【yoi2周年スペシャルインタビュー第4弾・後編】Spotifyでの配信も話題沸騰中のファビュラスな叶姉妹がyoiに降臨。特別感のある白い衣装に身を包んで、yoi読者のリアルなお悩みにお答えいただきました。生き方の“正解”や“不正解”に悩む人も、きっと心が軽くなるはず。叶姉妹ファンも必見のアンサーをお見逃しなく!
Q. どうすれば素直な心で人とコミュニケーションがとれるでしょうか
最近心から笑うことが少なくなりました。笑顔の素敵な人をみると、自分が嫌になります。コミュニケーションの取り方もわからなく、一日が終わると、あの時どうやって答えたら正解だったのかな?など、いろいろ考えてしまいます。お二人は、コミュニケーションを取る際に意識していることはありますか?
自分の素直な気持ちを
言うことがあったとしても
人に嫌われるという事を恐れすぎると
本当の気持ちで接することができない
というふうに見えてしまう方も
多いはずです。
⚜️💎媚びない生き方⚜️🦋✨✨
自分が好きなこと、
確信が持てることに、
従って 生きる。
それは、他人に媚びない生き方です。
世の中の全てから愛されようといった
虫の良いことは考えず、
異端を恐れずに進む。
それがわたくしの原点です。
こちらは私の好きな
姉の格言のひとつですよ。
ふと大事なことに気づかされる事は、
わたくしたちのSpotifyでも
お話ししておりますよ。(美香さん)
恭子さん 人に嫌われるということを恐れすぎると、本当の気持ちで接することができないという方もいらっしゃるかもしれません。でも、嫌われる人は何をしても嫌われるんです。何も言わなくても、いるだけでも、嫌われる人は嫌われる。だからそれは、コミュニケーションでもなんでもないのでしょうけれども、生き方、そこにいるあり方もひとつのコミュニケーションですよね。
美香さん 私が好きな姉の格言をお話しさせていただいているのですが、SNSでピックアップしてくださる方も多い格言のひとつです。
Q. 女性が生きづらい日本社会をどう思われますか?
子どもがほしい気持ちはありますが、日本では女性が家事や育児もして、仕事もして……と大変そうで、経済的にも不安です。叶姉妹のお二人は、世界と比較しても女性の地位が低く、女性が生きづらい日本社会をどう思われますか?
いまだに一夫多妻制の国の制度が
根強く残っている国も
少ないとは言えません。
日本でも
なぜか女性が選ぶのではなく
選ばれるというふうな前提を、
ご自身で作っているように思われます。
その関係性は
結婚後も変わらず
決してあなたにとってハッピーか
どうかは分かりませんよね。
恭子さん それを選択しているのはご自身たち。日本の女性がそう選択しているのではないでしょうか。わたくしたちは選ぶのです。日本の女性は選ぶのではなくて、選ばれたい、という方が多いように思うのですが、なぜ自分が選ばないのか。ということですね。そういう気持ちがなくならない限りは、それは変わらないのですよ。選んで捨てる。選んで捨てる。ということを、ずっとわたくしはやってきました。いえ、捨てたのではなくて、放っておいた。だから電話をしていると途中で、「そういえば、あなた誰でしたっけ?」と、わからない時もたくさんありますよ。 そういうのはわたくしにとっては普通のことです。
――自分の選択に自信を持つのが難しいなと感じます。
恭子さん 選ぶということは、何のお水を飲んでいるのか、ということと同じことだと思います。例えばシャインマスカットは3000円のものもあれば、5000円も、1万円のものもありますよね。それの何が違うかをわたくしたちは調べるのが好きです。まずは、3万円と3000円を比べます。10倍ですよね。なぜそうなのか。自分たちにとってそれは価値があるのか。そういう比べ方は、わたくしたちは日常的に楽しんでやっています。
――知識として比べることで、本当に良いものがわかる人間になっていけるのでしょうか。
恭子さん そうですね、でもそれは何年もかかります。わたくしの言葉でよく、ペルシャ絨毯というのが出てきますが、男性はペルシャ絨毯と同じですから、一目で見てその価値がわかる人はわかる。でも、世の中には7000円とか6000円とかの名前だけのペルシャ絨毯もあるのですよ。本当の価値がわかるようになるかどうかは積み重ねですから、比べたからすぐにわかるというのはむしろすごいことだと思います。
Q.落ち込んだとき、どう立ち直ったらよいでしょうか
お二人は、どんなことで落ち込んだり、悲しい気持ちになったりするのでしょうか? またそういう気持ちになってしまった時は、どのように折り合いをつけ、再び立ち上がるのでしょうか?
まずは落ち込んだりするような
シチュエーションになる
ようなことは致しませんし、
だからこそ
落ち込むこともありません。
恭子さん わたくしたちに関しては、そもそもが、落ち込むことにならないように。
美香さん はい。選択をしていくので。
――その、選択の仕方というのは、これまでの経験から培ったものなのでしょうか。
恭子さん さきほどお話しましたシャインマスカットの話ですよね。3万円のシャインマスカットを買うのであれば、違う安いものを買ってどうするこうすると思う方もたくさんいらっしゃると思います。ですが、わたくしたちの選択は、自分が食べたいものがその対価であった場合は、食べたいほうを選んできたということです。
Q.叶姉妹が考える強い女性の定義とは?
自立した強い女性になりたい、強く生きたいと思っています。叶姉妹が考える「強い女性」というのはどのような女性ですか?
ご自身の弱いところも含め
認め、なおかつそれを
改善していくことの
熱量がある女性。
恭子さん 強い女性は、美香さんみたいな女性。よく皆さん、恭子さんは強いですよねと仰いますが、何をどう思って、見て、わたくしのことを強いと感じていらっしゃるのだろうと思うのですが、どう思われますか?
――ご自身の気持ちをすごくストレートにお伝えくださるところが、強い女性にうつるのではないでしょうか。
恭子さん 多分、日本の文化がそうさせているのだと思います。海外に行くと、外国の方はストレートに意見を言いますよね。男性女性関係なく。なおかつ、自分が正しいと思うから、と言っていらっしゃる。でも、正しいとか正しくないかは誰もジャッジできないことではないでしょうか。だから、わたくしは強い、ということではなく、単に、日本において異質なだけ。
でも美香さんは日本において、つつましやかでありながら、言わなきゃいけないところはバシッという。なおかつ人に優しくできる。わたくしのように本当だからと全部言ってしまうのではなくて、美香さんは黙っている。思いやりというのでしょうか、それをなんと呼ぶのかはわかりませんが、少なくとも強い女性というものは、なんでも言ってしまって殴っても勝つ、といったものではない。
要するに、きちんと自分自身の鎧を持っているということです。わたくしの鎧よりも美香さんの鎧のほうが3倍強くできているのですよ。アベンジャーズの5人、ぐらいでしょうか。
美香さん 決してアベンジャーズではないです。喧嘩が強いとかパワーがあるとか、そういうのではなくて、どちらかというと包容力があって、全てを受け止めながら判断ができる方というのは、とても強い人だと思います。
皆さんが誤解することがあったりするのですが、姉にはそういう一面もあるのですよ。yoiの読者の方たちが思う印象的とは違う、もっと大きな包容力があるので、やはり姉は強い人だなと思います。
【叶姉妹の美の秘訣】おすすめのスキンケアは?
恭子さん 1ヶ月半ですでに8個使ったクリームです。蓋を開けてギュッと押すと出てくるのですよ。
わたくしは20代の頃から自分への投資として一流のスキンケアを使ってきました。あるブランドさんの15万円のクリームやスキンケアのセットを使っていたこともあるのですが、わたくしが半年買わなくなったらその店舗が閉店してしまったと言われたこともあるくらいです。
そのクリームより、こちらのスーパーセル クリームのほうがいい。年代関係なく使えますが、わたくしは30歳前後から使ったほうがいいと思います。
例えば、テニスをされる方もいらっしゃるし、山でキャンプをされたりする方もいらっしゃいますけど、ご自身が知らないうちに肌が焼けているだけじゃなくて、ダメージを受けているのですよ。
そういうときは余裕があればご自身への投資として、できる限り上からクリームを塗っていく。特に肩は攻撃を受けているところ。その肌のダメージは戦ってきた鎧なのだから、きちんとケアをしてあげましょうと思わないと。
ご自身への投資がいちばん大事だとわたくしは思います。ご自身がきれいなだけで得することっていっぱいあるんですよ。
純度100%のヒト臍帯血幹細胞順化培養エキス配合。TAKANO YURI スーパーセル クリーム 50g ¥52800/たかの友梨BEAUTY SHOPPING
セレブリティ・ライフスタイルプロデューサー
天才的なプロデュース力と類まれなセンス、ハイパーゴージャスなボディを持ち、老若男女問わず圧倒的な支持を得る。叶姉妹珠玉の写真集8冊がデジタル版で復刻、ポニーキャニオンより配信中(https://ps.ponycanyon.co.jp/kpb/)。
また、配信中のSpotifyオリジナルポッドキャスト番組『叶姉妹のファビュラスワールド』は、飾らないふたりの本音トークに「癒される」「前向きになれる」と話題沸騰。
叶姉妹のファビュラスワールド
叶姉妹と、叶姉妹が愛する大切な皆さんが声でつながる新しい交流の場。それが「叶姉妹のFabulous World」。この番組では、皆さまから寄せられたお便りや質問に、恭子さん、美香さんそれぞれが本音で向き合い、お答えしていきます。音声ならでの親密な対話を通じて、先の読めないこの時代を自分の指針をもって人生を生きるためのヒントをお届けします。
お悩み受付フォーム:https://forms.gle/JHgdBxnKuLnixQQA7
配信日時:毎週火曜18時ごろ配信
https://spoti.fi/KanoSisters
撮影/大川直人 ヘア&メイク(叶美香)/堀江里美 取材・文/通山奈津子 構成/渋谷香菜子