毎年3月30日は、2022年の国連総会にて制定された「ごみゼロ国際デー」。年々、環境問題への意識が高まる中、私たち一人一人が気軽に実践できるエコな取り組みといえば、ペットボトルやプラスチックなどの廃棄物削減につながるマイボトルの習慣化。毎日使うからこそ、デザイン性にも機能性にもこだわりたいですね。そこで、今回は思わず持ち歩きたくなる、おしゃれで機能的なボトルをピックアップしました。
1.『アス』の「SILICONE WATER BAG」(600mL)

左から時計回りに、ライトグレー、ダークグレー、ベージュ、オレンジ。SILICONE WATER BAG¥3300/TiFiLid(+asu)
「Always stay unique」をテーマに掲げ、2024年にスタートしたプロダクトライン『+asu』の「SILICONE WATER BAG」。
最大の特徴は、シリコーン製であること。とても軽く、柔らかいので、使わないときは折り畳んでコンパクトに収納でき、持ち運びにとにかく便利! 旅行やアウトドアなど、荷物を少しでも減らしたいシーンでも重宝します。
シリコーン製品で気になりがちなゴムのにおいも、「SILICONE WATER BAG」は、高品質な食品グレードシリコーン(※)を使用していて、飲みものの風味を損なわないので安心。
直飲みとストロー、ふたつの飲み口がついていて、アクティビティシーンや仕事中など、シーンに合わせて選べます。蓋は取りはずし可能で大口径、かつ食洗機対応なので、気になるお手入れのしやすさも◎。
カラーはライトグレー、ダークグレー、オレンジ、ベージュの4色展開。どれも落ち着いた印象なので、ファッションを選ばず、合わせやすいです。
※ストローや乳幼児のおしゃぶり、食品保存容器など食事に接触する製品を指します。
2.『コンタット』の「2WAYステンレスボトル」(476mL)

左から時計回りに、Explorer、Pavement、White & Gold。2WAYステンレスボトル¥6050/TiFiLid(contatto)
イタリア語でコンタクトを意味する『contatto』は、2019年にミラノを拠点とするデザインスタジオで設計され、アートとインテリアを融合したデザインが魅力のドリンクウェアブランドです。
デザイン性、機能性、耐久性にこだわって作られた「2WAYステンレスボトル」でまず目を引くのが、曲線の美しいフォルムと、日本製のステンレスボトルではなかなか見かけない個性的な柄。
写真中央の「White & Gold」、右上の「Pavement」をはじめ、ユニークな柄が4パターン、無地が7色の計11個の色柄展開で、自分のスタイルに合わせて選ぶことができます。
ボトルは、ステンレスの2層構造に銅の断熱材を加えた3層構造になっていて、高い保冷保温効果を発揮。角氷が入る大きさに設計されている飲み口は、持ち運びに便利なストラップ付きの密閉キャップと、ジムやドライブ時に便利なスポーツキャップで、シーンに応じて使い分けができます。
また、高品質のシリコン塗料で仕上げたラバーコーティングは磨耗しにくく、傷がつきにくいので清潔で美しい状態をキープしやすいのもうれしいポイント。
3.『スタンレー』の「エアロライト真空ボトル」(470mL)

左下から時計回りに、Citron Yellow、White、Lavender、Light Blue。エアロライト真空ボトル 0.35L¥4620、0.47L¥5500、0.7L¥6600/ドウシシャ(スタンレー)
真空スチールボトルの原型を作り、創業100年を超えた今も世界中で愛されている『STANLEY』。アメリカで人気を博し、2024年2月に日本初上陸をした「AEROLIGHT™」は、保冷性はそのままに、従来のボトルよりも約33%軽量化。
持ち運びに特化したデザインで、シリコン付きの持ち手、ボトル本体のくぼみなど、より持ちやすく、握りやすい形状を実現しています。
サイズは、350mL、470mL、700mLとシーンに合わせて3つから選べ、それぞれ8色、19色、5色と、これまでのシリーズにはなかった豊富なカラーリングを展開しているので、お気に入りの一色が見つかるはず!
また、グローバル・リサイクルド・スタンダード (GRS)の認定を受けたリサイクルステンレスをボディの90%に採用し、ボトルそのものがサスティナブルな点も大きな魅力。
4.『キントー』の「アクティブタンブラー」(600mL)「トレイルタンブラー」(580mL)

左下から時計回りに、トレイルタンブラーホワイト、アクティブタンブラーサンドベージュ、トレイルタンブラーアッシュグリーン、アクティブタンブラーブルーグレー。トレイルタンブラー580mL¥3850、アクティブタンブラー600mL¥4180/キントー(KINTO)
五感になじむ使い心地のよさ。空間に自然と溶け込みながらも、彩りや奥行きを添える美しいたたずまい。 この二つの調和を大切に、使い手それぞれの日常に寄り添うプロダクトを提供している『KINTO』。
好きなドリンクを持ち歩くだけでなく、ファッションの一部として楽しむなど、自分のスタイルやこだわりに合ったタンブラーやボトルを見つけてほしいという願いのもと展開される6シリーズの中から、今回は「アクティブタンブラー」「トレイルタンブラー」をチョイス。
いずれもストレスフリーな飲み心地、傷や汚れがつきにくいコーティングが施されています。
日常だけではなく、アウトドアシーンでも使いやすいようにデザインされた「トレイルタンブラー」は、高い保温保冷効果を発揮し、蓋は持ち運びに便利なハンドル付きで、開け閉めがしやすい。直飲みだけでなく、数人でドリンクをシェアするカラフェとしても使いやすいサイズとフォルムです。
よりアクティブなスポーツライフ向けにデザインされた「アクティブタンブラー」は、高い保冷効果、運動中でも開け閉めしやすいスパウトタイプの飲み口に加え、底面には、クッション性の高い素材を使用し、スタジオの床や地面に置くときの衝撃や音をやわらげる工夫がなされています。
5.『イエティ』の「ランブラー18oz チャグキャップボトル」(532mL)

上から時計回りに、シルバー、 シーフォーム、トロピカルピンク。ランブラー18oz チャグキャップボトル¥6820/4K [sik] ※2025年5月まで(YETI)
『YETI』はアメリカのSeiders兄弟により2006年にスタートしたプレミアムクーラーボックスのブランドで、その耐久性や機能性の高さはアウトドアファンの間で高い人気を誇っています。
そんな『YETI』のタンブラーの中でいちばんマルチに使えるサイズで人気なのが「ランブラー18oz チャグキャップボトル」。二重の真空断熱構造で、最後の一滴まで、冷たさや温かさをキープし、キッチングレードのステンレススチールでできているため、頑丈かつ錆びにくいのも『YETI』ならでは。
また、蓋を開けると、「チャグキャップ」と呼ばれる小さな飲み口がついていて、飲みやすいだけではなく、氷の飛び出しやボトルを傾けたときのこぼれを防いでくれます(温かい飲み物の場合は、別売りの専用キャップがおすすめ)。
本体含め、すべて食洗機で洗うことができるのでお手入れがラクなのもポイント! カラーバリエーションは他にも多数展開しており、季節に合わせた限定カラーもあるので、コレクションしたくなりそう。
撮影/北尾渉 取材・文/長谷日向子
撮影協力/Compartment.