yoiで提案しているファッションウェルネスを軸に、ライター堀越さんが今気になるアイテムを試着、リアルな使用感をお届けする連載『着心地のいい服 Dig&Report!』。第32回は、『ユニクロ』と『無印良品』のインナーダウンをdig。
『ユニクロ』のインナーダウンをDig & Report!
『ユニクロ』とは
日本で生まれ、今や世界各国で愛されるカジュアルウェアブランド『ユニクロ』。店舗数は国内に790以上、世界の国や地域に1600以上。シンプルで誰もが着やすいデザイン、豊富なカラーバリエーションやサイズ展開、そして驚きの低価格を実現し続けています。
パフテックコンパクトジャケット
パフテックコンパクトジャケット ¥5990/ユニクロ
『ユニクロ』のインナーダウンというと「ウルトラライトダウン」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。こちらももちろん新作が登場していますが、今シーズン注目したいのは「パフテック」。軽くて暖かい、次世代の高機能中綿アウターなのです。
パフテックの特徴のひとつが、お手入れが簡単なこと。自宅で手洗いができてダウンよりも乾きやすいので、お手入れのハードルがグッと下がりますよね。寒くなると毎日着るものだから、「いざとなったら簡単に洗える」とわかっているだけでかなり気が楽になりそう。
衿の内側にはスナップボタンが。衿を折り込んで一番上のボタンととめることで、クルーネック→Vネックに変えることができます。フォーマルなチェスターコートやトレンチコートを着るときなど、衿もとからパフテックジャケットを見せたくないときに大活躍!
今シーズン色々なインナーダウンを試しましたが、『ユニクロ』の「パフテックコンパクトジャケット」はとにかく薄くて軽い! 気軽にガシガシ使いたい人におすすめです。
『無印良品』のインナーダウンをDig & Report!
『無印良品』とは
衣服、生活雑貨、食品という幅広い品揃えからなる品質の良い商品として、1980年に日本で生まれた『無印良品』。ものの生産プロセスを徹底して合理化し、簡潔で気持ちのいい低価格商品を生み出し続けています。現在『無印良品』の店舗は全世界約30の国と地域で1000以上。日本のみならず世界で受け入れられています。
軽量ダウンノーカラージャケット(帯電防止裏地)
婦人 軽量ダウンノーカラージャケット(帯電防止裏地) ¥5990/無印良品
『無印良品』のインナーダウンは、表にステッチがないのが特徴的。少しマットな質感の再生ナイロン素材を使っていて、きれいに着こなせます。裏地には導電糸を入れて電気が滞るのを防ぐため、静電気が発生しにくいんだそう。乾燥する時期のドアノブに怯えなくていいなんて最高…!
前ボタンを全部とめると、少しステッチがわかりますね。今回色々なブランドのインナーダウンを着てみたのですが、『無印良品』が一番ウエストを絞ったシルエットに感じられました。
ポケットにはスナップボタン付き。しかもただボタンが付けてあるわけではありません。このポケットをひっくり返しながら、本体をぎゅぎゅぎゅっと中に詰めていくと、超コンパクトになるんです! 全部入ったらこのスナップボタンをとめて、収納完了。
インナーダウンは収納用の袋が付属していることが多いですが、ポケットに詰めていくだけなら単体で完結しますね。旅行などに持って行くときも、衣替えのときも、このインナーダウンとならスマートに過ごせそうです。
ライター
主にwebメディアで活動。文化女子大学(現・文化学園大学)でファッションを学び、ショップスタッフとして5年ほど勤務経験あり。身長が170cmあり、服のサイズ選びが難しい。プチプラファッションに目がなかったが、yoiでの執筆を機にウェルネスに開眼。ファッションウェルネスについて絶賛勉強中。
取材・文/堀越美香子 企画・構成/福井小夜子(yoi)