スポーティブなライフスタイルに寄り添う装いを提案する本連載。アクティブな生活を送る、ある女性──“彼女”のスタイリングにフィーチャーします。第5回目のテーマは「テニス」。競技としてのテニスだけでなく、映画『チャレンジャーズ』('24)に登場するゼンデイヤの装いに注目が集まったり、一人でも取り組むことができる“打ちっぱなしテニス”、「オートテニス」への関心が高まっています。

ここでは、実際にテニスウェアブランドのアイテムを日常着に取り入れるスタイルを提案。もちろん実際にテニスをする際にも使えるプロダクトでもあるので、プレイヤーとして参加する方も要チェック。

テニスブランド「エスツーオー(S2O)」のアイテムはプレイヤーも納得の利便性とデザイン性

エスツーオー、S2O、テニス、テニスウェア1

内に着たウールジャケット¥39600/ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店(フォル) ジャケット¥28600・クラブベスト¥17600・アクティブショーツ¥13200/エスツーオー 中に着たシャツ¥7590・ネクタイ¥3190・スニーカー¥15190/古着屋 ジャム 原宿店 ボストンバック¥45100/ワグ インク(チャコリ) テニスラケット(参考商品)/ウィンザー商事 その他/スタイリスト私物

エスツーオー、S2O、テニス、テニスウェア2

内に着たウールジャケット¥39600/ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店(フォル) トランクジャケット¥28600・クラブベスト¥17600・アクティブショーツ¥13200/エスツーオー 中に着たシャツ¥7590・ネクタイ¥3190/古着屋 ジャム 原宿店 ボストンバック¥45100/ワグ インク(チャコリ) テニスラケット(参考商品)/ウィンザー商事 その他/スタイリスト私物

ジャケット、ベストやショートパンツは2020年にリブランディングした「エスツーオー(S2O)」のもの。1989年に誕生した伝説のテニスブランドが装いをアップデートしました。クリーンなネイビーとホワイトの2色をキーカラーとしたブランドの名前はフランス語で南南西の風を意味する「Sud Sud Ouest(スドゥ・スドゥ・ウエスト)」に由来しています。フランスではファッションに気をつかうスポーツマンのことを「風のなかのスポーツマン」と呼ぶことに着想を得ました。

そんな「エスツーオー」の哲学が反映されたトラックジャケットは、19
80年代後半~90年代初頭のテック感のあるデザインを踏襲したもの。肩の可動域を広げるためラグランスリーブを採用したり、後ろ身頃にはベンチレーションを配することで、コート上でも通気性がよく快適に過ごせる一着。また内にはポケットを備えているので、オフコートでは荷物を入れてハンズフリーで過ごすことも可能です。

なおジャケットの内にはシャツやネクタイを組み合わせることで、トラッドなスポーツテイストのスタイルに昇華。日常的な装いにも合わせやすいのが魅力です。

日本発のトートバッグブランド「チャコリ」のボストンバッグはラケットを収納するのにピッタリ!

エスツーオー、S2O、チャコリ、テニス、テニスウェア3

内に着たウールジャケット¥39600/ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店(フォル) ジャケット¥28600・クラブベスト¥17600・アクティブショーツ¥13200/エスツーオー 中に着たシャツ¥7590・ネクタイ¥3190・スニーカー¥15190/古着屋 ジャム 原宿店 ボストンバック¥45100/ワグ インク(チャコリ) テニスラケット(参考商品)/ウィンザー商事 その他/スタイリスト私物

書類や本の整理をしやすくする仕切りを設け、自立する形から“持ち運ぶ本棚”として人気を博したトートバッグを生み出した「チャコリ」。その日本発祥のバッグブランドより登場したのが、ビッグサイズのボストンバッグだ。テニスラケットや、着替え、ウェアなども十分に収納できるサイズ感が魅力。1泊二日の旅行の荷物も楽に入るのでさまざまなシーンで活躍すること間違いなし。ハリのあるコットン生地を使用しているので型崩れがしにくいのもうれしいポイント。

問い合わせ先 
・ウィンザー商事 windsorracket.co.jp
・エスツーオー s2o-tennis.com
・ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店 03-6434-1097
・古着屋 ジャム 原宿店 03-6427-3961
ワグ インク03-5791-1501 

尾身 沙紀

フォトグラファー

尾身 沙紀

新潟県生まれ、東京都出身。フォトグラファーのアシスタントを経て2013年よりフリーランスして活動を開始。ファッション誌、広告、ポートレートなど幅広い分野で活動をしており、10年目を迎えた2023年には化粧品ブランドのパッケージやアパレルのコラボなども行う。10年間世界各地を巡った、旅の軌跡をとらえた写真集が『Wanderlust』(UNION MAGAZINE)好評発売中。

Takanohvskaya

スタイリスト

Takanohvskaya

1997年生まれ。東京を拠点に活動するファッションスタイリスト。広告や国内外の雑誌メディアや、気鋭のアーティスト、ミュージシャンのスタイリングを手がける。



撮影/尾身沙紀(iO) スタイリスト/Takanohvskaya ヘア&メイク/奥野 陽子 モデル/miu 画像デザイン/前原悠花