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映画 コール・ジェーン 隣家の友人とくつろぐ主人公ジョイの写真

裕福な家の専業主婦として、平穏な暮らしを送っていたジョイ。夫を若くして亡くした隣家のシングルマザー、ラナとは深い絆で結ばれているが……。女性同士の関係性をさり気なくも密に描いているのも、本作の見どころのひとつ。ジョイを熱演するのは、『スパイダーマン』シリーズや『ハンガー・ゲーム』シリーズに出演する俳優で、『ピッチ・パーフェクト2』や『チャーリーズ・エンジェル』の監督としても活躍するエリザベス・バンクス。ラナ役は、『ファンタスティック・フォー』やドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のケイト・マーラ。

映画 コール・ジェーン 違法の中絶手術を受けに行くジョイの写真 2

自分の命を守る唯一の治療である人工妊娠中絶の手術を受けるためにジョイがたどる過程は、まるでスパイ映画でもあるかのよう。多大な労力とリスクを強いられながら、ジョイは正規ルートではないが安全な中絶手術を提供する活動団体「ジェーン」にたどり着く。

映画 コール・ジェーン 人工妊娠中絶手術を自ら学ぶジョイの写真 3

自身の体験を通して、「ジェーン」の活動にのめり込んでいくジョイ。自ら人工妊娠中絶の手術を学んでいく。

映画 コール・ジェーン フェミニストのバージニアと絆を深めるジョイの写真

「ジェーン」の創設メンバーでフェミニストのバージニアとの出会いが、ジョイの人生を大きく変えていく。タフで強い信念を持つバージニアを演じるのは、『エイリアン』シリーズや『ゴースト・バスターズ』シリーズなど、長いキャリアを誇るシガニー・ウィーバー。

映画 コール・ジェーン ロー対ウェイド判決に喜ぶバージニアたちの写真

多くの人々の長年の壮絶な闘いによって、ついに1973年に女性の人工妊娠中絶権は合憲だとするロー対ウェイド判決に歓喜する女性たち。しかし、2022年に米連邦最高裁はこの判決を覆す判断を示したことで、近年、人工妊娠中絶をめぐる議論は激化している。