2023年9月に公開した第1回、2024年3月に公開した第2回に続き、第3回目となる「フェムテック&フェムケアアワード」を公開! 2024年以降に発売されたフェムテック&フェムケアアイテムからyoiがセレクトした全52点のアイテムがノミネート。それらを、yoiに関わるエディターやスタッフ、フェムテック業界の方など25人の審査員がお試しし、特に評価の高かったアイテムを部門ごとに発表します。今回は【吸水ショーツ大賞 BEST3】を発表!

吸水ショーツ大賞1位:Hogara×TENTIAL 吸水サニタリーショーツレギュラーPro/Hogara

集英社 yoi フェムテック&フェムケアアワード Hogara 吸水ショーツ大賞

Hogara×TENTIAL 吸水サニタリーショーツレギュラーPro 各¥7150/Hogara

ふたつのブランドの強みを生かした、はき心地と機能性のいいとこ取りショーツ

繊維を中心に扱うライフスタイル提案商社の豊島による人気吸水ショーツブランドの『Hogara』と、リカバリーウェアなどを販売する『TENTIAL』が共同で開発した吸水ショーツ。“忙しく働く女性がサニタリー期間に左右されず、いつも通りのパフォーマンスを発揮できる吸水サニタリーショーツ”をコンセプトに、2年の歳月をかけて開発されました。肌に接する給水部分の生地には水分が逆戻りしにくい機能をもった素材を採用し、べたつきや蒸れを軽減しながら、独自の8枚構造で高い吸水力を保持。また、ショーツの生地には、消臭(汗臭)・抗菌・部屋干しの生乾きによる不快臭を抑えるRepur®加工を採用。オーガニックコットンの心地よさと、100回洗濯しても抗菌・消臭(汗臭)機能は低下しないという、機能性の高さが人気を集めました!

推薦コメント

「オーガニックコットンで、はき心地がすごくいい! 生理中はもちろん、おりものが気になるときでも履けるので、デイリー使いとしてもよさそう」(アダストリア『Mood is me. 』部長・渥美昌子さん)

オーガニックコットンを使用しているのでデリケートゾーンやお腹まわりが冷えづらく、 通気性がいいのが推しポイント。規格外などで市場に出回らない、廃棄予定の食材から抽出した成分を染料として再活用しているフードテキスタイルも素敵だと思います」(『コスメキッチン』PR・名越恵里奈さん)

「『Hogara』の吸水ショーツは、普段から愛用中。チクチクせず、痒くならない心地いい肌触りが好きです。手持ちのレギュラータイプよりもさらに吸水部分の厚みが増していて、包み込まれるような安心感がたまりません」(集英社yoiエディターズ non-no編集部所属・石井瑛子)

「肌触りのよさはそのままに、進化した8層構造になっているのが素晴らしい! 生理中はにおいが気になるので、消臭効果があるのもうれしいポイント集英社yoiエディターズ MAQUIA編集部所属・エディターH)

「吸水力がありつつ、普通のショーツと変わらない見た目ですっきりとしたシルエットがいい! カラバリも豊富で、色使いも素敵です。軽い日にも使えそう」(yoi副編集長・福井小夜子)

「コットン素材でできた吸水ショーツを使ったことがないから気になる…! 吸水ショーツとはわからないコンパクトさもすごい。吸水量の多さにも惹かれます」(モデル・一絵さん)

吸水ショーツ大賞2位:ベア エアライト ショーツ/Bé-A〈ベア〉

集英社 yoi フェムテック&フェムケアアワード BeーA 吸水ショーツ大賞

ベア エアライト ショーツ ¥4950/Bé-A〈ベア〉

断トツの吸水量! 軽やかなはき心地も人気

「Girls Be Ambitious. 望めば変わる。人生も、世界も。」をメッセージに、サニタリー中のストレスからの解放を目指し、吸水ショーツを世に送り出した『Bé-A〈ベア〉』。愛用者も多い、『Bé-A〈ベア〉』のエアライトショーツが2位にランクイン!頼もしい7層のテクノロジー構造の吸収体は、前・後ろ漏れを徹底ガードしてくれるBé-A〈ベア〉独自の約35cmという安心の設計。約60ml*という断トツの吸水量に、多くのラブコールが送られました! 安心感がありながらも、スリムなシルエットも叶える軽やかなはき心地も魅力。ドライ機能と汗を逃すメッシュ素材をサイドに施し、心地よくフィットしながらさらりと快適な肌触りを実現してくれます。
*公的検査機関のデータにより

推薦コメント

「吸水ショーツの完成度はもちろんのこと、少数精鋭のチームでこの領域を切り開いているのが素晴らしい!」(『フェルマータ』CEO・杉本亜美奈さん)

吸水部分はしっかりしているのに、胴回りなどの素材は涼しそうで速乾性があるので、蒸れにくそう。早速購入しました! 生理中は体温が上がりやすくて体がほてるから、通気性の高いものに魅力を感じます。カメラマンという職業柄、山を登ったり運動量が多い現場もあるので、常にナプキンがずれないようにしなきゃというストレスがあって…。毎月生理期が不快でしたが、『Bé-A』を知って次の生理が少し楽しみになりました」(フォトグラファー・森川英里さん)

『Bé-A』は、吸水力が断トツで信頼性があるブランド。 普段からベーシックタイプを愛用しています。夏場などは通気性が気になるので、ムレ感のないシアーな素材に惹かれます」(集英社yoiエディターズ BAILA編集部所属・エディターT)

「『Bé-A』の吸水ショーツは、初期と2代目モデルを主に就寝時に愛用していますが、こちらは生地が非常に薄くて軽く、通気性もよさそうなので、外出時に使いたい! スリムなのに吸水面が縦35cm・幅10cmと広く、伝い漏れ&横漏れをしっかりカバーしてくれる安心感も◎」(ライター・海渡理恵さん)

「吸水量が抜群で、発売当初からずっと愛用しています。吸水ショーツの中には使っているうちににおいが取れにくくなるものもあると感じますがこちらはにおいも気にならず、いくら手で洗ってもへたらない、縫製技術の高さもポイント。保温感もあり、下腹部が温まる感じがします」(yoi編集長・福井小夜子)

「『Bé-A』の吸水ショーツは、吸水量や使用用途ごとにバリエーションがあり、シグネチャーショーツを購入して以来、ずっと愛用中。 決して漏らさないぞ!という心意気さえ感じる圧倒的な吸水量が素晴らしい! 当初は吸水ショーツをはくということに抵抗がありましたが、今は本当によいものが世に出たと思っています」(フリーランスPRコンサルタント・池田志乃さん

吸水ショーツ大賞3位:おりもの吸水ショーツ/momoful

集英社 yoi フェムテック&フェムケアアワード モモフル 吸水ショーツ大賞

おりもの吸水ショーツ ¥4480/momoful

「このくらいがちょうどいい!」軽め派人気はNo.1

蒸れにくい特殊構造と、抗菌・防臭を施した生地を採用し、おりもの用・生理前後に使用できる吸水ショーツ。おりものシート約3枚分に相当する吸水量約28mlでありながら、薄さはわずか1円玉2枚分(3mm)。縫い目をなくしたシームレスでコンパクトなデザインと、つるっとした肌触りが気持ちよいという意見が多く挙げられました!

推薦コメント

「吸水ショーツのモコモコ感が気になっていましたが、こちらはとても薄く、素直にはいてみたいと思う! おりもののほうが付き合う時間が長いから、おりものにアプローチしてくれる点もうれしい」(アイドル・和田彩花さん)

「パンツスタイルのときは、ショーツのもたつきにくさや響きにくさを重視しています。シームレスタイプなので、撮影中でも気にならずに、心地よく使えそうな気がします」(モデル・SAKURAさん)

「ゴワゴワ感がなく、つるっとした素材感と薄さがいい! 尿漏れ対策にもいいし、生理中に月経カップやタンポンを愛用している人は、この軽さがぴったりきそう」(アダストリア『Mood is me. 』部長・渥美昌子さん)


「さらっとした心地よい素材で、ごわつかないのが魅力的。 おりもの用と特化している点もよいですね。通気性がよいので、蒸れなどの不快感も減りそう」(ライター・海渡理恵さん)

ボトムスを選ばない素材感がはいていて心地よさそう。おりものはもちろん、軽い日にも使えるのでライフスタイルに組み込みたい!」(フリーランスPRコンサルタント・池田志乃さん)

「コンパクトで可愛い! 普通のショーツのような感覚ではけそうです。極細の繊維が織り成す肌触りのよさも高ポイント」(『コスメキッチン』PR・名越恵里奈さん

池田志乃さん

フリーランスPRコンサルタント

池田志乃さん

ナチュラル系コスメから韓国コスメで、幅広く美容アイテムのPRをサポート。

渥美昌子さん

アダストリア『Mood is me. 』部長

渥美昌子さん

2004年にポイント(現アダストリア)入社。『Heather』のVMDとエリアマネージャーを兼任、『repipi armario』でブランドディレクターや事業部長に従事。2022年より新規事業の立ち上げ準備にかかわる。年齢や性別を問わず、自分の素直なキブン(Mood)に目を向けてフィジカルとメンタルを整え、ポジティブなキブンを引き出すことで「心身ともに健康で美しくあること」を提案するウェルネスブランド『Mood is me.』を、2023年9月にスタート。ブランドのサイトでは、フェムテック・フェムケア商品を多数取り扱っている。

大川侑穂さん

『Hogara』プロジェクトリーダー

大川侑穂さん

2015年、豊島株式会社入社。入社当時女性総合職が一人もいない状況だったが、徐々に女性総合職が増えてきたタイミングで、「私たちが今本当にほしいものを作らないか?」という一声で、フェムケアブランド『Hogara』を立ち上げ、朗らかな明日を模索。『Hogara』は、『国際⼥性デー表彰式|HAPPY WOMAN AWARD 2022 for SDGs』で「女性応援ブランド賞」、『Femtech Japan Award 2023』で銅賞を受賞するなど、受賞歴も多数。

和田彩花さん

アイドル

和田彩花さん

1994年8月1日生まれ。群馬県出身。アイドルグループ「スマイレージ」(後に「アンジュルム」に改名)の初期メンバーとして活動。2019年にアンジュルムおよびHello! Projectを卒業。アイドルという存在のあり方の幅を広めるオルタナティブアイドルとして、フェミニズムやジェンダー、フェムテック・フェムケアについても発信している。2020年にはForbes Japanの世界を変える30歳未満の日本人30人を表彰する「30 UNDER 30 JAPAN 2020」に選出された。

海渡理恵さん

ライター

海渡理恵さん

女性誌を中心に活躍。音楽・アジアのエンタメに詳しく、K-POPを中心に、国内外のアーティストインタビューの経験が豊富。また、ライフスタイルやフードなど、カルチャー関連の記事も数多く執筆している。2019年頃からフェムテックに関心を持ちはじめ、なかでも吸水ショーツマニア。10枚ほど所持。

福井小夜子

yoi編集部 副編集長

福井小夜子

入社以来13年間MOREでファッションを担当し、今年の春からyoi編集部副編集長に。吸水ショーツやPMSサプリなど、フェムテック関連のアイテムは昔から積極的に取り入れてきた。今気になっているアイテムは月経ディスク。もうすぐ小学生になる男の子の母。

石井瑛子

集英社yoiエディターズ non-no編集部所属

石井瑛子

女性誌、文芸誌、少女漫画など、各編集部から選出されたyoi委員会メンバーの一人。入社2年目で現在はnon-no編集部に勤務。主にファッションやカルチャーページを担当。基本インドア派のため、家を快適かつ満足のいく環境にするべく、インテリア探しに余念がない。だが旅行は好き。47都道府県制覇が目標で、現在43都道府県を攻略済み。最近のブームはクレーンゲームとちいかわ。

エディターH

集英社yoiエディターズ MAQUIA編集部所属

エディターH

yoi委員会メンバー1年目。入社以来MAQUIA編集部に勤務し、主にビューティや、インタビュー企画を担当。フェムケアは初心者ですが吸水ショーツは長らく愛用中。

エディターT

集英社yoiエディターズ BAILA編集部所属

エディターT

女性誌、文芸誌、少女漫画など、各編集部から選出されたyoi委員会メンバーの一人。入社以来BAILA編集部に勤務し、今年で7年目。BAILAでは主にビューティや読み物、インタビュー企画を担当。自立心の強い長毛さび猫と暮らしている。

石坂友里さん

yoiクリエイター

石坂友里さん

1988年、東京生まれ。 スカウトされ2001年『週刊朝日』表紙モデルでデビューする。 雑誌、広告のほか、CMやMV、SHOW、映画にも出演。 韓国人デュオBrown eyesのMVに出演したことをきっかけに、活動の幅を韓国にも広げる。 現在はライターや、ときどき韓日翻訳家としても活動中。

【yoiクリエイターズとは?】
yoiの読者としての目線を生かし、語学やアート、文章表現などのクリエイティブスキルを発揮して、情報を発信していくクリエイターのこと。ビューティーやウェルネス、カルチャーや社会派の記事など、それぞれの得意分野でyoi読者におすすめのコンテンツを毎月配信します。

杉本亜美奈さん

フェルマータCEO

杉本亜美奈さん

東京大学修士号、London School of Hygiene & Tropical Medicine () 公衆衛生博士号取得。東京電力福島原子力発電所事故調の委員として活動後、日本医療政策機構にて、世界認知症審議会 の日本誘致を担当。厚生労働省のヤングプロフェショナルメンバーにも選ばれ、「グローバル・ヘルスの体制強化:G7伊勢志摩サミット・神戸保健大臣会合への提言書」の執筆に関わる。Mistletoe㈱への参画を経て、2019年に当社を創業。

名越恵里奈さん

『コスメキッチン』PR

名越恵里奈さん

〝好き〟を追い求めて、オーガニックコスメの世界に。店舗スタッフを経て、2021年にコスメキッチンの広報担当に着任。日々オーガニックコスメの魅力を発信中。

川島七海さん

『DISCO』レセプション

川島七海さん

DISCOのレセプションとして勤務して7年目。最近ではDISCOのオリジナルブランド『THAW』の企画に携わっています。ランジェリーが好きでフェムテックアイテムにはとても関心があります。

 

森川英里さん

フォトグラファー

森川英里さん

1991年生まれ 愛知県名古屋市出身。権之助坂スタジオを経て、横浪修氏に師事。2022年独立。ポートレートを中心にファッション、広告、アーティスト撮影などを手掛けている。

SAKURAさん

モデル・イベントオーガナイザー・MC

SAKURAさん

静岡出身 日本人の父とタンザニア人の母を持つ。レゲエダンサーとして活動後モデルの道へ。持ち前のgrooveで雑誌や広告に出演。2024年には国内最大級フェスのMCを務め多岐に渡り活躍している。現地まで足を運び本場のバイブスを持ち込んだAMAPINIGHTではオーガナイザーとして活動。東京カルチャーを牽引している。

一絵さん

モデル・DJ

一絵さん

岩手県陸前高田市出身 実家はお寺。緻密に変化する表情と端正な身体で広告を主にファッション業界で活躍。スキンケア・韓国コスメに精通しており、韓国でもモデルとして活動。近年ではDJ活動もスタートさせ、ichichan名義のソロDJとlucichi名義のDJ duoで活動。2024年ULTRA JAPANにlucichiで参加。

撮影/森川英里 ロゴデザイン/齋藤春香 取材・文/木土さや 企画・構成/yoi編集部