yoiで提案しているファッションウェルネスを軸に、ライター堀越さんが今気になるアイテムを試着、リアルな使用感をお届けする連載『着心地のいい服 Dig&Report!』。第19回は、ファミリーマートが販売する『コンビニエンスウェア』の新作「ボタンダウンシャツ」をdig。
『ファミリーマート』の「ボタンダウンシャツ」をDig & Report!
ボタンダウンシャツ ¥3990/ファミリーマート(コンビニエンスウェア)
『コンビニエンスウェア』とは
『ファミリーマート』が販売するウェアシリーズ。毎日着たくなるデザインを目指し、暮らしを支える機能を低価格で提供。『FACETASM』を手掛けるファッションデザイナーの落合宏理氏と共同で開発を行っており、シャツやソックスなどジェンダーレスなラインナップを展開している。2023年と2024年の国際女性デーに発売された吸水ショーツなど、シーズンごとの新作も注目を集める。
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『コンビニエンスウェア』の「ボタンダウンシャツ」を試着!
実はファッション業界にも愛用者の多い『コンビニエンスウェア』。ファミリーマートのロゴカラーであるグリーンとブルーのライン入りソックスをはじめ、さりげなく着こなしに取り入れている人によく出会います。
シンプルな白Tやさまざまなカラーのソックスなど製品のバリエーションも豊富で、店頭で見ているだけでも楽しいですよね。そんな『コンビニエンスウェア』から、2024年3月に発売された新作、「ボタンダウンシャツ」を試着してみました!
M・Lの2サイズ展開されており、身長170cmの私が着用したのはMサイズ。ユニセックス展開なので、少しゆったりめのシルエットです。私は腕が長いので、だいたいウィメンズのMサイズだと袖が足りないことがほとんどですが、こちらは手の甲にかかるしっかりめの長さ。肩のラインは少し落ちますが、身幅が余りすぎることもなく、メンズを着たときに起こりがちな“着られてる感”はほぼありません。
普段使いに落とし込むなら、ボタンを外して袖をまくる少しラフな着こなしがよさそう。もちろんお仕事にも使えますが、ボタンダウンシャツなのでお堅い印象にはならず、花柄のスカートにもしっくり。小さく折り畳んだ状態で販売されているので畳みジワは若干気になりますが、デイリーウェアなら許容範囲内! 「お仕事で急遽シャツが必要になって……」というシーンなら、上にジャケットをはおるか、一度アイロンがけするのがおすすめです。
襟元に寄るとこんな形。細かなステッチが入っています。素材もUSAコットンならではのハリとコシのある高密度な生地で着心地がいい。実は形態安定加工が施されているので、お洗濯の後もシワになりにくいそう。
よ〜く見ると、ボタンに「CW(Convenience Wearの頭文字)」と刻印されていて、コンビニで購入できるとは思えないこだわりぶり。そもそも「コンビニエンス」には、「便利なもの、手間がいらない、重宝な」という意味がありますよね。まさにこのシャツのことじゃないか!と納得しました。一枚持っておくと何かと使える白シャツの選択肢に『コンビニエンスウェア』大アリです。
ライター
主にwebメディアで活動。文化女子大学(現・文化学園大学)でファッションを学び、ショップスタッフとして5年ほど勤務経験あり。身長が170cmあり、服のサイズ選びが難しい。プチプラファッションに目がなかったが、yoiでの執筆を機にウェルネスに開眼。ファッションウェルネスについて絶賛勉強中。
撮影/柳 香穂 取材・文/堀越美香子 構成/種谷美波(yoi)