【伊藤千晃のフェムケアライフ vol.2 PMS】症状を知ることやサプリメントを摂ることで、自分に優しくなれる

PMS（月経前症候群）とは
Premenstrual Syndrome の略。生理3～10日前に始まる、情緒不安定、イライラ、抑うつ、などのさまざまな精神的な不調や、腹痛、頭痛、など身体的な不調の症状。月経が始まるとともに症状がおさまったり、なくなったりするものを指します。

伊藤さん：「PMS」という言葉を知ったのは何歳の頃でしたか？ 20代の頃の私はそんな言葉を知るよしもなく、何があってもひたすら我慢していました。大した理由もなく急に悲しくなったり、イライラしたりとメンタルが不安定なときも「悪いのは自分。すべて精神力の弱い自分のせい」と、ひたすら自身を責めていたんです。

PMSという言葉を知ってからは、そういったこともなくなり、メンタルが揺らいだときも、「あ、今そういう時期だよな」と、落としどころをすんなり見つけられるようになりました。

PMSといっても症状はさまざまで、聞くところによると2000通りくらいあるらしいです。気持ちが不安定になるだけでなく、お腹、胸、乳首などが痛くなったりすることも。私の場合はすごくネガティブになって自信を失ってしまうんです。「子育てもうまくできないダメな自分。こんなだから仕事もうまくいかないのかな…」とか、そういうことばかり頭をよぎる（笑）。なんでもない一言もすべてマイナスにしか捉えられなくなり、正直地獄です。

伊藤さん：そもそもPMSっていつ？という疑問があると思うんですけど、生理がはじまる約２週間前の排卵直後から生理後まで続く方もいるし、生理の１週間くらい前に始まり生理が来ると落ち着くという方も。私の場合はまさに後者です。

生理が不順な方はこの時期を見極めること自体が難しいと思うし、気持ちが揺らぐことってPMSに関わることがすべてではないので、まずはPMSや生理の時期を予測してくれるアプリを試して、PMSの時期を探ってみるといいと思います。

さらに、PMSに寄り添ったサプリメントやフードを味方につけて、気持ちの置き場所を作っておくのがおすすめ。私もそうするようになってからすんなりつらさを軽減することができたし、何より、自分に優しくなれました。

伊藤さん：今年のフェムテックフェスで知った、まさに生理前にピンポイントで取り入れることができる便利なサプリメントです。γ（ガンマ）-トコフェロールなど4つの成分で生理前をやさしくサポートすると聞いて、これはすごい！と、飛びつきました（笑）。個包装だから持ち歩きにも便利。

伊藤さん：生理前にどうしても食欲旺盛になってしまうけど、RinwellのCBD入りのチョコレートバーなら罪悪感も軽減。PMS対策用のフードというわけではないけれど、一粒でもかなり満足感を得られるし、何よりおいしいので、添加物たっぷりなものを爆食してしまうのを防げます。私はこの２つのフレーバーがお気に入りで、いつもストックしています。

伊藤さん：生理前や生理中ってとにかく眠くて仕方ないんです。それでやる気がないと思われてしまうことも。そういうときにはこのサプリの出番。乳酸菌を継続して摂ることで、晴れない気持ちや精神的疲労感の緩和に役立ちます。私の場合、朝もすっきり起きられるようになってうれしい！

ニット¥67100／マイディ（ビオトープ 0120-298-133） パンツ¥30800／アー・ペー・セー（アー・ペー・セー カスタマーサービス 0120-500-990）ピアス¥23100／プリュイ（プリュイ トウキョウ 03-6450-5777）シューズ¥38,500／ピッピシック（ベイジュ 03-6434-0975）

撮影／松岡一哲（人物）、柳香穂（静物） ヘア&メイク／松永奈巳　スタイリスト／藥澤真澄　取材・文／通山奈津子　構成／渋谷香菜子