2024年10月の第3回目に続き、このたび第4回目となる「フェムテック&フェムケアアワード」を公開! 今回は、現在販売されている商品の中から「名品」と呼ぶにふさわしいものをyoi編集部がノミネート。16人の“フェムテック賢者”審査員がお試しし、特に評価の高かったアイテムを部門ごとに発表します。
「一度使うと手放せない!」という声が多数のアイテム【おりものシート】のトップ4は?
- おりものシート大賞1位: はたらくSARA・LI・E(さらりえ) 1秒ドライ/サラサーティ
- 独自のメッシュ構造で、1日中さらっと快適が続く
- フェムテック賢者の推薦コメント
- おりものシート大賞2位:コットン100 2枚重ね/サラサーティ
- 1度で2回分使える! 新発想のおりものシート
- フェムテック賢者の推薦コメント
- おりものシート大賞3位:オーガニックコットン/ソフィ
- 敏感肌に優しい、オーガニックコットンの救世主
- フェムテック賢者の推薦コメント
- おりものシート大賞4位:きれいスタイル/ロリエ
- 下着へピタッと密着し、10時間さらさらをキープ
- フェムテック賢者の推薦コメント
- 第4回フェムテックアワード審査員・「フェムテック賢者」一覧
おりものシート大賞1位: はたらくSARA・LI・E(さらりえ) 1秒ドライ/サラサーティ

はたらくSARA・LI・E(さらりえ) 1秒ドライ 62個入り オープン価格/サラサーティ
独自のメッシュ構造で、1日中さらっと快適が続く
「おりものシート」部門の1位に輝いたのは、『サラサーティ』の「はたらくSARA・LI・E(さらりえ) 1秒ドライ」でした。通気性のよい独自の表面メッシュ構造と、凹凸のある表面シートが素早くおりものを吸収。おりものが肌に触れにくいためべたつきにくく、長時間サラサラ感を持続します。
さらに、足を組んだり、階段を登ったり…働く女性の日常動作に合わせてシートが動く、波フィット形状を採用。忙しい日でも、1日さらっと快適に過ごすことができます。
フェムテック賢者の推薦コメント
「おりものシートが欠かせない派なのですが、夏はムレが気になることも…。これまで、ムレが気になるときは使い切りの布ナプキンを使っていたのですが、このアイテムに出合ってから、ムレの悩みがなくなりました! シートをつけるのが苦手という人にほど、試してみてほしいですね」(yoi編集部・木村美紀)
「触れたときのドライ感がほかのものと全然違う! 吸収してもすぐ乾いてくれそうです。“おりものシートはズレるから使いたくない”という声もよく聞くので、ズレにくいのもうれしいですね」(『FEMTECH LAB そごう横浜店』店長・大石樹里さん)
「おりものが多くてかぶれやすい体質なのですが、シートを変えられないとかぶれがひどくなってしまうので、普段おりものシートは使っていないんです。でもドライなタイプならかぶれにくそうだし、使ってみたい」(『Hogara』プロジェクトリーダー・大川侑穂さん)
「おりものを吸収して一瞬で乾燥してくれるのは、不快感が軽減されていいですね」(ライター・海渡理恵さん)
「これは表面がポコポコしていて、肌に触れる面が少ないところが好き。お手洗いに行って多少おりものが気になっても、このシートなら表面をさっと拭き取れるくらいべたつきにくいです。快適さが長続きするのが嬉しい」(集英社yoiエディターズ non-no編集部所属・石井瑛子)
「蒸れなさそうだから暑い時季に使いたい! 蒸れるとかゆみにつながることもあるので、さらっと蒸れない・べたつかないメッシュ素材で快適に過ごせそうです」(yoi編集部 副編集長・福井小夜子)
「デリケートゾーンが蒸れやすいときも、ドライタイプなら快適に使えそう!」(yoi編集部・エディターH)
おりものシート大賞2位:コットン100 2枚重ね/サラサーティ

コットン100 2枚重ね 72枚入り(36組×2) ¥577/サラサーティ
1度で2回分使える! 新発想のおりものシート
なんと第2位にも『サラサーティ』が入賞! 上位2位を『サラサーティ』が独占するという、圧倒的人気を誇る結果となりました。「コットン100 2枚重ね」は、肌に優しい天然コットン100%を使用しただけでなく、1度で2回分使用できるという新発想のおりものシート。
上部分がシールのように簡単にめくれるようになっているので、汚れが気になったときにシートをめくるだけでOK。おりものシートそのものを替える手間がなく、体も心も心地よく過ごすことができます。
フェムテック賢者の推薦コメント
「トイレへ行くたびにポーチを持っているわけではないので、入ってから“替えのシートを持ってくればよかった”と思うこともしばしば。でも2枚重ねなら替えのシートを持ち歩く頻度も減らせるし、快適に過ごせる時間が増えた気がしてうれしくなります」(ライター・堀越美香子さん)
「ナプキンほど緊急性がないおりものシートだからこそ、1枚で2回使えるのは便利ですよね。これ1枚持っておけば2倍安心!」(yoi編集部・エディターH)
「私がおりものシートを選ぶポイントは、無香料×オーガニックコットン。トイレでわざわざ付け替えなくても、上の部分を剥がすだけという手軽さも◎」(『ラブピースクラブ』広報・山本あやのさん)
「トイレへ行くたびに新しいシートを持っていくのも大変なので、付け替えずめくるだけという手軽さはとても助かります」(アダストリア『Mood is me.』部長・渥美昌子さん)
「おりものシートの汚れが気になったときも、さっとめくるだけというラクさ、便利さが魅力的!」(アダストリア『Mood is me.』・大場成美さん)
「粘り気のあるおりものが出るときにぜひ使いたいです。万が一替えのおりものシートを忘れたとしても、簡単にめくるだけでOKだなんてありがたい!」(ライター・中西彩乃さん)
おりものシート大賞3位:オーガニックコットン/ソフィ

オーガニックコットン 52個入り ¥450前後(税込)/ソフィ
敏感肌に優しい、オーガニックコットンの救世主
敏感肌でも安心して使用できるよう、オーガニックコットンを100%使用したおりものシート。高分子吸水材不使用(ノンポリマー)で、表面シートには、肌に触れにくいなみなみ形状のシートを採用。全面通気性バックシートと、空気をたっぷり含んだふわふわコットンシートが1日中サラサラ感をキープしてくれます。
フェムテック賢者の推薦コメント
「おりものシートは厚みがあるものより薄いほうが好み。こちらは薄くて、かつオーガニックコットンなのが◎。優しい肌触りが好きです」(集英社yoiエディターズ SPUR編集部所属・道下杏香)
「生理用ナプキンはずっと『ソフィ』のはだおもいを使っているので、おりものシートも信頼できそうです」(『Hogara』プロジェクトリーダー・大川侑穂さん)
「ふわふわの柔らかな触り心地が好き! やっぱりデリケートゾーンなので、いいものを使いたいですよね」(アダストリア『Mood is me.』・大場成美さん)
「オーガニックコットンのものはかぶれにくい気がするので、夏場など蒸れやすい時季でも安心して使えます」(集英社yoiエディターズ non-no編集部所属・石井瑛子)
「ほかのおりものシートとは感触が違って、波型になっているのがおもしろい。肌に張り付きにくそうでいいですね。おりものシートはズレるイメージがあったけれど、フィット感もよさそう」(集英社yoiエディターズ MAQUIA編集部所属・エディターH)
おりものシート大賞4位:きれいスタイル/ロリエ

きれいスタイル 72コ入 オープン価格/ロリエ
下着へピタッと密着し、10時間さらさらをキープ
4位には、『ロリエ』の「きれいスタイル」がランクイン! 薄さ1mmのふんわりキルティングを採用した表面シートがおりものをしっかり閉じ込めて、10時間さらさらをキープ。下着へピタッと密着して、動いてもヨレにくいのがポイント。
フェムテック賢者の推薦コメント
「体感として比較的取り扱いのあるお店が多いので、出先や旅先でも買いやすくて助かります。角が丸くなく四角っぽい形もずれにくくて好み。表面もさらっとしていて、かゆみやかぶれが出にくいです」(集英社yoiエディターズ non-no編集部所属・石井瑛子)
「香りつきのシートとおりもののにおいが混ざるのが嫌なので、無香料を選んでいます。『ロリエ』はコンビニにもよく置いてあるので、気軽に手に取れる点もお気に入り」(集英社yoiエディターズ SPUR編集部所属・道下杏香)
「長年使っていますが、フィット感のよさが気に入っています」(アダストリア『Mood is me.』部長・渥美昌子さん)
第4回フェムテックアワード審査員・「フェムテック賢者」一覧
アダストリア『Mood is me. 』部長
2004年にポイント(現アダストリア)入社。『Heather』のVMDとエリアマネージャーを兼任、『repipi armario』でブランドディレクターや事業部長に従事。2022年より新規事業の立ち上げ準備にかかわる。年齢や性別を問わず、自分の素直なキブン(Mood)に目を向けてフィジカルとメンタルを整え、ポジティブなキブンを引き出すことで「心身ともに健康で美しくあること」を提案するウェルネスブランド『Mood is me.』を、2023年9月にスタート。ブランドのサイトでは、フェムテック・フェムケア商品を多数取り扱っている。
『Mood is me. 』 EC担当
2013年に現アダストリア入社。 越谷レイクタウン店舗にて副店長として従事。結婚を機に一度退社したが、出産後に再びアダストリアへ。 本部撮影スタジオで働いたのち、2023年よりmood is meのEC担当としてサイト運営に携わっている。

FEMTECH LAB そごう横浜店 店長
FEMTECH LABそごう横浜店にて店長として従事。 吸水ショーツの快適さに魅了され、店舗で取り扱っている吸水ショーツは全て愛用中。 店舗ではフェムテック・フェムケア商品の販売のほか、ためになるセミナーやイベントを定期的に開催。
『iroha』PRグループマネージャー
大学時代に赤裸々な恋愛記事を執筆するライター活動を経験し、性に関する話題が多くの人々に求められていることを実感する。アダルトグッズを中心に販売する『TENGA』に入社後は、「女性の気持ちよさ」をテーマにしたirohaの広報を担当。自身も商品モニターを行いながら、セルフプレジャーの認知度を高めている。

『Hogara』プロジェクトリーダー
2015年、豊島株式会社入社。入社当時女性総合職が一人もいない状況だったが、徐々に女性総合職が増えてきたタイミングで、「私たちが今本当にほしいものを作らないか?」という一声で、フェムケアブランド『Hogara』を立ち上げ、「おまもりショーツ®」で2024年度グッドデザイン賞を受賞。最近はTUMUGU×HogaLifeSupportというライフステージに寄り添う新しい福利厚生サービスをローンチするなど、様々な方面から朗らかな明日を模索中。

ライター
インタビューやヒューマンテーマを主に担当。海外ドラマ&セレブリティ、東南アジア、占いをこよなく好む。

ライター
yoiライター。産後をきっかけに、ホルモンバランス&免疫力がガタ落ちしたのを痛感。医師もびっくりな高スパンでのトラブル多発に悩んでいたところに、yoiでの執筆の機会が。心身を立て直すべくフェムテック&インナーケアを導入し、現在の推しサプリは、エクエルと婦宝当帰膠。今年の目標は、分子栄養療法と婦人科でのモナリザタッチ。

ライター
主にwebメディアで活動。文化女子大学(現・文化学園大学)でファッションを学び、ショップスタッフとして5年ほど勤務経験あり。yoiでの執筆を機にフェムテックに触れる機会が増え、今はとにかくいろいろなものを試して自分に合うアイテムを探求している。
集英社yoiエディターズ non-no編集部所属
女性誌、文芸誌、少女漫画など、各編集部から選出されたyoi委員会メンバーの一人。入社2年目で現在はnon-no編集部に勤務。主にファッションやカルチャーページを担当。基本インドア派のため、家を快適かつ満足のいく環境にするべく、インテリア探しに余念がない。だが旅行は好き。47都道府県制覇が目標で、現在43都道府県を攻略済み。最近のブームはクレーンゲームとちいかわ。
集英社yoiエディターズ MAQUIA編集部所属
yoi委員会メンバー1年目。入社以来MAQUIA編集部に勤務し、主にビューティや、インタビュー企画を担当。フェムケアは初心者ですが吸水ショーツは長らく愛用中。
SPUR編集部
yoi委員会に所属したばかり。普段はSPUR編集部にて、ファッション/ビューティ担当。ズボラな性格で「時短」「簡単」という言葉に弱いので、面倒くさがりでも楽々試せるフェムテックを探しています。
yoi編集部 副編集長
入社以来13年間MOREでファッションを担当し、今年の春からyoi編集部副編集長に。吸水ショーツやPMSサプリなど、フェムテック関連のアイテムは昔から積極的に取り入れてきた。今気になっているアイテムは月経ディスク。もうすぐ小学生になる男の子の母。
yoi編集部
2022年の6月にyoiに異動してきた、11年目エディター。yoiでさまざまなフェムテック&フェムケア情報に触れることで日々関心が高まり、いまや吸水ショーツやデリケートゾーンソープは手放せない存在に。
yoi編集部
入社7年目のyoi編集。ファッション&ビューティを担当。好きなものはマンガ、犬、音楽。異動してきたばかりなので、フェムテックは勉強中。生理期間中新しいナプキンや吸水ショーツを色々試ししている。
撮影/森川英里 ロゴデザイン/齋藤春香 取材・文/堀越美香子(推薦コメント)・木土さや(商品説明) 企画・構成/木村美紀(yoi)