生理やPMS(月経前症候群)など女性特有の不調は、「つらくても、どう対策すればいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。ここでは、生理やホルモンの悩みを抱えながら、10代からアイドルとして活躍してきた和田彩花さんにインタビュー。「自分なりのメソッドを見つけ、少しずつ不調とうまく付き合えるようになってきた」という和田さんに、ブルーデイの過ごし方や、女性の“ホルモン”に着目した新しいアプリ『ソフィBe』を活用したセルフケアについて教えてもらいました。
相談できないし、対策もわからない不調で不安を抱えていました
ユニ・チャーム株式会社(以下ユニ・チャーム)が行った調査※によると、多くの女性が生理以外の「なんとなく不調」を感じ、さらに不調による“パフォーマンスの低下”を経験しているという。和田さん自身もまさに同じように悩み、生理痛やPMSに振り回され、つらい経験をしてきたと語る。
和田さん:昔から、生理中よりも生理前のほうが不調を感じることが多くて、頭痛、むくみ、眠気、いわゆるPMSの症状はすべて当てはまるタイプでした。特につらかったのは、大学生のとき。生理不順もあったので、いつ生理が来るかもわからず、症状が現れたらとにかく我慢してやり過ごす、という日々でした。
毎月訪れるものだからこそ、痛みや不快感も当たり前のものとして受け止めるしかない。当時は知識もなく、その不調が改善できるものだとは思いもしなかったんです。
仕事の現場でも、調子がいいときは明るく饒舌なほうですが、不調のときは周囲からも心配されるようなテンションになってしまうことがあって。指摘されて初めて自分の状態に気づきました。
このままではいけないと思い、婦人科を受診するように。悩みがあれば、お医者さんに相談するようにしました。今は、先生におすすめしてもらった、生活リズムを整えるルーティンや日々の体調のメモを取ることなどを実践して、自分なりに不調と向き合っています。
※2024年8月WEB調査 不調を感じたことのある15~49歳の女性(724名)
和田さんのブルーデイを乗り切る3つのアイディアとは
PMSや生理期間中を少しでもラクにするために、和田さんが実践している3つのアイディアを教えてもらいました!
1・朝日を浴び、軽い運動をして、一日のリズムを作る
もともとメンタルが不安定になりやすく、気持ちの落ち込みがPMSの症状の中でも特に悩みだったという和田さん。ブルーなときは一日中寝込むこともあったけど、最近始めたモーニングルーティンにより変化を実感しているそう。
和田さん:ズルズルと調子が戻らないというときもあるので、生活リズムを作り、ブルーデイがやってきても振り回されないようにしています。
朝はまず散歩に行くことからスタート。朝日を浴び、体を動かすと気持ちいいし、犬たちがお散歩する姿を眺めるのも楽しみに。それでもやる気が出ないときは、YouTubeの動画を観ながらヨガをすることも。
この新習慣を取り入れるまでは、調子がいいときにやるべきことを一気にこなし、悪い時は休むという、極端な生活でした。生活をきちんとコントロールしていくことが今の私の目標です。
2・ノンカフェインドリンクで、自分を労わる時間を
憂鬱なブルーデイに和田さんがもうひとつ大事にしているのは、自分を労わること。
和田さん:生理前から胃腸が絶不調になるんです。普段は大好きなコーヒーも、飲みたい気持ちにならないので、そんなときはノンカフェインのプーアル茶をいただくとホッとしますね。
どうしようもなく気持ちが塞ぐときは、キャンドルの癒し効果でリラックス。ただ火の揺らぎを眺める、ゆったりした時間が大好きなんです。キャンプの焚き火に近いのかもしれませんね。
3・『ソフィBe』で自分の体調を把握する
毎日をより快適に過ごすために、和田さんが新たに取り入れたのは、ユニ・チャームが展開する『ソフィ』が開発した生理管理アプリ『ソフィBe』。和田さんは『ソフィBe』を使うようになり、生理日に加えてホルモン&体調を記録し振り返ることで、不調の原因に気づけるようになったそう。
和田さん:『ソフィBe』を使うまでは、自分のホルモンバランスが体調にどんな影響を与えているのか、あまり考えたことがなかったんです。
アプリがホルモン周期をグラフにしてくれるので、生理中だけではなく、常に起きているホルモンの変化が可視化されて驚きました。同時に“こんなふうにホルモンには波があるんだ!”、“今自分は〇〇期にいるんだ”とわかり、安心感につながっています。
女性にとって日々の不調はあたりまえになってしまうから、改めて向き合うことってなかなかないですよね。『ソフィBe』を使ってみると、事前に体調の変化を予測できて、予防策も考えられるので、より前向きなマインドで過ごせる気がしています。
ホルモングラフに加え、AIチャット機能も
生理日やその日の調子を記録するだけで、ホルモンの変化と気分の関係がわかるホルモングラフ(写真上)。和田さんにとってホルモンの波がわかったことは何よりのベネフィットだったそう。
和田さん:自分の体調を予測できるので、予定が立てやすくなりました。美術館へ行くのが好きなのですが、この週は調子がよさそうだから美術展に行こうとか、この週は調子が悪そうだから友達との約束は減らしてリラックスして過ごそうとか。
もう一歩進んで、家族やパートナーに心身の状態をシェアすることができたら、コミュニケーションのすれ違いや摩擦も減らせそう。
不調を改善するためのアプローチとして、自分のコンディションを把握することも大事ですよね。
生理痛の重さや経血量、心のバロメーターをチェックする項目もあって、記録することで今まで意識もしていなかったことへの気づきに。この記録があると、病院で相談をするときなどにも伝えやすくなるはず。タップするだけでいいから、無理なく続けられています。
いつでも相談ができる“AIチャット”もおすすめの機能ですね。AIパートナーとの会話は親しみやすい言葉遣いでわかりやすく、胸の内を吐き出しやすいんですよ。もらえるアドバイスも適切で、取り組みやすいのも気に入っています。
もちろん、まだまだ不調に悩まされる日はあるけれど、こんなふうにアプリの力を借りたり、自分に合うセルフケアを試したりしてうまく付き合っていけたら。ホルモンのせいでやりたいことをあきらめることなく、自分らしく過ごしていきたいと思っています。
和田さんが使っている『ソフィBe』ってこんなアプリ
今回、和田さんが紹介してくれた『ソフィBe』は、医師・専門家監修のもとに制作された新しい生理管理アプリ。
『ソフィBe』がフォーカスするのは、ホルモンと体調の関係。好調と不調の原因に気づくことで、自分らしい毎日を過ごせるようにサポートしてくれます。管理は簡単で、生理日をタップし記録するだけでホルモンの波がひと目でわかり、より効果的なケアができるように。
AIチャット機能を搭載しているので、人には言いにくい悩みや疑問も相談しやすく、ぴったりのアドバイスをもらうことも可能。
さらに、自分らしく妊活するための「妊活モード」も搭載。妊活のすすめ方ガイドや、パートナーとの共有機能などを提供し、さまざまなライフステージにいる女性に寄り添ってくれるコンテンツが充実しています。
撮影/wacci 取材・文/横溝桃子 構成/福井小夜子(yoi)