yoiが注目するHOTなアイテムをセレクトし、約1カ月間使用した感想をお届けする連載「Try & Report!」。第51回は、人間に備わる菌をケアして美と健康を支える『KINS(キンズ)』の、9月26日に新発売した高機能乳液をお試し!

『KINS』の高機能乳液をTry & Report!

KINSをライン使い

産婦人科医に取材した際に、人間は産まれた瞬間から菌に感染すると聞いて衝撃を受けたことがあります。無菌状態の胎内から母体の外へ出ると菌の定着がスタートし、その後は環境中のあらゆるところから全身に入り込んで菌が住みつくように。定着した菌は“常在菌”と呼ばれ、そのバランスと働きは体の健康状態に深く関わってくるのです。つまり、私たちと共に生きている常在菌の状態を最適に保ち、うまく味方につければ健康と美によい作用をもたらすきっかけに♡

そんな菌を意識した生活=菌ケアを追求し、菌に特化した事業を展開して注目を集めているブランドが『KINS』です。“菌の変態”のあだ名をもつ代表の下川さんを筆頭に、さまざまなプロダクトや菌バランス検査、生活習慣の提案など幅広いアプローチで菌ケアの大切さを広めています。

その中で、肌のうるおいを保つ皮膚常在菌(美肌菌)を守るスキンケアシリーズは主に美容面をサポート。今年の秋は、乾燥を嫌う美肌菌にとって居心地のいい肌環境に着目し、うるおいとツヤに満ちた肌へと導く「KINS MILK」が登場しました!

KINS MILK

KINS MILK(30g)¥3,480/KINS https://yourkins.com/

どんなに美肌菌を増やすお手入れをしたところで、うるおい不足の肌では十分に役目を発揮できず、乾燥状態が改善されない負のスパイラルに陥りがち。「KINS MILK」は美肌菌が健やかに働くために、まずは角層と表皮をしっかりうるおすことが重要という発想から生まれた高機能乳液♪ 角層をすみずみまでうるおわせるキー成分には、赤ちゃんの肌に多く、成人になると減少する菌の発酵エキスを採用しています。

角層が薄くて外部環境の影響を受けやすい赤ちゃんの肌は、短期間でカサカサしたり乳児湿疹ができたりと不安定な状態にもかかわらず、ぷりぷりの弾力をキープしていますよね。このことから赤ちゃんの肌は優れた菌によって守られていると考え、キー成分の採用に至ったのだそうです。

KINS MILK テクスチャー

キー成分のほかにも、加齢とともに減少してしまうセラミドの役目を補うべく、肌になじみやすい擬似セラミド&3つのヒト型セラミドを配合。これらの保湿成分を角層のラメラ構造と同じ構造をもつ乳化粒子にブレンドし、高い浸透性を実現しています。乳液とクリームの中間をいくマイルドなテクスチャーは、コクがありながら素早く肌へ密着!

KINS MILK 使い方1

1回の使用量は、製品の裏面にプリントされているイラストをぜひ参考に。美肌菌にとってはシンプルなスキンケアステップがおすすめというブランドの考えから、適切な使用量を提案してくれているのです。開封後に捨ててしまう外箱だけでなく、製品本体にわかりやすく記載されているので、使う直前にも確認できてありがたい♡

KINS MILK 使い方2

お試し期間中は、同スキンケアシリーズの導入美容液と保湿美容液も組み合わせて使用。乾燥ダメージを受けて乱れた肌のキメを惜しみないうるおいで包み込み、美肌菌を全力でおもてなし! 個人的には肌になじませてから1時間ほど経った状態が、肌のふわっとした柔らかさを実感できて好みでした。まさに赤ちゃんのようで…!

ベタつきや皮脂のテカリ感などもなく、普段は油分アイテムを敬遠している人も使いやすいはず。必要なうるおいだけを与えてくれるような使用感がとにかく気持ちいい♪

起床後すぐの肌状態を比較!

KINS MILK Before&After

(左)『KINS』を使い始める前 (右)使用から1カ月後

連載記事の47回目50回目でもお伝えしたとおり、夏から秋にかけて私の肌状態はゆらぎまくりで…。ようやく肌の回復期に突入したと喜んだのも束の間、秋ならではの乾燥が押し寄せ、いわゆる美肌菌にとって居心地の悪い肌環境に。特に朝起きたときの乾燥がひどく、手で軽く押さえると乾燥小ジワがくっきり。日中は保湿力の高いリキッドファンデーションを塗っていても粉をふくレベルでした。

ところが、「KINS MILK」を使って3日目あたりから肌触りに変化が! カサカサとした手触りはあれど、肌のハリ感が少しずつカムバックしてきたのです! 使い続けるうちにキメが整っていくのが見た目にもわかり、1カ月経つ頃には起床後すぐでも頬にツヤがピカリ。美肌菌が居心地のいい肌環境と判断してくれたのかと思うと、懐かなかった動物が心を許して近寄ってきてくれたのに似た感動があります(感涙)。

Try & Report! 後記

KINS MILK 乳酸菌サプリで中からケアも

じつは難病指定されている炎症性腸疾患があり、腸内環境がかなり乱れやすい私。それゆえに日々実感しているのが、肌の状態を整えるためには腸からのアプローチも不可欠ということ。摂取した栄養や水分は腸で再吸収されて全身に巡っていくため、肌が乾燥しているのは、腸内環境が乱れてうるおいが行き届いてない可能性があるのです。

腸内環境を健やかに保つ腸活の知識はあるとはいえ、健康的な生活はなかなか習慣化されないのが現状で…(苦笑)。それでもどうにか自分の体と向き合い、体調に合わせて乳酸菌サプリメントを使い分けています。体質に合う・合わないがある乳酸菌ですが、『KINS』が8月10日に発売した2種類のサプリ(機能性表示食品)は私にとってかなり相性◎。

写真下の「スキンプラス(¥10,152)」は肌のうるおいを逃しにくくする機能が認められた“乳酸菌H61”が配合されており、今回のお試しとセットで飲んでみたらスキンケアの効果をより感じやすく! 写真上の「ガットプラス(¥10,152)」は乳酸菌のほかに善玉菌のエサとなる成分が豊富で、お腹が張って便通がいまいちなときに飲むとスッキリしました。菌を味方につける菌ケア習慣、外側と内側のダブルで攻めるのがおすすめです♡

撮影・文/井上ハナエ