yoiが注目するHOTなアイテムをセレクトし、約1カ月間使用した感想をお届けする連載「Try & Report!」。第21回は、エシカルな理念に基づいたイタリア発ブランドの『レルボラリオ』から、1月に登場したカメリアコレクションのボディクリームをお試し。

『レルボラリオ』のボディクリームをTry & Report!

カメリアコレクションのボディクリーム

カメリア パフュームド ボディクリーム(200ml)¥6,160/レルボラリオ https://www.lerbolario.jp/

年齢を重ねるごとに、花を見るのが好きになりました。昔は花粉アレルギーがひどかったのであらゆる植物を遠ざけてきたのですが、体質改善をして症状がおさまった今では、花の近くで香りを嗅げるまでに! 家に飾る花をフラワーショップで購入したり、道端に咲いている花を眺めたりと、日常を彩る楽しみが増えました♪

特に、冬から春にかけて鮮やかな花を咲かせる“ツバキ”の生命力にはいつも驚かされます。先日、10年に一度といわれる大寒波が訪れた際にも、冷たい強風に負けることなく凛と咲き誇る姿の美しかったこと…! 魅力はそれだけでなく、ツバキが持つエキスは美容によいとされ、ツバキに着目したビューティアイテムがいくつも展開されていますよね。

植物への愛と情熱を化粧品に込めて40年以上も発信しつづけるイタリア発のブランド『レルボラリオ』からも、ツバキ=カメリア特有の上質な香りと優れたスキンケア効果を実感できる「カメリアコレクション」が登場♡ パッケージは、白ツバキのように清廉なホワイト。フレグランス、洗浄アイテム、ボディクリームの3カテゴリーをラインナップしています。

ボディクリームのテクスチャー

コレクションアイテムはいずれも、優雅なカメリアやローズに加え、柑橘系のエレミやビターオレンジ、エキゾチックなトンカビーンに、アンバーやバニラといった甘い余韻を残す気品に満ちた香り。

その中から今回は、乾燥する冬の肌をリッチに保湿できる、ボディクリームをピックアップ! とろんと柔らかいクリームは伸びがよく、優しい香りがよりいっそう引き立ちます。

1回に取る量

伸びがよいうえに保湿力が濃厚なので、使う量は片腕につきこれくらい(指の第一関節分)がおすすめ。片脚なら膝下&膝上に分けて2回分取るとよさそう! 私はさらに足の付け根〜お尻、バストにもボディクリームを塗っているので、この量を合計で8回分使いました。

少量で十分に保湿できることもあって、1カ月使っても全然減らないのがとにかくうれしいんです。ついやってしまう「もったいないからちょっとずつ使おう…」という節約思考を働かせなくて済むのは(笑)、個人的にお手入れの満足度を高める要素のひとつ!

使用シーン1

クリームは96%が自然由来成分で作られており、カメリア葉、カメリア種子、カメリア花のそれぞれから抽出したエキスやオイルを配合。肌のきめを整え、みずみずしいハリを与えて極上のシルクのような手触りに♡ さらに製品の抗酸化剤には、抗酸化作用の高いトコフェロール=ビタミンEを用いているので、肌への効果アップが期待できるのだそう。

お風呂上がりはもちろん、朝使ってもべたつきのないふんわりとした肌触りをかなえてくれるので、肌に触れるだけで幸せな気持ちにしてくれます♪

使用シーン2

冬の朝におすすめの使い方は、タイツやストッキングの上からクリームを塗ること! こちらは以前、香水コーディネーターとしても活躍されている、ビューティープロデューサーの牧野知世さんに教えていただいたテクニック。タイツやストッキングごと保湿すると、静電気でスカートが脚にまとわりつかず、香水代わりにもなるんです。冬以外も日常的にタイツやストッキングをはく方はぜひ試してみてください。

Try&Report 後記

緩衝材のドライフワラー

『レルボラリオ』は、品質の高さと400種類以上にも及ぶ豊富な商品ラインナップで世界的に高い人気を博し、労働環境や自然環境といったサステナブルな取り組みにも非常に積極的なエシカルブランド。直営店限定で選べるギフトボックスの緩衝材には、製造過程で出たロスフラワーをドライフラワーにしたものが活用されているんです! このサービスはギフトを贈る側にも受け取る側にも大好評で、袋に入れてサシェやポプリに再利用して楽しむ人が多いのだとか。私は緩衝材のお花&自作したバラのドライフラワーを一緒のガラス花瓶に入れて飾っています♪

また今回の「カメリアコレクション」のみならず、緻密に計算されつくした複雑な香調も『レルボラリオ』ならでは! “香るナチュラルビューティー”をコンセプトに掲げていて、人と被ることのない、一歩先をいくおしゃれさを演出できるとSNSでも話題に。2021年に日本上陸してから続々と新作を発売し、どんな香りが本国から届くのか注目を浴びています。アースフレンドリーなブランドの今後に期待が高まります!

撮影・文/井上ハナエ