体と心の健康に高い関心を持つ人気お笑いコンビ、空気階段の水川かたまりさん。インタビュー前編では、高校生時代からの睡眠遍歴を語っていただきました。後編では、かたまりさんが普段実践している入眠ルーティンや、おすすめの快眠グッズを教えてもらいました。

パジャマ¥38500/NOWHAW 中に着たTシャツ¥22000/アー・ペー・セー カスタマーサービス(アー・ペー・セー)
寝る2時間前に「ヤクルト1000」を飲んで、ぬるめのお風呂に10〜15分つかる

——かたまりさんの入眠ルーティンを教えてください。
かたまりさん:まず、寝る2時間ほど前に、睡眠の質を高めてくれる「ヤクルト1000」を1本飲むようにしています。それからお風呂へ。できるだけ湯船につかるようにしていて、40度のお湯に10〜15分くらいが理想です。疲れているときはシャワーで済ませることもあるんですが、お風呂に入って体温を上げるとスムーズに眠れるので必ず入りますね。
風呂上がりは常温水を一杯

スウェット¥16500/KAIMEN 中に着たロンT¥18700/アー・ペー・セー カスタマーサービス(アー・ペー・セー) パンツ¥39600/アンデコレイデッド 靴下¥4620/真下商事(パンセラ)
かたまりさん:お風呂上がりはできるだけ目への刺激を減らしたいので、「TrueDark」のブルーライトカットサングラスをかけます。サッカー選手が実践しているという記事を読んで取り入れてみましたけど、いいですね。そして、次に常温水を一杯飲んで水分補給。夜中にトイレで起きないように、それ以降は基本的に飲みものは控えています。 ちなみに、カフェインは18時以降はとらないと決めています。日中はコーヒーを2〜3杯飲みますが。
サッカー部仕込みの全身ストレッチ&マッサージを15分


かたまりさん:内ももや骨盤、わき腹、首や肩など、高校の部活でしていたストレッチとマッサージで、15分くらいかけて全身の筋肉の緊張をほぐします。サッカー部だったので、股関節をほぐす動きが多いですね。睡眠と直接関係があるかはわからないんですけど。
体が疲れ切っているときは、電動マッサージガンを使うことも。ストレッチをするかしないかで寝付きも寝起きもかなり変わってくるので、どれだけ寝るのが遅くなってもこれだけは15年以上欠かさずしています。
寝ながらできる“ボディスキャン瞑想”でいつの間にか寝落ち

かたまりさん:ストレッチが終わったら、寝ながらできるボディスキャン瞑想をします。まずベッドに横たわり、深呼吸を一回。そのあと、足の指先、かかと、そしてふくらはぎというように、順番に体へ意識を向けていくんです。まるで体をスキャンするように。そうしているうちに、いつの間にか寝ちゃってます。
これが毎晩、どこにいるときも行なっている入眠ルーティンです。単独ツアーなどで地方のホテルに滞在するときは、翌日の舞台にコンディションMAXで立ちたいので、通常のルーティンに加えて、ホテルの近くにあるサウナに行き、帰ってきたら部屋でマッサージを受けます。そのあと吸入器でのどをケアし、マヌカハニーを舐めてから寝るようにしています。それと、自宅から持参したポータブル加湿器も使っていますね。
ちなみに、いつも寝ているマットレスは、「西川AiR」の「[エアー SX]マットレス」(※編集部注/ フィット感と硬度、高弾力性を兼ね備えた、エアーシリーズの最上位モデルで、アスリートからも支持されるマットレス)。奮発して購入したんですが、すごくいいです。あお向けでも横向きになっても、いちばんいい姿勢に保ってくれるので。
枕は「ブレインスリープ ピロー(スタンダード)」(※編集部注/放熱性が高いため、頭の温度を下げて深い眠りにつける。また、3層構造で頭が浮いてるかのような感覚になるフィット&ホールド感で人気の枕)。10年前に高校のときから使っていた枕が壊れて、そこからずっと合う枕がなくて悩んでいたんですけど、数年前にこの枕をいただいて使ったら悩みが解消されました。
より深い眠りを求めるときや二度寝するときは「ホットアイマスク」で遮光

かたまりさん:家でより深い眠りを求めるときや二度寝するとき、移動中、外でパワーナップをするときは、「めぐリズム 蒸気でホットアイマスク」を愛用しています。例えば、新幹線で早朝移動のときは、自宅から駅までのタクシーの中ですでにホットアイマスクをつけて、新幹線で眠るまでの道中に極力目に光が入らないように心がけています。そして、席に着いたら、ネックピローも準備してリラックスした状態で眠るようにしていますね。
外で寝るときは、焚き火や川のせせらぎ音でリラックス

かたまりさん:移動中や、外でパワーナップをするときは、「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」で光を遮るだけでなく、SpotifyやYouTubeで配信されている焚き火や雨、川のせせらぎなどの音を聴いて外部の音をシャットダウン。自分だけの睡眠世界に入れるようにしています。
死ぬ前日まで最高の睡眠をつきつめたい
——今後試してみたい快眠テクニックやアイテムはありますか?
かたまりさん:お笑い芸人・きつねの大津(広次)さんは睡眠の知識が豊富で、いろいろと情報交換をするんですけど、大津さんは寝る前に安眠効果がある玉ねぎを食べるらしくて、今度試してみようかなと思っています。あと、アイテムはリカバリーパジャマと、「Gravity」の加重アイマスクが気になっていて、もう少し下調べしてよさそうなら買いたいと思っているところです。
——最後に、睡眠人生の最終的なゴールはどこにありますか?
かたまりさん:入眠ルーティンやアイテムをこれからもつきつめていきたいですね。やっぱり、死ぬ前日までよい睡眠を得たいですし、死ぬときも最高の睡眠をとったまま終わることができたら最高ですね。
問い合わせ先
アー・ペー・セー カスタマーサービス ●0120・500・990
アンデコレイデッド ●03・3794・4037
KAIMEN ■Kaimenproducts@gmail.com
NOWHAW ■info@nowhaw.com
真下商事 ●03・6412・7081
撮影/芹澤信次 ヘア&メイク/山口春菜 スタイリスト/辻村真理 取材・文/海渡理恵 企画・構成/福井小夜子(yoi)