買い物に行く時間がないという忙しい人に便利な「サブスク」。今回は、フレッシュでジューシーなナチュラルワインがそろう『Human Nature(ヒューマンネイチャー)』のサブスクを実際に体験してみました!
『Human Nature』のナチュラルワインのサブスクとは?
『Human Nature』は、ニュージーランドでおいしいナチュラルワインに出合い、イタリアで食科学を学んだ高橋心一さんが2017年に日本橋兜町に立ち上げたナチュラルワイン専門の角打ちスタンド。
高橋さんがセレクトするナチュラルワインは、化学物質を一切使用せず、自然の力を借りて伝統的な方法で造られたこだわりの逸品ばかり。ワインに対して真摯に向き合って、丁寧に作られたワインが飲めると評判です。
そんな『Human Nature』のナチュラルワインを自宅で楽しめるサブスクは、ワイン好きにとってとても魅力的! ワインショップに行く手間を省き、家飲みを特別な時間にしてくれると期待が高まります。
どうやって取り寄せるの?
「ワインは好きだけど、どれを選べばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。かくいう私もその一人!
『Human Nature』のサブスクは、毎月届くワインの本数を3本か6本か選ぶだけで、おいしいナチュラルワインが届くから、とっても気楽。今回は3本をセレクトしてみました。
さらに、好みや要望がある場合は、備考欄に記入しておくと、それを考慮してセレクトしてくれるのだとか。
私は色々なワインを楽しみたかったので「赤、白、ロゼなど3本違うタイプをお願いします」と記載してみました。どんな3本が届くのでしょうか。
『Human Nature』のナチュラルワイン、開封&レビュー
—ナチュラルワイン3本が到着!
注文から5日後にクール便で届きました。包装がコンパクトで、開封後のゴミ処理が楽なのはうれしいポイントですね。
—希望した通りのバリエーション
「3本違うタイプをお願いします」という私の要望通り、白ワイン、赤ワイン、白微発泡ワインのバリエーション豊かなラインナップが届きました。
『Human Nature』のナチュラルワイン、飲んでみた!
暑い夏日には、すっきりしたものが飲みたい! ということで、今回は白の微発泡「マルト・クレイジー・クレイジー 2022」を選びました。
このワインはドイツの若手ナチュラルワイン生産者、ヴァイングート・ヴェルナーさんが手がけたもの。無農薬の畑で造られたブドウを、自然酵母で発酵させた、酸化防止剤無添加の逸品です。
父のブドウ畑を引き継ぎ、ブドウ造りから収穫、ワイン造りまですべての工程を手がけたというワインのストーリーも、『Human Nature』のサイトで確認できました。そうした背景を知ってから飲むと、ワインの味わいが一層深まりそう!
また、微発泡タイプのワインにはコルクではなく、栓抜きで開けられるクラウンキャップが使用されています。そこにもナチュラルワインらしさが感じられますね。
ナチュラルワインの気になる味わいは…
飲み口はクリーミーで細やかな泡の微炭酸。オレンジ色でややタンニンを感じます。ピーチやアプリコット、びわ、ハチミツ、金木犀の香りが華やかさを演出。それでいて、ドライな味わいかつ、ジューシーで喉越しもいい感じ!
心地のいいアフターでおいしい。ナチュラルワインらしい、カジュアルな飲み心地です。
ナチュラルワインがあるだけで、食卓が一気に華やかになりました! 軽やかな味わいのナチュラルワインなので、一人でもスイスイ飲めてしまいます。
家でゆっくりドラマを見る時間が、さらに心地いいものとなりました。
まだ2本残っているので、友人と家飲みするときや、一人でまたゆっくり飲むのが楽しみです。
このままサブスク継続する?
今回試してみて、このままサブスクを継続するのは…「あり」です!
ワインが好きな私ですが、ワインショップでどれを選べばいいか悩んで買い物疲れを感じたり、そもそも買いに行く時間がなくてスーパーで適当に調達することも。だから、おいしいワインを手放しで楽しめる『Human Nature』のサブスクは最高でした。
毎月3本も飲みきれないかも…という方には、「おすすめ2本」という都度購入のプランもありますし、自分好みの1本から買うことも可能です。自分のスタイルに合わせてみてください。
選ぶのが難しいワインだからこそ、いいセレクトをしてくれるサービスにオンラインで出合えるのはとてもうれしいですね。
撮影・構成・取材・文/高浦彩加