yoiで提案しているファッションウェルネスを軸に、ライター堀越さんが今気になるアイテムを試着、リアルな使用感をお届けする連載『着心地のいい服 Dig&Report!』。第45回は、ファミリーマートの『コンビニエンスウェア』新作「リブタンクトップ」と「デニムショートパンツ」をdig。
『コンビニエンスウェア』の「リブタンクトップ」「デニムショートパンツ」をDig & Report!

『コンビニエンスウェア』とは
ファミリーマートが販売するウェアシリーズ。毎日着たくなるデザインを目指し、暮らしを支える機能を低価格で提供。『FACETASM』を手がけるファッションデザイナーの落合宏理氏と共同で開発を行なっており、シャツやソックスなどジェンダーレスなラインナップを展開しています。発売スタートから5年目となる2025年は「やさしい色になってみる。」をテーマに、『コンビニエンスウェア』初のシーズンカラーを発信したり、新商品の拡大、コラボなどさまざまな挑戦を行なっています。
デニムショートパンツ

デニムショートパンツ ¥2990/コンビニエンスウェア
2025年の春夏、初となる展示会を行なった『コンビニエンスウェア』。私も伺ったのですが、数あるアイテムの中でいちばん驚いたのがこの「デニムショートパンツ」でした。“え、コンビニでデニムが買えるの?”って。

パッケージに入っていたものを出してそのまま着用しているので、少しシワがついていますが…わかるでしょうか、この厚み。コンビニで買えるからといってペラっとした生地ではなく、デニムならではのしっかり頼りがいのある生地。もちろん透けないし、下着のラインもひびきません。

今回はユニセックスのLサイズを着用していますが、身長170cmで膝上くらいの丈。もう少し小柄な方なら、ガウチョパンツっぽくもはけそうですね。

ユニセックスサイズでウエストは大きめですが、紐が通してあるのでギュッと絞って調節できます。ジャストウエストにしてもいいし、少し落として腰ばきするのも今っぽい!

ボタンとファスナーもかなりしっかりしてます。

後ろポケットもちゃんと使えて、ベルトループまで付いている…シルエットも可愛いし、もう足りない部分がありません。今年の夏は、このデニムショートパンツばかりはくことになる予感です。
婦人リブタンクトップ


婦人リブタンクトップ ¥1290/コンビニエンスウェア

こちらも新作の「婦人リブタンクトップ」。くろ・しろの2色展開です。特徴はなんといっても肩のライン。

前から見てもストラップが中央寄りでしたが、後ろから見るとゆるめのYバック。キャミソールの紐を見せたり、Tシャツの首もとからタンクトップを覗かせたり、さまざまなレイヤードが楽しめそうな形ですよね(ちなみにこのときは『コンビニエンスウェア』の新作「ブラウェア」を中に着ています)。

素材は細かいリブで、少し薄手。くろは透けないですが、しろはけっこう透けるようです。胸元の開きもそこまで広くないので、シャツやジャケットをはおるときのインナーにも◎。
『コンビニエンスウェア』がいい、ってことはわかっているつもりでしたが、ここまでとは。もはやファミリーマートは、“服を買うためにわざわざ行きたい場所”になりつつあるのかも。

ライター
主にwebメディアで活動。文化女子大学(現・文化学園大学)でファッションを学び、ショップスタッフとして5年ほど勤務経験あり。身長が170cmあり、服のサイズ選びが難しい。プチプラファッションに目がなかったが、yoiでの執筆を機にウェルネスに開眼。ファッションウェルネスについて絶賛勉強中。
取材・文/堀越美香子 企画・構成/福井小夜子(yoi)