少し前まであまりなじみのなかった「吸水ショーツ」ですが、今や多くの人にとって、なくてはならないアイテムになっているのではないでしょうか。しかし女性にとって漏れの不安は、下着選び以外にも多くのシーンで起こりうるもの。

そこで、ファッションブランド『Peri.』が着目したのは、海やプールでの入水シーン。池内優海さんと金紗羅さんという二人の女性が、女性特有の周期による漏れの不安や、自分たち自身が水着をまとったときの過度な肌の露出に違和感を感じたことがきっかけで、「水着に選択肢を増やしたい」と『Peri.』を設立。入水時の漏れの不安を緩和する「吸水型スイムウェア」を開発しました。

『Peri.』のアイテムを着用した5名の集合写真

海やプールはもちろん日常生活でも使える『Peri.』の「吸水型スイムウェア」

同ブランドは、水着の開発にあたり、ファッション業界で活躍するモデルやインフルエンサー、さらには日常的に水に入る場面の多いマリンスポーツを行うアスリート、海・プールで働くライフセイバーなどに幅広くアンケートを実施。計150名から集めた意見や想いが反映されたこだわりのアイテムは、吸水機能を持つボトム以外にも、サーフパンツ、ブロックトップ、チェストバインダートップなど、計4つのラインナップが展開されています。

普段の生活であれば、生理期間中は下半身がすっぽりと覆われるボトムを選んだり、生理用品もいくつかあるものから選んで使うことができますが、そもそも水着は露出部分が多く、選択肢がぐっと狭まりますよね。『Peri.』のスイムウェアは、合計5層のレイヤーになっている吸水力の高い特殊な生地が用いられていて機能性に優れているうえに、デザイン性にもこだわっています。多い日は普段のサニタリーアイテムと併用し、少ない日にはこれ1枚で、漏れ防止とおしゃれを同時に楽しむことができそうです。

『Peri.』のアイテムを着用したモデルのビジュアルイメージ

「海やプールに入っている間の漏れが不安」「汚してしまうのが怖くて、おしゃれを楽しめない」といった不安は誰しも一度は感じたことがあるのでは。その不安に寄り添ってくれる『Peri.』オリジナルアイテムは、海やプールに行く機会が多くなるこれからの季節、生理とともに生きるすべての人の味方になってくれそうな予感!

さらに、トップスやサーフパンツはブランドコンセプトに従い、水着でありながら露出が少ないものに。「『男性らしさ』や『女性らしさ』にとらわれず、すべての人に楽しんでほしい」というブランドからのメッセージを、ジェンダーニュートラルなデザインから存分に感じられます。これらのアイテムは、吸水ボトムと合わせてスイムウェアとして楽しむことはもちろん、デニムやスカートなど普段着用のボトムスと合わせて日常使いもOK。組み合わせも着用シーンも自由に選ぶことができます。

水着の多様性を目指しクラウドファンディングをスタート!

開発された水着は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて2022年7月31日までの期間限定で特別価格で販売中。返礼品として、開発商品の水着単品、セット、オリジナル洗濯ネットが用意されていて、水着単品とセットにはオリジナル洗濯ネットがもれなくついてきます。水着や下着の洗濯にはネットが必須なのでうれしい特典ですね。

吸水ボトムの写真

ブロックトップの写真

同ブランドはプロジェクト発表とともに、「私たちはこの商品を通して、体の悩みや健康と向き合うことの大切さを謳い、 ”当たり前”だと思い込んでいた固定概念から抜け出し、誰もが『平等な自由』を得られる社会作りに貢献します」とコメント。

詳しくは、クラウドファンディング「水着に選択肢を!吸水型&ジェンダーニュートラルなスイムウェア」ページをご覧ください。 

構成・文/前原悠花 画像提供/合同会社Peri.