自分の健康のこと、地球のこと。向き合って考えてみると、植物性の食材をメインにしたプラントベース(植物由来)の食生活に行き当たります。最近は大豆などを使った代替食品が使いやすく、そして味もおいしく進化。1日のなかで1食をプラントベースフードにするなど、「サス活」にトライしてみませんか?
今回、自宅で作りやすいプラントフードレシピを教えてくれたのは、料理家・管理栄養士の長谷川あかりさん。台湾でポピュラーなルーロー飯を、大豆ミートで作りましょう。
ルーロー飯風どんぶりのレシピ
しっとりとして固くなりにくく、食感も肉っぽい、スライスタイプの大豆ミート。プラントベースに物足りなさを感じそうだったらスパイスが強い味方になります。いろいろ揃えるのが面倒、という人は既にスパイスがブレンドされたカレー粉を使うのがおすすめです。カレー粉と酢を使って、台湾の味が完成!
使ったのは…ダイズラボ 大豆のお肉 スライスタイプ
栄養豊富でおいしい丸大豆を使った、味噌メーカーの「マルコメ」だからこそできた大豆加工食品。使いやすいスライスタイプは汎用性が高く、手軽な炒めものや焼きそばなど、“いつもの料理”に重宝だ。1袋で10.9gのたんぱく質を摂ることができる。1パック 80g ¥236(参考価格)/マルコメ https://www.marukome.co.jp/
材料(2人分)
大豆ミート スライスタイプ(レトルト) 2袋(160g)
【漬け込み調味料】
・ 酒 大さじ2
・ 醤油 大さじ1と1/2
・ みりん 大さじ1
・ 片栗粉 小さじ2
・ カレー粉 小さじ1/2
・ 酢 小さじ1/2
・ 塩 小さじ1/4
・ 黒こしょう 適量
しょうが 1片
にんにく 1片
チンゲン菜 1/4株
ごま油 小さじ2
水 100ml
ご飯 2膳分
たくあん(スライス) 適量
作り方
【1】大豆ミートと漬け込み調味料一式を合わせ、よくもみ込む。
片栗粉ももみ込んでおくことで簡単にとろみがつく。
【2】しょうがとにんにくはみじん切りにする。チンゲン菜はさっと茹でて水けをきり、食べやすい大きさに切る。
【3】フライパンにごま油としょうが、にんにくを熱し、香りが出たら【1】と水を加えて煮る。
火を通す必要がないのも手軽。
【4】しっかりとろみがついたら火を止める。
とろみが出てくるまで加熱。
【5】器にご飯を盛り、【4】をかけ、【2】のチンゲン菜、たくあんを盛りつける。
撮影/柳原久子 スタイリスト/曲田有子 取材・文/北條芽以 構成/渋谷香菜子