"香り"が心の拠り所。モデル甲斐まりかの「バッグの中身」

PROFILE
甲斐まりか／MARIKA KAI●1995年10月8日生まれの26歳。タイ人の母と日本人の父をルーツに持ち、日本語・英語・ドイツ語のほか、フランス語、タイ語にも堪能なマルチリンガル。ドイツの中学・高校を卒業後、イギリス エジンバラ大学へ進学。卒業後は日本でモデル・タレントとして、広告や美容雑誌などで大活躍。現在、パーソナリティを務めるJ-WAVE 「BLUE IN GREEN」が 毎週土曜日12:00〜16:00に放送中。

撮影の日は一日中室内で過ごし、ラジオの生放送では4時間ブースにこもりっきり。仕事柄、何かと「詰まり」を感じることが多いという甲斐さん。そんななかでも、簡単に気持ちを切り替えさせてくれるアイテムや、体と心をリラックスさせる方法について、積極的にリサーチしているそうです。

"Marika's Self-Care Rules"
1. リフレッシュできる香りものを持ち歩く
2. 自分に合う製品やリラックス法を研究する
3. 私生活と仕事のバランスを調整する

「コスメポーチ、タンブラー、その日に読んでいる本はだいたい持ち歩いていて、現場にはこのタンブラーにHARNEY & SONSのシナモンティーを入れて持っていくことが多いです。このお茶が本当に大好きで、私のセルフケアには欠かせないアイテム。長年通っている整体師さんにおすすめされて飲みはじめたのですが、シナモンは血管を広げてリラックス効果を高めてくれるそう。抗酸化作用も高く美容への効果も期待して毎日飲んでいます。デカフェなので夜のリラックスタイムにも安心」

「まわりの人に『これいいよ！』ってすすめられたものを買うことが多いかなあ。特に毎日新しいアイテムに触れているヘアメイクさんからの口コミは間違いない！　現場で使わせてもらって、気に入ったものがあれば自分でもすぐ買ってみたり。なかでも集めてしまうのはアロマやハンドクリーム、香水などの香りものですね」

「長時間の撮影で息抜きができず疲れていたときに、メイクさんがこのオイルで首あたりや顔をマッサージしてくれたことがあって。それだけで気分が変わったしモチベーションが保てたんです。それでコスメキッチンに行ってすぐ買いました！　このアイテム、香り違いでいろいろな効果があって、『リバーオブライフ』はむくみに働きかけるオイルみたいです。ゼラニウムやサンダルウッド系の香りで、鼻にすっと抜けて頭の中がリフレッシュできる感じ。使い方は、手に取って香りを楽しんでから、鼻に近いこめかみとか、首や耳の裏につけてマッサージ。ラジオ収録でも、ブースでこの瓶を開けるだけでリラックスできますね」

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「整体に行かず、自分でマッサージするときはこれ。首と肩が凝りやすい人にぜひ使ってみて欲しい！　CBDの効果も感じるし、マッスルバームなのですーすーして気持ちいいんです。最初は友達のChiiちゃんにもらって『めっちゃいい！』って驚いて、それからリピートしてます」

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「スモーキーで上品な雰囲気が人気なdiptyqueの定番、ドソン。オードトワレもありますが、バッグに入れて持ち運ぶのはこちらのソリッドタイプが便利。誰かが香水をつけていると、香りでその人を覚えることってあるじゃないですか（笑）。だから私もなるべくいい香りでいたい、って思ってます！」

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「ビューティ撮影では一日のうちにネイルを何度も塗り替えないといけなかったり、最近は頻繁な手肌のアルコール消毒もあって、指先がすごく乾燥してしまうのでハンドクリームはマストです。ukaの中でも、7:15はウッディ系で落ち着く香り。ネイルサロンをやっているブランドなので信頼しています！」

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「私のルーツでもあるタイのスパブランドで、これはかなりこっくりめのリップオイル。唇が乾燥しやすいので、このくらい重ためのテクスチャーのほうがうるおいが持続するので好きです。色づくわけではないですが、唇にのせると顔が生き生きして血色がよく見えるから、これ一本で使ってもいいし、リップスクラブをしたあとに保湿として使ってもOK。オレンジやミントがミックスされた香りに癒されるのと、単純に唇がぷるぷるしていると気分が上がりますよね（笑）」

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「お仕事でいただいた韓国ブランドのものなんですが、ここのコスメめちゃくちゃ可愛いんですよ！　こちらのグロースティックは、保湿用のバームとして使ってもいいし、ハイライトとしてもOK。ほとんど色がつかないからナチュラルに仕上がるのも気に入っています」

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「『これだ！』と思えるアイテムを見つけるまでにはすごく時間がかかりました。私の場合は香りものやCBDが心の拠り所になるものだったけれど、いろいろアイテムを試していくうちに何が自分に合っているのかがわかっていくと思います。アイテムに頼るだけでなくどんなに忙しくても自分のための時間を少しでも確保するとか、仕事が詰まっている日が続いたら何も予定を入れない日をつくるとか、バランスを取っていくことがセルフケアにつながるんじゃないかなと思います」

モデル／甲斐まりか　撮影（スチール）／小林真梨子　企画・編集／種谷美波（yoi）