Superfly アルバム『Heat Wave』ジャケット写真

『Heat WaveSuperfly  通常盤¥3300 発売中/ユニバーサル ミュージック
作詞・作曲/越智志帆

Superflyのニューアルバム『Heat Wave』を聴く。ハグコミュニケーションで幸福感に包まれるひとときを

先日、海外に暮らす友人と4年半ぶりに再会。待ち合わせした駅で、目が合うや否やギュッとハグで挨拶をした。「あなたに会えてうれしい」「元気でいてくれてありがとう」「大好きだよ」…そんな気持ちをハグで伝え合った。〈ハグは不思議な やさしいテレパシー〉だから。

パワフルで伸びやかな歌声を持つ越智志帆のソロプロジェクト、Superfly。2008年に『愛をこめて花束を』が大ヒットして以降、あらゆる“愛の形”を歌い続けてきた。コロナ禍に制作をはじめた、7枚目となるオリジナルアルバム『Heat Wave』は、生きる喜びを伝えるパワーに満ちた曲がそろう。収録曲のなかでも、包容力にあふれる『Power Of Hug』は、スキンシップの大切さを思い出させてくれる一曲だ。

Power Of Hug

突然だが、“人の温もりへの飢え”を意味する、「スキンハンガー」という言葉を聞いたことはあるだろうか? 新型コロナウイルスのパンデミックのとき、特にハグ文化が根付く欧米で話題になったキーワードで、肌と肌の触れ合いの有無が、心身のウェルビーイングにいかに影響するかを多くの人が再確認するきっかけとなった。

〈ハグは不思議な やさしいテレパシー〉。Superflyが伝えるこの言葉の通り、大切な人とのハグは、ときとして言葉以上に心を癒したり、愛情を深めたりするパワーを持っている。その効果は、科学的にも証明されていて、ハグをするとリラックス効果やストレス軽減効果のある脳内物質や、幸福感や安心感をもたらす、幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が分泌されるといわれている。愛の伝達方法はいろいろあるけれど、その中でもハグは最強かもしれない。

家族や友人、恋人など、愛する人が孤独を感じていたり、苛立ったりしていたら、彼女のように〈飛び込んでおいで 君は独りじゃない この胸の中においで〉と、両手を広げて相手を包み込んでみて。相手のホッとした優しい表情に、ハグしたあなたの心もきっと満たされるはずだから。

Superflyの『Heat Wave』をチェック

文/海渡理恵 編集/国分美由紀