【癒しの香りのヘアバーム＆ヘアオイル4選】ヘアメイクやモデルが作ったストーリーのあるアイテムをチェック！

「ヘアセットは、マインドセット」のフィロソフィーを掲げ、ヘア&メイクアップアーティストの高城裕子さんが手がけたのが『own blow balm』。

ヘア&メイクアップアーティストとして活動するなかで「髪は、毎日の自分を形作っている」という考えを抱くように。そして、その髪を演出するヘアスタイリング剤が重要なポジションであることに注目。日々、試行錯誤していくうちに、自身が描く「万能なスタイリング剤」のイメージが明確に。

どんなときもその人の素敵さや自信を存分に引き出せる、スタイリング剤の枠を超えた特別な存在感を放つアイテムを——その思いを形にしたのが『own blow balm』です。

みずみずしい柑橘、グリーンノートのあとに、すずらんやローズなどの上質ですっきりとした甘さをレイヤード。そこへ落ち着いたサンダルウッドとアンバーが追いかける、華やかさのなかに安心感のある香りが特徴。

軽やかになじんでナチュラルなツヤ感が纏える、どんな髪のタイプでも簡単にヘアスタイリングが可能なヘアバーム。丁寧にブローをしたような仕上がりが誰でもかなう質感です。

スタイリングする際のポイントは、はじめに、パール1粒大を手のひらになじませて、襟足の内側から毛先にかけてつけること。その後、中間、トップを手のひらに残ったバームでスタイリング。手軽に、いつものヘアスタイリングをアップデートして、思い描いた理想の自分に。

2024年に誕生した、モデル・俳優の水原希子さんがディレクターをつとめるコスメブランド、『キークス』。

製品は自然由来で、1点1点手作りにこだわったラインナップ。「丁寧な生活と心の豊かさを追求し、自分にも地球にも気持ち良い商品作りを目指し」ている、まさにビューティウェルネスなブランド。

昨年末、新たに仲間入りしたのが、モデルのローラさんとタッグを組んだヘアオイル。

目を向けたのは、鹿児島県錦江町田代地区に広がっていたお茶の耕作放棄地。そこで大量に生まれていた未使用の茶の実を使って開発したのが「グリーンティーシードオイル」。

お茶は葉の飲用イメージが強いけれど、茶の木の種子から抽出した油もお茶を栽培する地域では古くから親しまれてきたもの。その茶実油をベースに、ホホバオイル、椿油をブレンド。特別なヘアオイルとなりました。

香りにチョイスしたのは白檀とジャスミン。洗練された印象の白檀と、甘くセンシュアルなムードを感じさせるジャスミンが絶妙なハーモニーを醸し出す、穏やかながら惹きつけられる香り。

保湿性、美容効果が高いと言われるオレイン酸、ビタミンE、オメガ3脂肪酸などが豊富で、髪にはハリ、ツヤ、うるおいを。頭皮や全身に使うこともできるため、マッサージをする際に使っても。

構想から約2年4ヶ月。ヘア&メイクアップアーティスト木部明美さんと、アロマセラピー×フラワーレメディー×ホメオパシーを融合させたボディケアブランド『aroma-pathi』がコラボレーションしたマルチバーム。

植物由来100%で作られていて、とろける質感がやみつきに。とろける質感の秘密は、オーガニックホホバとサトウキビ由来のスクワランオイルを絶妙なバランスで配合したこと。体温でするすると伸び広がります。

ナチュラルで抜け感のあるヘアスタイリングがつくりやすく、顔、唇、手肌、指先、体と全身の保湿ケアに使うことができるため、1つ持っておくと出先でのケアにも重宝。

ホルモンバランスやPMS、精神安定などにも働きかけると言われるネロリの香りで、心が落ち着くような感覚に。尖った気持ちを丸く包み込んでくれるよう。

ほのかに感じるピンクのカラーは、古くから漢方としても使われている紫根エキスを使用。紫根は、肌の炎症やくすみを回復させるとも言われています。

ヘアスタイリングにも、肌にも、気持ちにも優しい新感覚バームで癒しのひとときを。

モデル、俳優、ディレクターなど、多彩に活躍し続ける佐田真由美さんが、コスメブランドをローンチ。自分という花を咲かせるために、という意味を込められたブランド名は、『ザ・フラワーショップ』。

大人のメイクブランドとして、マルチオイル以外にも、ベースメイク、アイメイク、リップ、チークなど、ファーストコレクションで全17アイテムを展開。さっとのせるだけで可愛げが纏えて、大人の品のよさも同時に。ブランドロゴには遊び心があり、メイクをするたびに心が躍ります。

かなり繊細なゴールドパールを配合したマルチオイルは、肌にのせた瞬間にサラッと。すべらかな質感とシアーグロウなテクスチャーをかなえ、極上のツヤ感を演出してくれます。ヘアオイルとしても使用でき、こなれたハリとツヤ感が誕生。

ひっそりと、でも、弾むように心が躍るサンガーデンの香り。

トップノートにはブラックベリー、ミドルノートにはユリ・サンダルウッド、ラストノートにはムスク・アンバーを。清潔感のなかに温もりのある、恋をしたときのような心が満たされる香りです。

長年親交がある、岩堀せりさんをブランドミューズに迎えたイメージビジュアルも目が離せません。

撮影／竹内一将（ye）　取材・文／浦安真利子　企画・構成／福井小夜子（yoi）