自分の健康のこと、地球のこと。向き合って考えてみると、植物性の食材をメインにしたプラントベース（植物由来）の食生活に行き当たります。最近は大豆などを使った代替食品が使いやすく、そして味もおいしく進化。1日のなかで1食をプラントベースにするなど、「サス活」にトライしてみませんか？
今回、自宅で作りやすいサス活レシピを教えてくれたのは、人気のケータリング・お弁当「美菜屋」を営む浅野美奈弥さん。使いやすいレトルトの大豆ミート「大豆のお肉」と椎茸を合わせて、旨みたっぷりのキーマカレーを作りましょう。
料理家 モデル ランナー
北海道札幌市生まれ。モデル活動中に健康美に目覚め、料理の道へ。2019年にケータリング「美菜屋」を立ち上げる。野菜がたっぷり使われたお弁当や、贈りものにもなる焼き菓子まで、おいしくてメニューも豊富とファンが多い。
美菜屋がオリジナルで作ったお弁当箱「BENTO BOX」が発売スタート！
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大豆ミートのキーマカレーのレシピ
大豆ミートのミンチと食感が似た椎茸を使って、食べ応えも抜群。スパイスをしっかりきかせることで、大豆特有の風味も気にならなくなり食べやすくなります。トッピングに大豆ヨーグルトを少しのせると、ミルキーさが加わっておいしいです。
使ったのは… ダイズラボ 大豆のお肉 ミンチタイプ
お味噌メーカー「マルコメ」の大豆ミート。乾燥タイプとレトルトタイプがあり、レトルトタイプは戻す手間がいらないので、手軽に料理に使えるのが魅力。しかも賞味期限が1年と長く、ストック食にもできる。1パック 80g ¥225（参考価格）／マルコメ
材料（2人分）
大豆ミート ミンチタイプ（乾燥またはレトルト） 50g
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
椎茸 2個
にんにく 1片
ホールトマト 200ml
Ａ カレー粉 大さじ2
クミンパウダー 小さじ2
ガラムマサラ 小さじ2
塩 小さじ1
ウスターソース 大さじ3
オリーブオイル 少々
ご飯 1膳分
パセリ 少々
作り方
【1】大豆ミートは乾燥タイプを使う場合、水に10分ほど浸し、やわらかく戻しておく。
やわらかくなればOK。
【2】玉ねぎ、にんじん、椎茸、にんにくはみじん切りにする。
【3】フライパンにオリーブオイルをなじませ、2のにんにくを入れ、香りが出るまで炒める。残りの2を加え、しんなりするまで炒める。
しっとりしたらOK。
【4】やわらかく戻した大豆ミートとAを加え、さらに炒める。
【5】ホールトマトとウスターソースを加え、水分がとぶまで煮詰める。
トマトのうま味も。
【6】ごはんを盛り、5を盛りつけ、刻んだパセリを散らす。
【つけ合わせ】「赤玉ねぎのアチャール」は、赤玉ねぎ1/2個をスライスしてボウルに入れ、酢大さじ2、水大さじ1、塩・砂糖各小さじ1を加えてよく混ぜてひと晩漬ける。
撮影／柳原久子 スタイリスト／曲田有子 取材・文／北條芽以 構成／渋谷香菜子
