yoiのビューティウェルネス特集、今回は季節の変わり目に多いかゆみや赤み、ひりつきなどの肌トラブル、揺らぎがちな“敏感肌”がテーマ第1回は、『オサジ』のセンシティブ スキン プロテクト バームをご紹介します。

敏感肌とは?

ここ近年増えているとされる“敏感肌”。主な症状は、少しの刺激でも肌がヒリヒリしたり、かゆみや乾燥ですが、実は敏感肌には明確な定義や病名はありません。肌の感受性が高まりバリア機能が低下、さまざまな刺激に対して敏感になっている状態を表します。普通肌であっても、季節や体調などによって、一時的に敏感肌に傾くという人も。

敏感肌の原因には、スギ花粉やPM2.5などのアレルゲンや食生活の変化、環境汚染などの原因に加えて、生活リズムの乱れやストレスの増加、服や化粧品に対する意識の高まり、エアコンの普及による室内の乾燥、清潔志向からくる“洗いすぎ”によるバリア機能の低下が増加理由として考えられています。(情報提供:資生堂)

敏感肌にとって真に安全な化粧品を追求するスキンケアブランド『OSAJI(オサジ)』とは

2017年、創設者である茂田正和によってOSAJIは誕生。異業種から化粧品開発者としての道を歩み始めたきっかけは、美容に造詣の深い母親に起こった不慮の交通事故でした。それまでさまざまな化粧品を使い、最終的に植物の恵みを使った自然派化粧品を愛好していた母親は、事故の精神的ストレスから皮膚疾患を起こし、愛用の化粧品を一切受け付けなくなってしまいました。過敏になった母親の肌を救ったのは、自然由来でもオーガニックでもない、ごくごくシンプルな処方の低刺激コスメたち。希少な植物エキスや高価な原料が肌にいいとは限らないという事実を不思議に思った茂田は、肌と化粧品の関係に魅せられ、敏感肌にとって真に安全な化粧品の追求を決意。皮膚科学の研究と、キッチンでの化粧品づくりをスタートしました。

江戸時代の侍医師たちは、匙で薬を調合することから“御匙(おさじ)”と呼ばれていました。肌は心身の健康を司る大きな臓器であり、化粧品が届く角質層には多くの機能が眠っています。「OSAJI」の名は、将軍や大名の健康を支えていた彼らにならい、OSAJIの適切なスキンケアの提案を通して、現代社会における“御匙”となるように願いが込められています。

今回の最新敏感肌アイテムは…【オサジ センシティブ スキン プロテクト バーム】

敏感肌 オサジ センシティブ スキン プロテクト バーム

センシティブ スキン プロテクト バーム 70g ¥3630 ・14g ¥1980/オサジ

今回は、うるおいの保護膜で乾燥や花粉などの外的刺激から肌を守る『オサジ』の「センシティブ スキン プロテクト バーム」をピックアップします。

低刺激の成分を厳選して配合!超敏感肌のためのプロテクトバーム

オサジ センシティブ スキン プロテクト バーム 2

「センシティブ スキン プロテクト バーム」は、顔・からだを外的刺激*から守る、低刺激処方のスキンバーム。角質層のうるおい低下により肌のバリア機能が乱れた状態が続くと、肌トラブルを引き起こす要因になることも。

そこで、敏感な肌でも安心して使えるよう、乾燥から守るワセリンのほか、生体親和性が高い野菜由来のエモリエント成分など厳選した成分をバランスよく配合。べたつきにくく伸びの良い軽やかなテクスチャーを実現しました。カサつきがちな肌表面をすばやく滑らかに整えながら、うるおいの保護膜で乾燥や花粉などの外的刺激から肌を守ります。マスクの擦れが気になる箇所にもおすすめ。

皮膚科学に基づき、敏感肌にとって真に必要な化粧品を追求し続けているOSAJIが、特に着目したのは「アレルギーリスク」。化粧品による皮膚トラブルの中で、最も頻度が多いものは、使用されている成分に対するアレルギー=接触皮膚炎なのだそう。すでに肌トラブルが起こっている場合、アレルギー要因成分を含む化粧品の使用を控えることが不可欠ですが、化粧品には数え切れないほどの成分が含まれていて、どの成分にアレルギーを起こしているかを知ることは、皮膚アレルギーの専門家でも容易ではありません。

化粧品から皮膚アレルギーを起こす可能性のある成分を可能な限り排除し、自分に合う化粧品がなかなか見つからない方、環境などで肌が揺らぎやすい方にも毎日使用していただける化粧品を実現。肌がゆらいでいる時や、一時的に肌に刺激を感じるときも、ごくごくシンプルなステップでストレスフリーに肌をケアできます。

*乾燥ダメージや花粉などの空気中の汚れ、アレルゲン等

実際に美容ライターが使ってみた!お試しレビュー

オサジ センシティブ スキン プロテクト バーム 3

実際に『センシティブ スキン プロテクト バーム』を試してみました。

やや硬めのテクスチャーですが、肌の上でなじませるとバターのようにとけていき、肌の上で薄い皮膜をつくってくれるような感覚があります。

オサジ センシティブ スキン プロテクト バームを実際に試してみた

ここ最近は保育園でインフルエンザが大流行していて、私もマスクを着用していることが多いのですが、そのせいか、ちょうどマスクがあたる頬にポツポツとした赤みが出たり、乾燥しがちな時期は口角が切れてしまったり…と、肌トラブルが絶えないのです。というわけで、外的刺激から守りたい箇所に塗布してみました。

いつもはマスクを外すと頬に赤みが出て、ひどいときには吹き出物化してしまうのですが、『センシティブ スキン プロテクト バーム』を塗ると、赤みもなく、何事もなかったように通常モードの肌が維持できるのです。ふと、友人の子がアトピーで食事中に口を拭くのも刺激になってしまうから、食事前に口まわりにバームを塗って保護しているという話を思い出しました。これまで、うるおい膜で肌を守るという発想がなかったのですが、実際に体感してみると、何で今までやらかなったんだろう…と後悔してしまうほど。

14gという持ち歩きにも便利なミニサイズもあるので、ポーチの中に1つ入れておくのが定番となりそうです♪

撮影/柳 香穂 画像デザイン/前原悠花 取材・文・構成/木土さや