21歳だった大学時代にモデルデビュー、41歳になる木下ココさんは、現在はモデルのほか、ダンサー、ダンススクールの講師として精力的に活動中。そんな彼女が最近注目し始めたというフェムテック。きっかけやお気に入りのアイテムを聞きました。

木下ココ フェムケア

木下ココ

モデル

木下ココ

1982年12月24日生まれ。東京都出身。2004年、大学生だった21歳でモデルデビュー。『PINKY』専属モデルほか、『美人百花』、『sweet』など、数々のファッション誌や広告などに出演。持ち前の凛とした雰囲気と、長年続けているダンスで鍛えたスタイルが支持されている。ダンサーとしても活動中。

体の変化はいつだってグラデーション。だからこそ知識を蓄えて備えておきたい

木下ココと愛犬

「フェムテック」はここ1〜2年で意識するようになりました。昔はフェムテックやフェムケアという言葉自体なかったし、あまりオープンに話してはいけないもの、という空気でしたが、時代が変わって自然と自分もフェムケアに興味を持ってケアを取り入れるようになったという感じです。

フェムテックやフェムケアを調べていくと、プレ更年期症状についてなど、私たち世代の悩みに寄り添うアイテムが多く、なるほど、と思う点が多かったんです。それでPMSのときに飲むといいとされている漢方や、デリケートゾーン用のソープから取り入れてみました。

使い始めた頃は“なんだかいい”くらいだったけど、今となってはなくてはならないものに。なぜなら体の変化って突然なにかが起こるというよりは、いつだってグラデーションで起きているもの。グラデーションだからこそ慣れたり適応できたりしてしまうから、知らず知らずに無理をしていたり、見ないふりをしていることって誰しもあると思うんです。

デリケートゾーン専用のケアだったり、ホルモンの変化に寄り添うケアを取り入れることで、この先起こるであろうなにかを予防できるかもしれないと思いました。予防策としてフェムケアを知ろうとする気持ちや、それによって得られた知識は女性の人生においてすごく大切だし、ポジティブに年齢を重ねるために必要なことなのかなと思っています。

木下ココさん愛用のフェムケアグッズ

マリエンのハーブティー

マリエンジャパンのハーブティー

ゆらぎ期ウーマンブレンド 1.5g×30個入 ¥4430/マリエンジャパン https://www.marien.co.jp/

ハーブティーって少しクセの強いイメージだったけど、これはすごく飲みやすいし、よく眠れて朝の目覚めもいい。ティーバッグなので、水筒に入れて持ち歩くこともできるし、お湯を継ぎ足して飲んだりもしています。ゆらぎ期ウーマンブレンドは、生理前や生理中で気持ちが不安定なときに。

WRAYのシルクウォーマー

WRAYのシルクウォーマー 木下ココの愛用品

(左から)シルクウォーマー ブラック、同 ベージュ 各¥6380/WRAY https://wray.jp/

100%シルクで肌当たりがいいし、薄手で響かないのに温かいので重宝しています。特に冬、一日中外出するときの必需品。ヘルニアになってから腰回りを冷やさないようにしているので、カイロや湯たんぽと同じような感覚で使っています。

WRAYのデリケートゾーン用ソープ

WRAYのデリケートゾーン用ソープ 木下ココの愛用品

ナチュラルインティメイトウォッシュ 200ml ¥2910/WRAY https://wray.jp/

デリケートゾーン用のソープは今たくさん販売されているので、ネットでレビューをチェックしまくって購入しました。100%天然由来成分のオーガニックソープで、ポンプタイプだから使いやすく、コスパもいい。アロマの香りで落ち着けるところも好きだし、スタイリッシュなルックスも好きです。同じブランドのオイルも気になっています。

BARTHの中性重炭酸入浴剤

BARTHの中性重炭酸入浴剤 木下ココの愛用品

薬用BARTH中性重炭酸入浴剤(医薬部外品)30錠 ¥2750/BARTH  https://barth.jp/

もともとエプソムソルト(硫酸マグネシウム)を使っていて、体の温まり方が全然違うから入浴剤って大事だなと思っていたときに、使い始めたのがBARTH。37~40度くらいのお湯に10〜15分つかるだけで段違いに温まって発汗! 特にダンスのレッスンがあった日にこういう重炭酸系入浴剤を使うと疲労回復を実感。発汗を狙ってエプソムソルトと混ぜて使うことも。パソコン作業で肩がガチガチ、とか、寒くて体が固まっている日にもすごくいいと思います。

イエローのタンクトップ ¥15,400/babaco(ショールームリンクス http://links-partners.com)ほか/スタイリスト私物

写真/松岡一哲 スタイリング/柴原コトミ ヘアメイク/北原果 取材・文/通山奈津子 構成/渋谷香菜子