
夜中に一度トイレに行きましたが、6時までおおむね問題なく眠れました。当初設定した目標の睡眠時間もほぼ達成! 起床後は、アプリに起きた時間を打ち込んでいきます。しばらく記録を続けると、カレンダー画面にひつじが1匹ずつ並んでいき、それまでの睡眠時間のグラフや、目標睡眠時間達成率などのデータを見ることができます。さらに、入眠時のヒーリング音楽も、波の音やさえずりなど、聴けるバリエーションが増えていくので、飽きずに楽しむことができます。
睡眠は大切だとわかっていても、忙しいとついついおろそかにしてしまいますよね。このアプリをつけはじめて以降、「昨晩はよく寝たはずなのに、なぜか体が疲れている」「夕方以降眠くて仕方がない」という日、アプリを見てみたらその週の睡眠がしっかり取れていないことがわかりました。これはかなり大きな発見! 記録をつけていくうちに、「6時間以下しか寝られていないと夕方疲れやすい」とか「7時間寝られると仕事の効率が上がりやすい」など自分のリズムが見えてきて、「昨日は寝られなかったから、今日は早く帰ろう」などと、行動も睡眠中心に考えられるようになってきました。
そして、今SNSでも賛否が分かれて話題なのが、このアプリの大きな特徴のひとつである、ひつじの主人公「ヨル」の物語。私はまだそこまではたどり着けていませんが、2カ月ほど使っていくと、“大きな秘密”が明らかになり、思いもよらない展開に入っていくんだとか。これは頑張って2カ月続けたい…!
睡眠記録アプリとしてはもちろん、ゲームや漫画を読み進めるような感覚で楽しめる『よひつじの森』。寝つきが悪い方、デジタルデトックスしたい方、物語が気になる方は、試してみる価値ありです。
・1カ月プラン:480円 / 月
・3カ月プラン:980円 / 3カ月(月額約327円)※14日間の無料トライアル有
・年間プラン:3,000円 / 12カ月(月額250円)
文/種谷美波(yoi)