自分の健康のこと、地球のこと。向き合って考えてみると、植物性の食材をメインにしたプラントベース(植物由来)の食生活に行き当たります。最近は大豆などを使った代替食品が使いやすく、そして味もおいしく進化。1日のなかで1食をプラントベースにすることから「サス活(サステナブル活動)」にトライしてみませんか?
今回、自宅で作りやすいサス活レシピを教えてくれたのは、サステナブルフードPRの松浦裕香里さん。ふっくらと仕上がる「LOVEG」のブロックタイプの大豆ミートを使って満足度の高いおかずを作ります。大豆ミートをおいしくするコツも満載!
なすと大豆ミートのみぞれがけ
上質な大豆ミートを使って、普段のおかずを。コツをつかんでちょっとだけ手間をかけると、お肉にも引けをとらない食感とおいしさに。なすも大豆ミートも油と好相性。こちらもいい油を使えば、さらに体にいい! 大根おろしもたっぷり使ってさっぱりと。
使ったのは…LOVEGのSOY MEAT 【BLOCK TYPE】
「LOVEG(ラベジ)」はLOVEとVEGETABLEを合わせた、家族や地球を想う造語。大豆ミートは100%植物性素材でできており、くせのない味、ふわっとした食感が自慢。ブロックタイプはたんぱく質含有量が100gあたり61.4g(乾燥時)。唐揚げや煮込み料理にもぴったり。シンプルパック120g ¥0000/LOVEG
材料(2人分)
大豆ミート(ブロック) 5個
ウスターソース 大さじ3
片栗粉 大さじ3
なす 2本
塩 少々
米油 大さじ3
大根おろし 30g
万能ねぎ、糸切り唐辛子 各適量
ポン酢 大さじ3
作り方
【下準備】大豆ミートはボウルに入れて熱湯をかけ、10分おく。
このときは触らなくてOK。
2~3回水を替えながら、ぎゅっとにぎるようにもみ洗いする。
何度かしぼることで中に入る水がきれいに。崩れてもOK。
【1】なすは乱切りにして断面に格子の切り目を入れる(隠し包丁)。塩を少し加えた水に1分ほどさらす。水けをきって米油大さじ1をまぶす。
なすを油でコーティングする。
【2】大豆ミートは水けをしぼってボウルに入れ、ウスターソースを絡め、さらに片栗粉をまぶす。
【3】フライパンに米油大さじ1をなじませ中火にかける。なすを入れてふたをして焼く。焼き色がついたら取り出しておく。
【4】3のフライパンに再度米油大さじ1をなじませ、大豆ミートを入れ、木べらで押し付けるようにこんがりと焼く。
片栗粉をつけているのでパリッと仕上がる。
【5】器に、3のなすと4を盛りつけ、大根おろし、小口切りにした万能ねぎ、糸切り唐辛子をのせる。仕上げにポン酢をかける。
撮影/柳原久子 スタイリスト/曲田有子 取材・文/北條芽以 構成/渋谷香菜子