【女性誌エディターが愛用中の入浴剤8選】リラックス・疲労回復・スイッチオフ…癒し効果は絶大！

お風呂時間のリラックス気分をさらに高めてくれるヘビロテアイテムが『アユーラ』のバスパウダー「蓬香草湯α」。お仕事モードのスイッチをスッとオフしてくれるんです。

中身はこんな感じ。こちらはヨモギ、ヨクイニン、甜茶などの植物成分が入ったものです。パッケージを開けた瞬間からハーバルグリーンの香りがふわーっと漂い、すでにお湯に浸かる前から癒やされる感が。

お湯にさっと溶けるとミルキーグリーンになって、なめらかなお湯質に包み込まれる感覚にうっとり。「浴用化粧料」と記載があるように、肌がとってもなめらかになるといううれしいポイントも。体を温めてくれるだけでなく、スキンケアブランドならではの使用感の虜です。

写真・文／渡辺真衣（MORE）

これはいい！と思ったのがこちら、『ホットタブ』の「薬用 HOT TAB WELLNESS」です。昔から炭酸泉は体にいいといいますが、血管を拡張し、血流を促すことで体温をアップさせるのは、実は炭酸ガスの泡そのものではなく、炭酸ガスがお湯に溶け込むことで生まれる「重炭酸イオン」。

HOT TABは、直径約3センチの小さめタブレットを一度の入浴につき3個使用します。硬いタブレットが15分ほどの時間をかけて少しずつお湯に溶けることで重炭酸イオンを生み出すのだそうで、36～41℃のぬるめのお湯で、ゆっくり15分以上つかることがポイント。

気がつくと肌に小さな泡がまとわりついていて、軽くなでると、とても滑らかで気持ちいい。お湯の温度が低いので、お風呂から上がると、体の内側からジワジワとくる温かさがあって、時間がたっても冷めない感じは、寒い季節になると違いを実感します。

写真・文／すぎ（MyAge）

『ecostore』の「バブルバス」は、きめこまやかな泡と、天然のエッセンシャルオイルの香りが楽しめる入浴料。「泡風呂が待っている･･･！」と思えば、おっくうなバスタイムも楽しみに。シャワーでお湯を溜め、10㎝くらいの深さになったところで「バブルバス」を投入。シャワーの水圧で勝手に泡立つので、お湯がたまった頃にはモッコモコの泡風呂の完成！ 思わず深呼吸したくなるラベンダーの香りに、時間がたってもヘタらない泡。イヤイヤ入ったつもりが長風呂になることも多々あります。

バスルームへの足取りが重い人に全力でオススメしたい！ 本当に疲れている日こそ手に取りたくなるアイテムです。

写真・文／青栁里奈（Seventeen） 製品撮影／山崎ユミ

入浴剤大好きな私が、最近出合ったお気に入りがこちら。『発酵温浴nifu』の「enzyme bath essence」。

発酵温浴というのは、いわゆる酵素風呂。パウダー状のヒノキ（オガクズ）や、米ぬかを発酵させることで熱を生み出し体を温める、乾式の温浴方法です。そんな発酵温浴専門のサロンを展開している『発酵温浴nifu』が、その自然なぬくもりを自宅でも体験できるようにと発売したのがリキッドタイプの入浴剤「enzyme bath essence」。

ほのかに感じるヒノキの香りも、とろみのあるなめらかな肌あたりも、癒し効果抜群。アトピー体質で肌の弱い私でも安心して使えます。ボトル1本で約1カ月使用できるのも嬉しいところです。

写真・文／すぎ（MyAge）

短時間で効率よく心身を癒したい & 発汗したい！ と効能重視で入浴剤を探していたところ、よいアイテムに出会いました！　パインニードルオイル（松葉油）に、保温効果を高める6種の有効成分を配合した薬用入浴剤「パインハイセンス」。

弱アルカリ性の医薬部外品で、下記の16もの効能が謳われています。
【神経痛・リウマチ・腰痛・冷え症・産前産後の冷え症・痔・肩のコリ・うちみ・くじき・疲労回復・荒れ性・あせも・しもやけ・あかぎれ・にきび・しっしん】

なかでも特に私が気になるのは、年々ひどくなる体の冷えと、日々のデスクワークによって蓄積した肩こり。入浴でこれらのお悩みが緩和されるならばうれしいかぎ！ とさっそく浴室へ。

蓋を開けると、柑橘のように爽やかながら少しクセのある香りがふわっと広がり、鮮やかなオレンジ色のパウダーがお目見え。
 
パウダーの色そのままの鮮やかなオレンジ色の湯になるのを想像していたところ、オレンジと緑のあいだくらいの穏やかな色みに。いざ湯につかってみると体の芯からポカポカと温まり、普段使っている入浴剤よりも早く汗がにじんでくる気がします。湯船から上がったあとも温かさが持続し、満足感のあるバスタイムとなりました。

写真・文／山本理恵（non-no）

とにかく寝ても寝ても疲れが取れない…という深刻な状況を変えてくれた入浴剤が「養生薬湯」。体を芯から温め、おうちのお風呂がその名の通り「養生（＝生命を養う）」してくれるお湯に変わるんです！

代謝促進や鎮痛で知られるボウイ、トウキ、センキュウ、チンピ、ガイヨウ、サンシシの６種類の生薬が配合。写真のように黄緑色のお湯からは、生薬独特の香りが。漢方っぽい薬草の香りだけでなく、柑橘っぽい爽やかさもあって、クセになるんです。

あとは、とにかく冷えに絶大な効果を感じるのも、自信を持っておすすめしたい理由のひとつ。体が温まって血行がよくなり、疲労回復、さらには肌ツヤまでよくなったような気がします。

写真・文／田畑紫陽子（BAILA)　商品撮影／佐藤健太

心身の揺らぎにそっと寄り添ってくれる入浴剤に出合いました！

アイセイ薬局オリジナルブランド『KuSu』の「薬用入浴剤 生活の木 フレッシュフローラルの香り〈医薬部外品〉」です。『KuSu』は、日々患者さんと向き合う1500人もの薬剤師さんの意見をもとに、製品の企画・開発を行なっているんだそう。こちらの入浴剤も、香り、質感、成分など、すべてにブランドの熱意とこだわりを感じるアイテムです。

パウダーには、椿オイル、豆乳、クレイ、海水乾燥物など、天然のうるおい成分がたっぷり配合されているため、「さらさら」ではなく、写真のようにちょっとダマになるくらい「しっとり」とした質感。

いざお湯に溶かしてみると、ゼラニウム、ベルガモット、フランキンセンスなどがブレンドされたアロマの香りが浴室いっぱいに広がり、癒しのひとときがスタート…。さらに、香りだけでなく、肩こりや疲労、冷え性にも有効な成分が配合されているところも大事なポイント。かなりとろみのある乳白色のお湯が体全体を包んで、しっかりと温めてくれますリモートワークでこり固まった体がほぐされていくような気分でした。

文／種谷美波（yoi）　写真／橋口恵一

癒しの香りと名高い『メディテーションバス』ですが、私もまんまと虜になってしまいました……。いちばんの推しポイントは、香り。ローズマリーやカモミールをブレンドしたハーブ系の香り...と言いつつ、何にも例えられない唯一無二の絶妙な香りで、無限に深呼吸をしたくなるような中毒性のある香りなんです。

バスタイムが大好きでいろいろな入浴剤を試してきましたが、使い勝手のよさ・香り・保湿力・お風呂上がりの満足度・浴槽の汚れなさ・コスパ、とすべてがそろっていて、今一番のお気に入りです。

写真・文／青栁里奈（Seventeen） 商品写真／伊藤奈穂実