ソロアーティストデビューが決まり、1stシングルリリースに向けて活動していた今年2月にyoiに登場してくれた川口ゆりなさんが、アーティスト“Kawaguchi Yurina”として、yoiに帰ってきてくれました! エンパワメントについて語ってくれた前回のインタビューから、今回は、7月20日にリリースする2ndシングル『Cherish』について、アーティストデビューを経て現在に至る約半年の心と体の変化、さらには今後の目標についてのインタビューを3回に分けてたっぷりとお届けします。

空を背に立つ川口ゆりなさん

川口ゆりな/Kawaguchi Yurina

1999年6月19日生まれ。宮崎県出身。2014年に「第14回全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞し、芸能界入り。2016年にアイドルグループ「X21」に加入するが、グループが2018年に解散。女優としての活動を続けるなか、2021年「Girls Planet 999:少女祭典」に参加。第1回視聴者投票で、444万6387点を集め1位を獲得。2022年3月21日に、“Kawaguchi Yurina”としてデジタルシングル『Look At Me』でソロデビューを果たし、雑誌『MORE』でモデル活動もスタート。7月20日には2ndシングル『Cherish』をリリース。公式サイト■https://www.universal-music.co.jp/kawaguchi-yurina/

何気ない“素の姿”が縮めたファンとの心の距離

――3月にソロアーティストデビューして以降、さまざまな活動を通してより多面的な魅力を見せてきた川口さん。今回yoiでも、前回の初登場時とは異なる印象での撮影に挑戦していただきましたが、いかがでしたか?

そばかすメイクもニットバンダナをかぶるのも初めてだし、ここまで繊細なウエーブヘアもしたことがなかったので、“New Yurina”に出会えたような気がします。2ndシングル『Cherish』は、デビューシングル『Look At Me』から曲調もスタイルもガラッと変えて、表現の振り幅を見せることを意識したのですが、yoiの撮影も前回と今回でテイストがまったく違うので、ファンの皆さんがどんな反応をしてくれるのか今から楽しみです♡

ハウスの庭にたたずむ川口ゆりなさん

――今回の撮影は、新曲『Cherish』にちなんで、愛しさや親密感をテーマにしました。川口さんはどんなときに、ファンの方々からの愛情をより近くに感じますか?

ガルプラ(「Girls Planet 999:少女祭典」の通称)までは、“いかに完成された姿でステージ上に立てるか”を目標に努力をしてきたので、ファンの方々に“素の私”を見ていただく機会がなかなかありませんでした。でも、ソロ活動を始めてからは、こうしたインタビューで自分のことを話す機会が増えたり、VlogやSNSを通して“ステージ上以外の私”をお見せすることで、より親近感を持って応援してくださる方が増えたのを実感しています。

例えば、今年5月に出演したガルアワ(『Rakuten GirlsAward 2022 SPRING/SUMMER』の通称)のステージ袖に、プリクラ機があったんです。そこでプリクラを撮ったときに、私が落書き用のタッチペンで画面をトントントンとつついた何気ないしぐさを見たファンの方が、「ゆりなちゃんも私たちと同じようにトントンってするんだ! 素の姿が見られてうれしい!」と言ってくれたんです! そんな些細なところまで見ていただけているのは新鮮な発見でしたし、どんなきっかけであれ親近感を感じてもらえたのがうれしかったです。

走り出したからこそ消えた不安。見えてきた“未来のビジョン”

赤い布の前に立つ川口ゆりなさんの顔

――今年の上半期はソロアーティストデビューはもちろん、モデル活動を始めるなど、大きな環境の変化があったと思います。新しい可能性を切り拓いているなかで、自身の体や心の変化はありましたか?

ソロデビュー前は、これからの活動がどうなっていくのかはっきりとイメージしづらかったので、どことなく焦りや不安がありました。でも、実際にソロアーティストとして走り出してみて、ファンの方々と交流したり、ステージでパフォーマンスしたり、MVを2本撮ったりと経験を重ねていくうちに、活動に対する不安というのは自然と消えていったんです。むしろこれから先のビジョンが明確になって、自分の目標達成のためには「今、自分が何をしたらいいか」を前向きに考えられるようになりました。

――不安の渦中にいたときは、どうやって心を落ち着かせていたのでしょうか。

無理に自分を奮い立たせるより、不安から解放される時間をつくるようにしていました。いわゆる「涙活」もそのひとつ。韓国ドラマを観て感動の涙を流してストレスを発散したり、ゆっくり音楽を聴いたり。泣きたいときにおすすめの韓国ドラマは…『青い海の伝説』と『麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち~』です!

赤い布の前に立つ川口ゆりなさん全身カット

――先ほど「これから先のビジョンが明確になった」とおっしゃいましたが、あらゆる経験を経て芽生えた目標とは?

ガルアワのステージは、「いつか絶対にソロライブをやりたい!」という夢が明確になった瞬間でした。ステージ上からファンの方々の姿を見て、この景色をソロライブで見たいと強く思ったんです。そして、ライブを成功させるのに必要な持久力を備えるために、パーソナルトレーニングに通いはじめました。

私、身長と体重に対して筋力が本当にないらしくて…。背中や腕などの上半身の筋肉は皆無とまでトレーナーさんに言われちゃったんです(笑)。自分でもその自覚はあったので、今は本格的にジムに通って上半身を重点的に鍛えています。効果的に筋肉をつけるための食事のアドバイスももらい、大好きな麺類もどうしても食べたいときだけに減らして、野菜を意識してとるようにしています。

パーソナルトレーニングは、毎回1時間半くらい。初回のレッスンでは酸欠になっちゃったんですが、最近は余裕が出てきたので体力がついてきたのかなと。運動はハードだけど達成感があるからいいですね!

▶︎インタビュー続編はこちらから!

ニット¥550,000/Motohiro Tanji(Esteem Press)スカーフ¥14,300/malamute(BRAND NEWS)シューズ¥20,900/Mollini(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
スカート、グローブ スタイリスト私物

SHOP LIST
Esteem Press 03-5428-0928
BRAND NEWS 03-3797-3673
JACK of ALL TRADES press room 03-3401-5001

撮影/MELON(TRON) ヘア&メイク/河嶋 希(io) スタイリスト/小泉 茜 取材・文/海渡理恵 企画・編集/高戸映里奈(yoi)