連休が終わり、少しずつ季節は初夏を迎えはじめ、今年も振り返ればあっという間に半年が経とうとしていて…。慌ただしく過ぎていく日々にちょっとずつ疲れを感じはじめた今日この頃。気がつくとつい、呼吸が浅くなっていて、深呼吸してもっと心に余裕を持たなくちゃと思っていたときに、ふと手に取った“香りもの”をご紹介します。

今日のEditor's Pick!

センス・オブ・ヒューモア インセンス ワシペーパー

センス・オブ・ヒューモア インセンス ワシペーパー(和紙のお香)¥3,300/SENSE OF HUMOUR https://sense-of-humour.com/

心が落ち着く香りは人それぞれだったり、そのときの気分によって変わったりしますが、最近私の心にすっとしみるのが“和”を感じる香り。お寺や町屋をめぐった記憶を彷彿とさせるお香の香りは、どこかなつかしさを覚えながらも、非日常のゆったりとした時間を思い出させてくれます。

そんな中、もともとヘアオイル「デューイエリクシアオイル」を愛用していて大好きなブランド『SENSE OF HUMOUR』から、新しい香りアイテムが発売されたと知ってチェックしたところ出合ったのが「インセンス ワシペーパー」。火がついていなくても香りが楽しめるという、和紙でできたお香なんです。



火を使わずに香らせることも。「インセンス ワシペーパー(和紙のお香)」を忍ばせて_2

なんでも、和紙に香料を含ませてすくという技法で、職人の手でひとつひとつ手作りされているそう。香りはセージとイランイランの全2種。私はほんのり爽やかさを併せ持つセージの香りを選びました。品のいい木箱を開けると、ふわっと香り立ち、自然と呼吸が深くなります。

火を使わずに香らせることも。「インセンス ワシペーパー(和紙のお香)」を忍ばせて_3

升目状にミシン目が入っているので、使いたいだけちぎって使える仕様。名刺入れに忍ばせたり手紙に添えたりすれば、さりげなく相手に香りを届けることができます。クローゼットや引き出しに入れておけば、日々の生活の中でふわっと香りを感じることも。いつでもどこでも、香りたい、香らせたいときに自由に楽しめるのは、火を使わないからこそ堪能できる魅力。

火を使わずに香らせることも。「インセンス ワシペーパー(和紙のお香)」を忍ばせて_4

より豊かに香らせたいときは、火をつけても◎。「ヨガや瞑想時には、4枚ちぎって火をつける」、「バルコニーで一息つくときは、6枚ちぎって火をつける」などと、用途や使用場所によって必要な枚数をちぎって焚くのがおすすめだそう。夕暮れの気持ちいい時間に、外でゆっくり香りに包まれるなんて想像しただけでリラックスできそうです。

自分のための癒しの時間に、誰かへの贈りものにも、ぜひおすすめです。

写真・文/高戸映里奈(yoi)