生理中にいくつもある憂鬱なこと。そのうちのひとつが、ショーツや衣服に付いてしまう経血汚れ。自分の下着やボトムが汚れるだけでも気分は下がるし、生理痛が重いときにそれを手洗いするのもしんどい…。そんなリアルで切実な悩みをとらえて、下着メーカーの『HEAVEN Japan』が、経血汚れを手軽に落とすことを目的とした洗剤を開発しました。
経血汚れへの不安や悩みを解消。「セイリのミカタ」の実力とは…
セイリのミカタ 経血用洗剤 200g ¥1,100／HEAVEN Japan
年齢、体型や体質の変化、ライフスタイルに合った女性用下着の商品開発やサービスを提供している『HEAVEN Japan』。例えば、脇肉や背中のハミ肉をバスト位置でキープしてくれるブラ「脇肉キャッチャー」や、上向きなお尻をつくるソフトガードル「ヒップアガール」など、女性のリアルな声を反映した商品を多数展開しています。今回、同ブランドのフェムケアシリーズ「セイリのミカタ」から誕生したのが、経血汚れを簡単に、かつ、しっかり落とすために開発された経血専用洗剤です。
つけおきだけで、頑固な経血汚れがするりと落ちる！
うっかりお湯で洗ったら血液のシミが取りきれなかった。心身ともにつらい不調が出がちな生理の２日目、３日目に、下着を丁寧に洗う気力がない——そんな経験はありませんか？ 血液にはタンパク質が含まれていて、お湯で洗うと血液が凝固して落ちにくくなるため、30℃より低い温度のぬるま湯か水を使う必要があります。また、血液汚れのシミは時間が経過すると酸化して落ちにくくなってしまうもの。そこで、ただでさえしんどい生理期間中、経血汚れが付いた下着を手間をかけずに洗濯できるようにと考えられたのが「セイリのミカタ 経血用洗剤」なんです。
使い方は、付属のスプーン１杯（約３ｇ）の「セイリのミカタ」の粉末を常温の水１ℓに溶かし、汚れた下着や衣類をつけおきするだけ。つけおき時間の目安は15〜20分。あとはすすげばOKです。汚れがひどい場合は様子を見ながら時間を延長し、その後、軽くすすいでから洗濯機にかけます。
『HEAVEN Japan』が実施した汚れ落ち比較実験の結果（写真上）を見ても、その洗浄力の高さはわかりますが、実際にライターMが使ってみたところ、その汚れ落ち具合にびっくり！ 血液が付いてしまったショーツをつけおきしてみたのですが、５分ほど経過した時点で血液ジミがふわっと浮いてきたような状態になり、20分後にはシミの姿はなし。その分、つけおいた水が黄色っぽく濁っていて、汚れが溶け出したことがわかりました。ショーツの縫い目部分の、生地が重なって厚みのある箇所だけはわずかに汚れが残っていましたが、手で軽くもみ洗いをしたらするっと血液ジミが落ちてました。
従来の石鹸や洗剤だと指先に力を入れて何度もゴシゴシこすらないと落ちず、洗面所で15分は格闘していたのが、その労力がいらないのはなんともうれしい♪ 血液汚れが残ることなく落ちたのを見て、これまでシミが目立たない黒ばかり選んでいたサニタリーショーツも、これからはほかの色を手に取る勇気がもてそうです。
「セイリのミカタ 経血用洗剤」にはタンパク質を分解する酵素が配合されているため、血液汚れ以外にも、汗ジミ、皮脂汚れにも効果的。帽子やシャツの首元の黄ばみなど、汚れが付きやすいけど型崩れが気になってこすり洗いができないアイテムに使えるので、今の夏の時期にはなにかと重宝しそう！
下着や衣服にシミが残ってしまうのが不安、ツライ時期にこまめに手洗いするのが大変…。そんな生理中の悩みのひとつが解消され、少しでも快適に過ごせるのはうれしいですよね。女性のリアルな悩みを反映して次々に登場する、こうしたフェムテックを上手に活用して、“ブルーデイ”をハッピーデイに変えていきましょう！
構成・文／政年美代子
