yoiで提案しているファッションウェルネスを軸に、ライター堀越さんが今気になるアイテムを試着、リアルな使用感をお届けする連載『着心地のいい服 Dig&Report!』。第48回は、『ユニクロ』と『無印良品』の日傘をdig。
ここ数年の酷暑や紫外線の強さの影響で、日傘はすっかり夏のマストアイテムになりましたよね。ゲリラ豪雨も頻繁に起こるようになったので、晴雨兼用で使える日傘が欲しい!
今回は『ユニクロ』と『無印良品』の日傘をチェックしてみました。
『ユニクロ』の「UVカットコンパクトアンブレラ遮熱/親骨55cm」をDig & Report!

『ユニクロ』とは
日本で生まれ、今や世界各国で愛されるカジュアルウェアブランド『ユニクロ』。店舗数は国内に790以上、世界の国や地域に1600以上。シンプルで誰もが着やすいデザイン、豊富なカラーバリエーションやサイズ展開、そして驚きの低価格を実現し続けています。
UVカットコンパクトアンブレラ遮熱/親骨55cm

UVカットコンパクトアンブレラ遮熱/親骨55cm ¥3990/ユニクロ

『ユニクロ』から2025年6月に発売されたのが「UVカットコンパクトアンブレラ遮熱」。折りたたんだときのサイズは27cm、重さが300gほどと少し大きめ&重めではありますが、その分頑丈さを感じられます。ウッド調のハンドルも高級感がありますね。

ハンドル自体にループがついているので、収納袋に入れなくても持ち歩きやすそう!

収納袋にはスナップボタン付き。バッグにつけたり、傘自体のループとつないでおけば袋をなくす心配もありません。


機能性素材「エアリズム」などと同じく、東レとの共同開発で生まれた晴雨兼用傘で、UVカット率は99%! さらに『ユニクロ』では初となる遮熱機能も搭載しているため、日差しを遮るだけでなく傘内部の温度上昇を抑えることもできます。内側が黒いので眩しさも感じにくく、安定感のある差し心地。
もう一点注目しておきたいのが、力を受け流す回転機能。強風に煽られて折りたたみ傘が壊れた、なんて経験ありませんか? 『ユニクロ』の傘は軸を中心に傘部分がくるくる回り、風を受け流してくれるのです。特に折りたたみ傘は壊れやすいというイメージがありますが、それを覆す頼もしさです!
『無印良品』の「晴雨兼用 軽量 折りたたみ傘」をDig & Report!

『無印良品』とは
衣服、生活雑貨、食品という幅広い品揃えからなる品質の良い商品として、1980年に日本で生まれた『無印良品』。合理化された生産プロセスによる、品質と価格のバランスを重視した商品を生み出し続けています。現在『無印良品』の店舗は全世界で1000以上。日本のみならず世界で受け入れられています。
晴雨兼用 軽量 折りたたみ傘

晴雨兼用 軽量 折りたたみ傘 ¥1990/無印良品

『無印良品』の「晴雨兼用 軽量 折りたたみ傘」の魅力は、なんといってもそのコンパクトさと軽さ。スリムなのでどんなバッグにも入れやすく、約137gという超軽量で持ち歩いていることを忘れてしまいそう。

傘自体についているストラップが長めなので、手首に引っ掛けたまま持ち歩けそう。しかもストラップは専用の穴に通してあるだけなので、例えばショルダーストラップなどに付け替えて斜めがけ、なんてことも可能です。


紫外線遮蔽率は90%以上。コンパクトで軽量な分、差し心地もかなり軽やかです。大雨や強風の日は少し不安かもしれませんが、毎日持ち歩くことを考えたらかなり助かる…!

さらにズボラさんに優しい気遣いが。傘にくるっと巻き付けるネームの面ファスナーが両面になっていて、左右どちらからたたんでも留められるんです! 左利きさんにもうれしい工夫ですね。

ライター
主にwebメディアで活動。文化女子大学(現・文化学園大学)でファッションを学び、ショップスタッフとして5年ほど勤務経験あり。身長が170cmあり、服のサイズ選びが難しい。プチプラファッションに目がなかったが、yoiでの執筆を機にウェルネスに開眼。ファッションウェルネスについて絶賛勉強中。
取材・文/堀越美香子 企画・構成/福井小夜子(yoi)