9月3日は「秋の睡眠の日」! 睡眠健康推進機構により、春(3月18日)とともに年2回、睡眠健康への意識を高めることを目的に制定された日です。そこでyoi編集部では、良質な睡眠へ導くと今話題のアイテムをセレクト。良質な睡眠を求める人におすすめの睡眠グッズをライターMがお試しして、その効果や使用感をレビューします!


2回目は、太陽光の移ろいを表現できる『フィリップス 』の光目覚まし時計「SmartSleep ウェイクアップ ライト」をピックアップ!

就寝と起床に合わせて明るさが変わる“光目覚まし時計”

フィリップス  スマートライト ベッドサイドでの使用シーン

SmartSleep ウェイクアップ ライト ¥14,960(編集部調べ)/フィリップス・ジャパン

『フィリップス』の光目覚まし時計「SmartSleep ウェイクアップ ライト」は、世界的にヒットしている睡眠グッズ。子育てや夜勤などで不規則な時間に寝起きしたり、冬場で外が暗い時間に起床したりするときに、設定した時間に音が鳴るだけでなく、太陽光のように温かい光がつき、自然と目覚める心地よさを感じられるというもの。

眠っているときも人はまぶたを通して光を感じるため、少しずつ光を取り入れることでスムーズに目覚める準備ができるんだそう。就寝時と起床時のベッドルームの光を、こんなふうに生活サイクルに合わせて最適化してくれるアイテムで、寝室の位置する方角や窓の有無にかかわらず、太陽光のような心地よい明かりを体感できるってうれしいですよね。

光のサポートで、自然に眠り、自然に起きる習慣がつく!

ウェイクアップライト

ではさっそくお試し。就寝時に光が徐々に暗くなる“スリープライト”モードにし、翌朝には“ウェイクアップライト”とヒーリング音源によるアラームをセットして試してみました。普段は、ベッドに入る際に部屋の白色灯を消して真っ暗にしても、しばらく目に意識がいってなかなか寝つけない私。それが、スリープライトモードで、淡いオレンジから夕日のような赤色にゆっくり変化する光の中では、目が疲れる感覚が減ったように感じました。

設定した時間に合わせて自動でライトが消えるのも便利! たまに、ウトウトし始めたときに照明の電源をオフするのが面倒くさくて、つけっぱなしで朝まで寝ちゃったなんてこともなくなりそうです。

ウェイクアップライトの色温度の変化

朝の目覚ましでは、設定した起床時間の約30分前から色温度の高い赤い光が点灯し、徐々に明るく白っぽい光になっていき、時間になるとアラームがオン。日頃、10分間隔で大音量のスマホのアラームをかけているくらい寝起きが悪い私は、「ウェイクアップライト」の野鳥のさえずりや波音などのヒーリング音源のアラームでは、最初はすぐに目覚められず…(笑)。でも、無理やり起こされた感がなく、気持ちよく起床できました。

その後数日間、就寝時にスリープライトモード、目覚ましにウェイクアップライトモードで使ってみたら、すっきり起きられるように。うっかり二度寝をしてしまうことも減り、寝起きがすっきりよくなったのを実感できました。最新の睡眠科学、すごい!

就寝中にどれだけ体を休められているか、これはもちろん大事なこと。加えて、入眠から目覚めるときまでの環境次第で、日中の生活の質も変わります。就寝中だけでなく寝起きのコンディションも整えることが、健康的な生活サイクルにつながるのを改めて感じました。

取材・文/政年美代子