【女性誌エディター愛用！敏感肌・乾燥肌対策スキンケア10選】デリケートな肌にも安心、優しく潤うお守りコスメ

フランスのスキンケアブランド『アベンヌ』の名品、「アベンヌ　ウオーター」。美容に詳しい友人から「すごくいい！」とすすめられたのをきっかけに使ってみたところ、驚くほどそのよさを実感しました。

フランス・アベンヌ村に湧き出る温泉水を、空気に触れさせることなく源泉からそのままボトリングした「アベンヌ ウオーター」は、カルシウムとマグネシウムがたっぷりに含まれた、“肌にいい水”。肌のうるおいバリアをサポートしたり、きめをキープしたりしてくれるんだとか。私は友人のすすめ通り、洗顔後すぐに顔全体に吹きかけ、ある程度なじませてから化粧水をつける、という順番で使ってみました。

驚いたのはその使用感。温泉に行ったあと、肌がすべすべになっている現象に近い感覚でしょうか…。「アベンヌ ウオーター」を使うと化粧水がしっかり浸透して、あと肌が確実にいつもよりふっくらしている感じが！　最新の美容成分が入っているわけではないけれど、使ったその日から私のスキンケアに「なくてはならないもの」になっています。やはり名品といわれているだけある、と納得。顔以外に、全身のケアに使ってもOK。ベタベタしたボディクリームを塗りたくない夏場は、全身にこれを吹きかけています。

写真・文／種谷美波（yoi）

重症花粉症持ちの私の人生をバラ色に変えてくれたのが「イハダ アレルスクリーン EX」です。特許技術である“イオンの透明ベール”によって花粉やウイルス、PM2.5が顔や髪に付着するのを防ぐスプレー。イハダを顔全体にシューッとスプレーして出かけたその日から、「ややや…なんか違う。いや、全然違う！！」とその効果をリアルに実感。くしゃみ鼻水だけでなく、目のかゆみもまったくなく過ごせたのです。試しに、同じく花粉症の夫にもすすめて使ってみてもらったところ「これ、すごいね！」とたちまち大ファンに。

自分や夫の知人友人で花粉症があると聞くと、まるで資生堂薬品の社員でもあるかのように「だったらこれ！絶対おすすめだから使ってみて！」と前のめり気味にオススメし、これまでいったい何十人をイハダファンに取り込んできたことか（笑）。メイクの上から使ってもまったく問題なし。無香料で、もともとトラブル肌をケアするブランドのアイテムだけあって肌に優しいのもうれしいポイントです。

写真・文／浅香淳子（yoi）

うるおいに満たされた肌を取り戻すべく、あれこれ試してみてよかったのが、化粧水の前に使用するこちらの導入液です。

この導入液は、昨年12月にデビューしたブランド『AHRES（アーレス）』のもの。写真でもわかる通り、二層式。皮脂成分に近い「スクワランオイル（※1）」と、体内と同じミネラルバランスを持つ「海洋深層水（※2）」を、7：3の黄金比率で配合。この割合のおかげで、しっかりとオイルの厚みやこっくり感を感じつつ、するっとなじんでべたつきにくいという絶妙なテクスチャーを実現。洗顔後のまっさらな肌に優しくのばすと、硬くなった肌をゆるやかにほぐしてくれるのがわかります。

化粧水を重ねたときに驚くのが浸透のよさ！　それもそのはず、この導入液がうるおいの通り道を作ってくれるそうで、すばやくうるおいをキャッチして肌に引き込んでくれるんだとか。スキンケアの効果が感じにくくなったな、という人にこそ使ってほしい、スキンケアの新たな一手！

※１ スクワラン（エモリエント成分）　※２ 海水(保湿成分）
写真・文／西脇温（eclat）

漢方発想で選ばれたナチュラルな天然由来成分×先端の皮膚科学で、年齢肌の強い味方『ドモホルンリンクル』。「保湿液」や「クリーム20」など、これはいい！と思う商品はほかにもあるのですが、今回、私が強く推したいのは、こちら。「泡の柔肌パック」です。

ボトルを縦に10回ほど振って手に取ると、まるでマシュマロのようにムッチリとふくれ上がります。

塗るタイプのパックだと、通常「目のまわりや口元を避けて」塗り広げるようにとの指示が多いのですが、実は小ジワだのなんだのと、いちばんケアしたいのは目元・口元だったりしませんか？　その点、このパックは弾力があって肌に密着し、泡がへたりにくいので、目元口元ギリギリまで使えて、さらには目を閉じてフタをしてしまっても大丈夫。塗るというより、できるだけ泡をつぶさないように、厚く肌にのせていく感じです。洗い流したあとは、しっとりモチモチ。肌が確実に生き返りますよ！

写真・文／すぎ（MyAge）

突然「背中のかゆみ」に悩まされるようになりました。ボディソープを変えてみたり、保湿系の入浴剤を使ってみたり、さまざま試みましたが、背中のとある一部分だけは改善せず。そんなとき思いがけず出合ったのが、『ビオデルマ』の「アトデルム インテンシブクリーム」。2019年の1年間で200万本以上売れた（！）という人気の顔・体用保湿クリーム。赤ちゃんから使える低刺激処方と聞いて、さっそく使ってみました。

テクスチャーはご覧のとおり、かなりこっくり。ですが、肌に乗せるとするする伸びがよく、しかも塗った箇所には薄膜で「ぴたっ」っととどまり、守ってくれてる～！という安心感があります。最初の２、３日はあまり変化を感じませんでしたが、１週間後の現在、日中、背中がしっとりうるおっているのを実感！　これまで自分を乾燥肌と感じたことのなかった私ですが、年齢とともに肌も変わっていくんですね…（しみじみ）。このクリームでストレスフリー！のしっとりボディを目指します。

写真・文／浅香淳子（yoi）

なんの前触れもなく、突然赤くなったりかゆくなったり、ポツポツができたり。いきなり不機嫌になる肌をどう扱っていいかわからず手を焼いていた私に、美肌自慢の先輩が教えてくれたのが『インフィオレ』の“赤い小瓶のお守り美容液”でした。この美容液は、なんと天然由来成分99％！　ビワ葉エキスや冬虫夏草エキスなど、生薬にも使われるような成分を配合。うるおいをぎゅぎゅっと濃縮したようなとろみのある濃厚なテクスチャーで、敏感になった肌にストレスなく浸透してくれます。

さらにこの美容液のいいところは、メイクの上からも使えるところ！　外出先で突然かゆみや赤みが出てしまったときの応急処置として持ち歩いています。トントンと優しく重ねるだけで、不思議とムズムズがすーっとおさまるんです。生理前など、肌が荒れるタイミングがわかっているなら、予防として早めに使いはじめるのも◎。“肌の常備薬”として、この赤い小瓶の美容液をお守りにしてみてください。

写真・文／西脇温（éclat)　商品撮影／新谷真衣

「最近のオールインワンは、成分的にも美容液なみの効果がありますよ」と聞いて手に取ったのがこちら、『Koh Gen Do』の「オールインワン モイスチャー ジェル リッチ」です。ジェルといいながら、ベタつき感はいっさいなく、軽さとクリーミーさを両立させたようなテクスチャー。肌にすっとなじんで気持ちいい。伸びがいいので１プッシュで適量らしいのですが、私はついつい２押し、パック気分でたっぷり使ってしまいます。商品名に「リッチ」とあるように、この紫色のボトルは保湿効果をより高めた冬季限定品とのこと（通年商品である「オールインワン モイスチャー ジェル」は赤いボトルです）。“超”乾燥肌の50代としては、一年中販売してほしいなぁと、せつに願う次第です。

写真・文／すぎ（MyAge）

忙しさにかまけてお手入れを怠ると、お肌があっという間にうるおい不足に！ 私のみずみずしさはどこにいった？？…というときはスペシャルケアに頼るしかない！ というわけで、コレです。助けて『Sitrana』！

最近「シカ」という名称で知られるようになったツボクサエキス・ツボクサ葉エキスに保湿成分も加えた独自の“アクティシカ”がたっぷり配合された、こちらのマスク。まずはメッシュを１枚剥がし、顔にのせ、もう1枚のメッシュを剥がすと…「え？これパックつけてる？」となるぐらいの極薄シート。完全に顔に密着していて、肌と一体化しているかのよう。

20分くらい経ってパックを剥がすと…そこにはもちもちとうるおった肌が。いつもはカサカサぱっくりな毛穴もどこへいった？レベル。内側からパンと張りが出てきた感じです。あぁ、私の肌は本来こうだったのでは…とうっとりいい気持ちに。しかも翌朝もそのうるおいが続いていて、気分がいい。お肌の調子がいいと、一日テンション上がりますね。毎日は頑張れないけど、せめて週に１回はこのスペシャルケアをして、お肌も心も整えておきたいと思います。

写真・文／上原天洋（りぼん）　

空気の乾燥が進むと、我が家の息子たちは気がつくと全身カッピカピで「かゆいー！」と叫び出します。ならば、とお風呂上がりにしっかり保湿しようとするも、１秒たりとも静止することなく遊び始めるのが子どものサガ。もはやあきらめの境地だったのです、が！　この「アベンヌ トリクセラNT フルイドミルク」に出合ってから、そんな白目状態が格段に減りました。

その理由は何といっても、その効果と塗りやすさ。こちらはチューブから出した時点でトロン、としているゆるめのミルク。息子たちが脱兎のごとく走り出す前、これを顔～全身にババッと塗りたくります。驚くほどののびのよさゆえ、その間わずか3～４秒。もちろん子どもだけでなく、自分のボディもこれでケア。その使い勝手と仕上がりのふっくら肌がとてもよくて、今のところ我が家の最強ボディミルクの地位をキープし続けています。
 
写真・文／木下理恵（MAQUIA）　製品撮影／神谷真衣

繰り返される毎日の消毒で、真夏でもハンドクリームが手放せなくなった今。この状況を救ってくれるのは、『ザボディショップ』のボディバターしかない！ と思ったら…なんといつの間にか大進化を遂げていました。

ボディバターといえばのこっくりテクスチャー、肌の上でのとろける感じを思い出しながら、復刻フレーバーのアボカドに手をのばしてみたら…うっとりが止まりませんでした。アボカドってどんな匂い？と最初は思っていたのですが、フワッと香るのは優しい甘さ。そしてスーッとのびて全然ベタつかない。寝る前に塗っても、翌朝までしっとり感が残っていました。体と心を潤して、うきうきの秋冬を迎えたいです。次はどの香りにしようかしら。

写真・文／上原天洋（りぼん）　製品撮影／伊藤奈穂実

仕事から帰ってきた後。ヘトヘトなときに待ち構えるバスタイムほど、面倒なものはありませんよね。入らなかったら、翌日猛烈に後悔する自分の姿が脳裏に浮かぶので、渋々風呂場へ向かいます。化粧を落として、髪、顔、体を洗って……と考えると、本当に行程が多い！ どうにか省略する方法はないか、と考えているときに出合ったのが、『Mamma Baby』の「ベビーソープ」でした。「ベビーソープ」と名付けられたこちら。髪も身体も洗える泡タイプの全身ソープです。すべて自然由来の成分で構成されているオーガニック&ヴィーガン処方。髪を洗っているときに、うっかり目に入っても、目にしみにくいのもうれしい。

泡のテクスチャーはこのような感じ。フワッと軽く、肌にのせると気持ちが良いんです。ライトな触り心地ですが、泡はリッチで濃密。また、泡ぎれも良いので、肌に残ったソープを洗い続けるストレスがないのもお気に入りポイント。お風呂上がった後もしっとりとした肌をキープしてくれます。髪、体、デリケートゾーンまで全身に使えるこの「ベビーソープ」のおかげで、疲れた時のバスタイムの行程を最低限にすることができ、快適に！ 忙しい日々を送る方々にぜひトライしてほしいです。

写真・文／堀江 ともみ（SPUR）