2024年10月の第3回目に続き、このたび第4回目となる「フェムテック&フェムケアアワード」を公開! 今回は、現在販売されている商品の中から「名品」と呼ぶにふさわしいものをyoi編集部がノミネート。16人の“フェムテック賢者”審査員がお試しし、特に評価の高かったアイテムを部門ごとに発表します。
以前は「ハードルが高い」という声も多かった【セルフプレジャー】アイテムのトップ5は?
- セルフプレジャー大賞1位:Liberty 2 Naomi Watanabe/ウーマナイザー
- セルフプレジャーの概念を変えるきっかけになるように、想いを込めて
- フェムテック賢者の推薦コメント
- セルフプレジャー大賞2位:TENGA UNI/TENGA
- ぷにぷにのゲル素材が新鮮! 次世代プレジャーアイテム®
- フェムテック賢者の推薦コメント
- セルフプレジャー大賞3位:ENIGMA ダブルソニック/LELO
- 史上初⁉ 深い快楽へと誘うAスポットトイ
- フェムテック賢者の推薦コメント
- セルフプレジャー大賞4位:Lumii/biird.
- 波のように続くオーガズムが楽しめる、吸引・ローター一体型トイ
- フェムテック賢者の推薦コメント
- セルフプレジャー大賞5位:iroha SVR/iroha
- パワフルな振動と多彩なリズムで、パートナーとの愛を深めて
- フェムテック賢者の推薦コメント
セルフプレジャー大賞1位:Liberty 2 Naomi Watanabe/ウーマナイザー

Liberty 2 Naomi Watanabe ¥15540/ウーマナイザー
セルフプレジャーの概念を変えるきっかけになるように、想いを込めて
『ウーマナイザー』の人気アイテム「Liberty 2」から、渡辺直美さんとコラボした特別限定モデルが登場。『ウーマナイザー』が提唱するセルフプレジャーとは、わたしたちの体と心の健康につながる大切なセルフケアのひとつであること。恐怖や罪悪感、プレッシャーを感じることなく、女性たちが安心して、それぞれのペースで自身の性と向き合うきっかけになってほしいという想いが込められています。
衛生的なカバーケースとトラベルロック付きで、旅行などのお出かけ時にも便利。8段階の強度レベルを搭載し、クリトリスに直接触れることなく、優しく微細な振動が吸引と同時にマッサージを行い、かつてないオーガズムの感覚をもたらします。
フェムテック賢者の推薦コメント
「コラボパッケージが可愛い! サイズはコンパクトなのに、吸引力はしっかりありますね。セルフプレジャーグッズに興味がある友人などへのプレゼントにもよさそうです。蓋が付いているのも衛生的だし、持ち運びもしやすくて◎」(ライター・海渡理恵さん)
「購入させていただきました! 渡辺直美さんのYouTubeをよく観るのですが、飾らない雰囲気やライフスタイルもすごく好き。性に対しても、隠さなきゃいけないものだという認識が、直美さんのおかげで変わっている気がします。パッケージも可愛いし、革新的なコラボでした」(『Hogara』プロジェクトリーダー・大川侑穂さん)
「渡辺直美さんという影響力のある方が、プレジャートイに関わることに大きな意味があると思います。裾野が広がった感じ!」(集英社yoiエディターズ MAQUIA編集部所属・エディターH)
「セルフプレジャーグッズは買うのに抵抗がある方も多いから、このデザインは手に取りやすくていいですね。蓋があると、持ち歩くのにも便利だし衛生的!」(『FEMTECH LAB そごう横浜店』店長・大石樹里さん)
「とにかくパッケージの可愛さ! あまりトイになじみがない人でも、これなら買ってみようと思ってもらえる気がします。色みもおしゃれで、手に取りやすくしている努力が伝わってくるし、渡辺直美さんファンの方にもセルフプレジャーというものを身近に感じてもらうきっかけになったのでは」(『iroha』PRグループマネージャー・犬飼幸さん)
セルフプレジャー大賞2位:TENGA UNI/TENGA

TENGA UNI 各¥600/TENGA
ぷにぷにのゲル素材が新鮮! 次世代プレジャーアイテム®
男性も女性も、一人でも二人でも性別やセクシャリティにとらわれず、誰でも楽しめる次世代プレジャーアイテム®、「TENGA UNI」が2位に! エメラルド、ダイヤモンド、トパーズ、アメジストとジュエリーをモチーフにした色鮮やかなアイテムは、ぷるぷる感触のストレッチ素材。
使い捨てなので、衛生的に使用できるのもうれしい。指にはめて女性器や好みのスポットにあてたり、ひっくり返して男性器を包んだり、セルフユースに楽しんで。
※「プレジャーアイテム」は株式会社TENGAの登録商標です。
フェムテック賢者の推薦コメント
「モチモチの触り心地と、自分だけでなく、パートナーと一緒に楽しめる点がいいですね」(アダストリア『Mood is me.』部長・渥美昌子さん)
「ゲル素材の滑らかな手触りが気持ちよく、宝石をモチーフにした見た目も可愛いです。自分だけでなくパートナーとも楽しめる点も◎。カップルで使えば新たな宇宙が広がる予感⁉」(ライター・中西彩乃さん)
「ビジュアルが可愛いし、値段が安い! セルフプレジャーグッズは興味があってもなかなか手が出せないものだけど、コーヒー1杯分のお値段で買えるなら試してみたいですよね。ユニセックスに使えるし、使い捨てで扱いに困らないのも便利。性生活の活性化につながりそう!」(yoi編集部・エディターH)
「お風呂につけて、温めてから使うといいそう。それぞれ微妙に形が違うので、いくつかストックしておいて、その日の気分に合わせて使っても楽しそうですね。パートナーと一緒に使えるのもいいし、使用後に処分しやすい点も大事」(ライター・海渡理恵さん)
「一度触るとそのフヨフヨとした感触に魅了されてしまって、触っているだけでリラックス効果がありそうなくらい気持ちいい(笑)。使い切りでビジュアルも可愛いので、ギフトにも活用しています」(ライター・堀越美香子さん)
「見た目が可愛い! 性別を問わず一緒に使えるというコンセプトも素敵です。使い切りだから気軽に買えるし、プレゼントとしても手軽にあげられそう」(yoi編集部 副編集長・福井小夜子)
「誰でも、誰とでも使えるというコンセプトがいいですよね。性を楽しむということへの、自己や他者のなかにある偏見を変えてくれそう」(yoi編集部・木村美紀)
セルフプレジャー大賞3位:ENIGMA ダブルソニック/LELO

ENIGMA ダブルソニック ¥56100/LELO
史上初⁉ 深い快楽へと誘うAスポットトイ
トイ界の女王と名高いスウェーデンブランド『LELO』から、新しい境地に連れていってくれるバイブが登場。大きなスピーカーの前で、ずんずんと体に振動が響いてくるかのような振動「音波振動(ソニック・エレクトロニック)」を、そのままバイブに採用。
実際に触れていなくても内側から押し寄せるような強い振動とマッサージ力で、Gスポットだけでなく、子宮頸部と腟壁の間にあるAスポットを挟み撃ちするようにして刺激。クリトリスの根の神経が多くはりめぐらされているAスポットは、未知の快感が爆発するような強いオーガズムが得られるのだとか!
フェムテック賢者の推薦コメント
「音波刺激による革命児。発売と同時に瞬く間に完売したアイテムです。ライブのときのスピーカーのような振動が、そのまま膣内全体へ行きわたります。振動でも吸引でもない、新しい体感が楽しめますよ!」(『ラブピースクラブ』広報・山本あやのさん)
「使ってみたい! タッピングもされて、音波で振動させて…ってどんな世界なんだろう、気になる!」(『iroha』PRグループマネージャー・犬飼幸さん)
「未知数の刺激で、味わったことのないオーガズムを迎えられそう…! Aスポットも気になる!」(ライター・中西彩乃さん)
「『LELO』を取り扱っている『ラブピースクラブ』の商品ページを拝見して、俄然興味が…!クリトリスの神経の根が多くはりめぐらされているAスポットって何ぞや? 宇宙を想起させるルックスも相まって、一度体験したらもう元には戻れない未知の快楽が待っていそう」(ライター・木土さやさん)
「これはもはや次世代のパートナー! ビジュアルがラグジュアリーなので、見ていて心躍ります」(yoi編集部・エディターH)
セルフプレジャー大賞4位:Lumii/biird.

Lumii ¥17600/biird.
波のように続くオーガズムが楽しめる、吸引・ローター一体型トイ
続いて4位には、日本初上陸のオランダ発のセルフプレジャーブランド『biird.(バード)』の吸引トイ「Lumii(ルミー)」がランクイン。コンパクトながら、吸引力は高く、しっかりとクリトリスを吸う感覚を味わえます。
親しみやすさと「私たちは鳥のように自由に羽ばたける!」という力強いメッセージが込められたbiirdのトイは、そのキュートなルックスから、2022年には世界三大プロダクトデザイン賞の「iF Design Award 2022」を受賞。パワフルなモードからオーラルセックスのような繊細モードまで、波のように続くオーガズムを体験できます。
フェムテック賢者の推薦コメント
「見た目が可愛すぎる! プレジャートイって実は機能での差がそこまでつきづらいことも。だから持っていて気分が上がるとか、部屋に置きたいかなどが大事。これは圧倒的にビジュアルが可愛くてテンション上がる! 『iroha』の展示会でも“ケースはないの?”と聞かれることがすごくあって。埃がつかないのか、見られてバレないのか、を気にされる方が多いんです。そういう意味でもケース付きは素敵だと思いました」(『iroha』PRグループマネージャー・犬飼幸さん)
「プレジャートイってどうしても生々しくなってしまったり、逆にすごくシックだったりしませんか? こんなにキュートなビジュアルのトイ、ときめかずにはいられません! ボックスも可愛くて、そのまま飾っておきたいくらい眼福です♡ これだけの可愛さで吸引力もしっかりあるなんて、理想的!」(ライター・堀越美香子さん)
「見た目もさることながら、付属のケースも可愛い。コンパクトなのに吸引力がある点も◎。背徳感がない!」(ライター・中西彩乃さん)
「ポーチがオーロラになっているのが可愛い! あからさまなルックスのグッズはどうしても圧を感じてしまいますが、こちらは真っ先に可愛いという印象から入れるので、手に取りやすいと思います」(ライター・木土さやさん)
「デザインが可愛くて、見ているだけで気分が上がります!」(集英社yoiエディターズ MAQUIA編集部所属・エディターH)
「雑貨のような見た目とカラーが可愛い。付属のポーチがあるのも◎」(集英社yoiエディターズ SPUR編集部所属・道下杏香)
セルフプレジャー大賞5位:iroha SVR/iroha

iroha SVR ベリーペリー・コーラルピンク 各¥5800/iroha
パワフルな振動と多彩なリズムで、パートナーとの愛を深めて
カップルアイテムとして使用できる、スマートバイブリング「iroha SVR」が5位にランクイン。女性のセルフプレジャーと向き合ってきたirohaが、 パートナーとの愛を深めるために開発した、とっておきのアイテムです。
輪っかの部分を男性器の根元につけ、そのまま挿入すれば、棒部分が振動して女性器に刺激を与えてくれます。コンパクトなサイズながらパワフルな振動と多彩なリズムで、より深くより刺激的な時間をもたらします。
フェムテックアワードお試し会では、友人が「iroha SVR」を機に、セックスレスを解消したという驚きのエピソードで大盛上がり! セルフプレジャーグッズとして、一人で振動する棒部分をあてがって楽しむのも◎。
フェムテック賢者の推薦コメント
「一人でも二人でも一緒に楽しめるので、『FEMTECH LAB』でも人気のアイテムです。お店ではご自身用に買う方が多い印象。専用の袋もあり、持ち運びしやすい点も選ばれる理由のようです」(『FEMTECH LAB そごう横浜店』店長・大石樹里さん)
「パートナーと一緒にも楽しめるのがすごいと思う! 『iroha』から発売される前に、同じ形で『TENGA』から別のカラーが発売されていたのですが、その当時から使っています。二人で使えるトイのパイオニア的存在で、その登場に感動した記憶…!」(『Hogara』プロジェクトリーダー・大川侑穂さん)
「お悩みのあるカップルにそっとプレゼントしてあげたいです。性別を問わず使えるのがいい」(yoi副編集長・福井小夜子)
「取材でこのアイテムのことを知り、セックスレスで悩んでいる友人に教えてあげたら、セックスが楽しくなって、レスが解消したといううれしい報告が…! コンパクトで可愛いデザインなので、初級のセルフプレジャーグッズとしても優秀」(yoi編集部・木村美紀)
アダストリア『Mood is me. 』部長
2004年にポイント(現アダストリア)入社。『Heather』のVMDとエリアマネージャーを兼任、『repipi armario』でブランドディレクターや事業部長に従事。2022年より新規事業の立ち上げ準備にかかわる。年齢や性別を問わず、自分の素直なキブン(Mood)に目を向けてフィジカルとメンタルを整え、ポジティブなキブンを引き出すことで「心身ともに健康で美しくあること」を提案するウェルネスブランド『Mood is me.』を、2023年9月にスタート。ブランドのサイトでは、フェムテック・フェムケア商品を多数取り扱っている。
アダストリア『Mood is me. 』 EC担当
2013年にアダストリア入社。 越谷レイクタウン店舗にて副店長として従事。結婚を機に一度退社したが、出産後に再びアダストリアへ。 本部撮影スタジオで働いたのち、2023年より『Mood is me.』のEC担当としてサイト運営に携わっている。

FEMTECH LAB そごう横浜店 店長
FEMTECH LABそごう横浜店にて店長として従事。 吸水ショーツの快適さに魅了され、店舗で取り扱っている吸水ショーツは全て愛用中。 店舗ではフェムテック・フェムケア商品の販売のほか、ためになるセミナーやイベントを定期的に開催。
『iroha』PRグループマネージャー
大学時代に赤裸々な恋愛記事を執筆するライター活動を経験し、性に関する話題が多くの人々に求められていることを実感する。アダルトグッズを中心に販売する『TENGA』に入社後は、「女性の気持ちよさ」をテーマにしたirohaの広報を担当。自身も商品モニターを行いながら、セルフプレジャーの認知度を高めている。

『Hogara』プロジェクトリーダー
2015年、豊島株式会社入社。入社当時女性総合職が一人もいない状況だったが、徐々に女性総合職が増えてきたタイミングで、「私たちが今本当にほしいものを作らないか?」という一声で、フェムケアブランド『Hogara』を立ち上げ、「おまもりショーツ®」で2024年度グッドデザイン賞を受賞。最近はTUMUGU×HogaLifeSupportというライフステージに寄り添う新しい福利厚生サービスをローンチするなど、様々な方面から朗らかな明日を模索中。

ライター
インタビューやヒューマンテーマを主に担当。海外ドラマ&セレブリティ、東南アジア、占いをこよなく好む。

ライター
yoiライター。産後をきっかけに、ホルモンバランス&免疫力がガタ落ちしたのを痛感。医師もびっくりな高スパンでのトラブル多発に悩んでいたところに、yoiでの執筆の機会が。心身を立て直すべくフェムテック&インナーケアを導入し、現在の推しサプリは、エクエルと婦宝当帰膠。今年の目標は、分子栄養療法と婦人科でのモナリザタッチ。

ライター
主にwebメディアで活動。文化女子大学(現・文化学園大学)でファッションを学び、ショップスタッフとして5年ほど勤務経験あり。yoiでの執筆を機にフェムテックに触れる機会が増え、今はとにかくいろいろなものを試して自分に合うアイテムを探求している。
集英社yoiエディターズ non-no編集部所属
女性誌、文芸誌、少女漫画など、各編集部から選出されたyoi委員会メンバーの一人。入社2年目で現在はnon-no編集部に勤務。主にファッションやカルチャーページを担当。基本インドア派のため、家を快適かつ満足のいく環境にするべく、インテリア探しに余念がない。だが旅行は好き。47都道府県制覇が目標で、現在43都道府県を攻略済み。最近のブームはクレーンゲームとちいかわ。
集英社yoiエディターズ MAQUIA編集部所属
yoi委員会メンバー1年目。入社以来MAQUIA編集部に勤務し、主にビューティや、インタビュー企画を担当。フェムケアは初心者ですが吸水ショーツは長らく愛用中。
SPUR編集部
yoi委員会に所属したばかり。普段はSPUR編集部にて、ファッション/ビューティ担当。ズボラな性格で「時短」「簡単」という言葉に弱いので、面倒くさがりでも楽々試せるフェムテックを探しています。
yoi編集部 副編集長
入社以来13年間MOREでファッションを担当し、今年の春からyoi編集部副編集長に。吸水ショーツやPMSサプリなど、フェムテック関連のアイテムは昔から積極的に取り入れてきた。今気になっているアイテムは月経ディスク。もうすぐ小学生になる男の子の母。
yoi編集部
2022年の6月にyoiに異動してきた、11年目エディター。yoiでさまざまなフェムテック&フェムケア情報に触れることで日々関心が高まり、いまや吸水ショーツやデリケートゾーンソープは手放せない存在に。
yoi編集部
入社7年目のyoi編集。ファッション&ビューティを担当。好きなものはマンガ、犬、音楽。異動してきたばかりなので、フェムテックは勉強中。生理期間中新しいナプキンや吸水ショーツを色々試ししている。
撮影/森川英里 ロゴデザイン/齋藤春香 取材・文/堀越美香子(推薦コメント)・木土さや(商品説明) 企画・構成/木村美紀(yoi)