yoiのビューティウェルネス特集、今回は、暑い季節に気になるニオイ悩みのなかでも、なかなか人には相談しにくい“脇汗&ニオイケア”がテーマ。第1回は、『アクラス』の薬用制汗剤「アセニフタ」をご紹介します。
自分自身の健康を守るセルフメディケーション『アラクス』とは?
『アラクス』は、コーポレートステートメントに“ひとりひとりにもっとやさしく”を掲げ、妊娠検査薬「CHECK ONE」や鎮痛剤「ノーシンピュア」などのOTC医薬品をはじめとする、製品の開発、製造販売を行う医薬品メーカー。近年では、OTC医薬品に留まらず、PITTA MASKなど健康にかかわる関連領域に拡大して、自分自身の健康を守るセルフメディケーションを推進し、不安なく健康であり続けることができる社会への貢献を目指しています。
今回の脇汗&ニオイケアは…【アラクス 薬用制汗剤 アセニフタ】
アセニフタ(医薬部外品) 50ml ¥1320(編集部調べ)/アラクス
今回は、多汗症やワキガ治療の有効成分である“塩化アルミニウム製剤”を配合した、『アラクス』の「アセニフタ」をピックアップします。
塩化アルミニウム配合で、ワキ汗&ニオイを塞ぐ
厳しい暑さが続き、どうしても避けることができない汗のお悩みも増えていますよね。全身はもちろんのこと、ワキや手足など特定の部位からの汗やニオイが気になる人も多いのでは? とくにワキ汗に悩んでいる患者は国内に約720万人、医療機関への受診率は6.3%*1という調査結果があり、多くの人にとってワキ汗の症状が学業や仕事など生活に悪影響を及ぼし、前向きな活動を制限されているのだそう。
病院を受診すると、多汗症やワキガの治療の第一選択として“塩化アルミニウム製剤”が推奨*2されますが、市販で購入しようした場合、一般的な制汗剤には“塩化アルミニウムは配合されていません。塩化アルミニウム製剤は、一部の薬局のみが取り扱い可能な薬局製剤であるために販売店舗が限られ、入手しづらい状況なのです。さらに、有効成分に塩化アルミニウムを配合した医薬部外品の制汗剤は、ECサイトでの販売が主流で気軽に購入できない状況にあります。
外出時のワキ汗やニオイ、汗ジミを気にしながらも、こまめにケアするのは難しい。たくさん汗をかく人にとって、日中に汗のケアをするってけっこう大変なこと…。そんなデリケートな悩みに寄り添い誕生したのが、その名の通り、汗の出口に数日間しっかり蓋をして、ニオイや汗ジミを防いでくれる薬用制汗剤「アセニフタ」です。
多汗症治療の第一選択として推奨されている塩化アルミニウムを採用することで、塩化アルミニウムが汗の出口の汗腺に蓋をして制汗効果を発揮。汗そのものをピタッっと元から塞いで、ニオイや汗ジミも同時に防ぎます。また、ボディソープなどで洗い流されないため、効果が続いている数日間*3は毎日塗り続ける必要がなく、日中に塗り直すなどのケアも不要。ワキガをはじめとした制汗、皮膚汗臭に効果を発揮し、デリケートな悩みによって生活の質を落とすことなく、前向きな日々を過ごせるようにサポートします。
*1:腋窩・手掌・足底全体での割合 藤本智子他「Epidemiological study and considerations of primary focal hyperhidrosis in Japan: from questionnaire analysis 」『The Journal of Dermatology』Vol.40(11),p.886-890,2013 *2:原発性局所多汗症診療ガイドライン策定委員会が定めた原発性局所多汗症診療ガイドライン2023年改訂版による。本ガイドラインは現時点に置ける日本の原発性局所多汗症の基本的、標準的治療の目安を示す。 *3:効果の持続時間には個人差があります。
実際に美容ライターが使ってみた!お試しレビュー
実際に「アセニフタ」を試してみました。個人的にはとくにワキのニオイが気になることはなかったのですが、少し外を歩くだけで、ワキをはじめ、全身から汗が噴き出してしまうのが悩み…。夏場は市販のスプレータイプの制汗剤を使用していました。
まず驚いたのが、こちらはローションタイプだったこと。見た目も手のひらに収まるコンパクトな形状で、市販のスプレータイプの制汗剤と比べると可愛らしい印象です。
使用方法は、手またはコットンに取り、お風呂上がりなどの清潔なワキに塗布して乾かすだけ。手かコットンか、どちらで塗布するか迷ったのですが、本体の口が小さくドバッと一気に出すぎることがなかったため、手で直接塗布してみることに。塗布した直後はややベタつきが気になるものの、乾いてしまえば問題なし。そしてニオイも無臭です。また、有効成分の塩化アルミニウムは刺激性があるため、人によっては肌にあわず、かゆみやかぶれが生じることがあるそうなのですが、私はかゆみやかぶれはありませんでした。
これで大丈夫…?と内心不安に思いつつも、次の日いつものように外に出てみると、胸元や背中などは通常通り滝汗をかくのにもかかわらず、ワキにいたっては汗がウソのようにピタッと止まっているのです。さらに驚いたのが、一度塗布すれば数日は効果が持続されるという点。正直なところ、そんなことある⁉(ごめんなさい…)と半信半疑だったのですが、この日のみならず、翌日もワキ汗をかかないのです。
制汗スプレーは、ものによっては衣類についてシミになってしまうこともあったので、慌ただしい朝のひと手間が省けただけでストレスフリーに! この「アセニフタ」、毎日使用することで汗腺に蓋がつくられて汗が抑えられるそうなので、もう市販の制汗スプレーは必要ないかも⁉
撮影/柳 香穂 画像デザイン/前原悠花 構成・取材・文/木土さや