aespa シングル『Life's Too Short』ジャケット写真

『Life's Too Shortaespa 配信中/SM ENTERTAINMET
作詞・作曲/Uzoechi Emenike、Becky Hill、Sam Klempner 日本語訳/SM ENTERTAINMENT

他人の言葉に振り回されず、自分の人生を楽しみ尽くそう

他人からかけられた心ない言葉に傷ついたときは、〈揺るがない 誰に何を言われようが構わない〉と歌う、aespa(エスパ)の姿を思い出して。あなたの心に刺さった言葉のトゲを抜いて、思いのままに生きる後押しをしてくれるから。

aespaメンバー 4人

(右から)ニンニン、カリナ、ウィンター、ジゼル

2020年にデビューした、カリナ、ジゼル、ウィンター、ニンニンからなるaespa(エスパ)。“自分のもうひとつの自我であるアバターと出会い、新しい世界を体験する”をコンセプトに、仮想空間と現実世界の両方に存在するメタバースグループだ。今、破竹の勢いで人気を集めており、4月にはアメリカで開催された世界最大級の音楽フェス『コーチェラ・フェスティバル 2022』に出演。さらには、Apple Musicがその年に最も活躍するであろう新人アーティストを選定するキャンペーン「Up Next」に選出されたほか、7月には、国連の「2022持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム」にグローバルスピーカーとして登壇。「Next Generation to the Next Level」をテーマに、持続可能な発展を求めるメッセージを発信するなど、グローバルスターとしての道をハイスピードでかけ上がっている。

aespa: Up Next Film Preview | Apple Music

そんなaespaにとって初の英語曲『Life’s Too Short(English ver.)』は、希望に満ちあふれたサウンドが際立つポップソング。7月8日に発売されたセカンドミニアルバム『Girls』にも収録されたこの曲には、“短い人生を自分の思いのままに楽しもう”というメッセージが込められており、他人の言葉に気持ちをかき乱されそうになったときの“心の持ち方”を教えてくれる。

aespa 에스파 'Life's Too Short (English Ver.)' MV

オンラインコミュニケーションが当たり前になった現代。直接会わなくてもいつでも誰かとつながるれるネットは、素晴らしい出会いや発見に恵まれることもあれば、ひどい言葉を浴びせられることも。そういった心ない言葉のターゲットになりやすいのが、aespaのような表舞台に立つ人たちだ。

アーティストになるという夢をかなえ、次々と未来を切り拓いている4人は、隠れて言葉の刃を向けてくる人に対して、〈私は揺るがない 誰に何を言われようと〉とサラリと言い放つ。続いて、〈君は気に食わないかもしれないけど こんなに楽しいのに 私がどうしてやめるの?〉〈明日のための種を蒔いてみたら いつかは芽吹くはずよ 私には関係ないけど〉と問いかけ、理不尽な相手を華麗にかわす。そして、人生は短いから。自分の思いのままに生きると繰り返し唱える。

他人に振り回されそうになったときは、しなやかな強さを持つaespaのようなスタンスを意識してみて。そして、今のあなたが楽しいと感じるコトや大切な人を思い浮かべてみてほしい。そうすれば、どんなことにも揺るがない自分になれるはず。

aespa『Life's Too Short』の英語ver.&韓国ver. どちらも聴いてみて!

文/海渡理恵 編集/国分美由紀