自分の健康のこと、地球のこと。向き合って考えてみると、植物性の食材をメインにしたプラントベース(植物由来)の食生活に行き当たります。最近は大豆などを使った代替食品が使いやすく、そして味もおいしく進化。1日のなかで1食をプラントベースにすることから「サス活(サステナブル活動)」にトライしてみませんか?今回、自宅で作りやすいサス活レシピを教えてくれたのは、サステナブルフードPRコンサルタントの松浦裕香里さん。今回は寒い日にぴったりのシチュー。「筑波乳業」の濃いアーモンドミルクを使えばコクのある仕上がりになりますよ。
アーモンドミルクと塩麴のキノコシチュー
牛乳や生クリームの代わりにアーモンドミルクを使ったシチューは、コクがあってますますまろやか。とろみは米粉でつけ、グルテンフリーに。季節のきのこをたっぷり使うと、うま味がますます濃厚に。
使ったのは…筑波乳業の濃いアーモンドミルク
「原材料はアーモンドと食物繊維だけ」がキャッチフレーズ。香料や安定剤を使わないシンプルさが魅力だ。厳選したカリフォルニア産アーモンドをすりつぶす製法で、アーモンドそのままの風味と栄養をとることができる。「たっぷり植物繊維」はチコリの根から抽出したイヌリンを加えている。左:「濃いアーモンドミルクたっぷり食物繊維」1000ml ¥699(125mlもあり)、右:「濃いアーモンドミルク 砂糖不使用」125ml×15本 ¥2,235/筑波乳業
材料(2人分)
玉ねぎ 1/2個
舞茸 80g
しめじ 80g
じゃがいも 1個
A 米粉 大さじ2
アーモンドミルク 150ml
オリーブオイル 大さじ1
ローリエ 1枚
にんにくのみじん切り 1片分
塩麴 大さじ1と1/2
どんこ汁 200ml
ブラックペッパー、乾燥パセリ 各少々
作り方
【下準備】どんこ汁を作っておく。瓶ボトルなどに乾燥椎茸を4個入れ、水400mlを注ぎ入れ、ひと晩以上おく。冷蔵庫で1週間ほど保存可能。
麦茶ポットなどに作っても。
【1】玉ねぎは薄切りにする。舞茸としめじは、石づきを除いて手でほぐす。じゃがいもは皮をむいて4等分に切る。
【2】Aをよく混ぜる。
アーモンドミルクはよく振ってから注ぐこと。
【3】鍋にオリーブオイル、にんにく、ローリエを入れて弱火にかける。香りが立ってきたら1を加え、玉ねぎやきのこがしんなりするまで炒める。
【4】どんこ汁と塩麴を加え(どんこ汁に使ったしいたけも食べやすいサイズにカットして一緒に鍋に入れる)、ふたをして中弱火で10分ほど煮る。じゃがいもに竹串がすーっと通るくらいになったら火を弱め、2を加えて混ぜる。温まったら器に盛り、ブラックペッパーとパセリを散らす。
撮影/柳原久子 スタイリスト/曲田有子 取材・文/北條芽以 構成/渋谷香菜子