「yoi」読者の皆さんこんにちは。BAILA編集部の田畑です。今回は「@BAILA」で好評連載中、漫画家のキョウ子さんによるリアルな性のもやもやを描いたオリジナルマンガ作『したい、されたい、したくない〜働くわたしの性事情〜』についてご紹介します！【集英社yoiエディターズリレーvol.10】
集英社BAILA編集部
女性誌、文芸誌、少女漫画など、各編集部から選出されたyoi委員会メンバーの一人。入社以来BAILA編集部に勤務し、今年で6年目。バイラでは主にビューティや読み物、インタビュー企画を担当。自立心の強い長毛さび猫と暮らしています。
【＠BAILAにて好評連載中！】オリジナルマンガ『したい、されたい、したくない〜働くわたしの性事情〜』
@BAILAオリジナルマンガ『したい、されたい、したくない〜働くわたしの性事情〜』
「@BAILA」で連載中のオリジナルマンガ『したい、されたい、したくない〜働くわたしの性事情〜』。マンガMeeで連載中の『結婚しない娘は用無しですか?』などが話題の作家・キョウ子さんが、働く女性たちの“性のもやもや”について、コミカルに描く作品です。
主人公は、パートナーとのセックスを面倒に感じている30歳のももか、34 歳になり子供を持つ選択肢について悩む早紀江(さきえ)、そして恋愛やセックスでしか自分に自信が持てない40歳の佳乃(よしの)の3人。年齢も職業も異なる、Twitterの裏アカでつながった3人が、大人になった今改めてそれぞれの“性の悩み”と向き合うストーリー。
パートナーと“セックスだけ”がうまくいっていない、30歳……。
第1話「セックスはめんどくさい」p5
例えばこのももかさんの場合。何事も対等に、話し合いで物事を進められる信頼できるパートナーがいて、満足しているつもりだけれど、それはセックスのことになるとまた別の話で……。
とにかく彼女にとって彼とのセックスは「めんどうなもの」になってしまっていて。（それに対し、作品の中では友人の佳乃から「あんたのセックス、ごみ捨てと一緒じゃん！」という辛辣なツッコミが……）その理由をももかは「同棲をはじめてから、もうドキドキすることなんてなくなってきたから」と片付けようとしますが、実はそこには別の理由が。
紐解いていくと、彼女の中にはセックスに関する様々な固定概念があることに気が付きます。「カップルならセックスをして当たり前」であり「面倒くさくても、我慢してでも付き合うべきもの」。そして、「女が自分から誘うのは見苦しい」「セックスは男性がリードすべきもの」といったことまで。
第2話「女風セラピストの助言」p12
でも、それって本当にそうである必要はある？ そんなハッとする気付きをくれたのは、こちらの女性用風俗のセラピスト。（名前は「悠也」。セラピストは副業で、昼間は営業職をしているという細かな設定まであります……！ どうやって出会うかは、ぜひ@BAILAで）
この言葉を機に、ももかはどう行動に移すのか……！？ 続きは＠BAILAですべて無料で読めますので、ぜひチェックしてほしいです。ちなみに、ももかのパートナーがとっても真面目ないいやつで……素敵なカップルとしてどんどん成長していくところも読みごたえがあります。
結婚はしたくない。でも子どもは欲しい、34歳……。
第4話「即興演奏みたいに」p14
もう一人の主人公、早紀江さんは「結婚したくないけれど、子どもを産みたい」と考える34歳。自分の家族やこれまでの恋愛から、自分が結婚し、働きながら夫を支え・子育てをするというイメージがどうしても持てず、悩み、「選択的シングルマザー」という考え方にたどり着きます。
彼女の物語も、ここには書ききれない深いストーリー展開になっているので、ぜひ@BAILAへ読みに来てください。リスクについて考えたり「子どもを産みたいって、結局自分のエゴなのでは」と、自分と向き合ったり。そしてこちらもまた、憎めない相棒的パートナーや腐れ縁の元カレが出てくる、熱い展開になっております……。
BAILA世代である30～40代の働く女性たちにとって、作品のどこかしらで共感してもらえて、何かしらの気づきが得られて、なぜかちょっとすっきり！ してもらえることを目標に、読者アンケートや編集部＆スタッフの声を拾いながら、打ち合わせを重ねて作っている今作。ぜひ一話から、読んでいただけたら嬉しいです。
ちなみに最新13話ではさらにもう一人の主人公、一番お姉さんの佳乃さんが自分らしさとは？について向き合うため試行錯誤中。（なぜか、既出の女風セラピスト悠也氏がまた活躍していたり……）
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