yoi編集部員のK&Tと、ライターRの3人が、個人的に「yoi!」と思うアイテムやエンタメなどを紹介する連載「yoiチョイス!」。第18回は、梅雨の休日に観たい「泣ける映画&ドラマ」をテーマに語り合います。

yoiチョイス yoiエディター  ドラマ おすすめ 泣ける

♡メンバープロフィール♡

エディターT:1993年生まれ。yoi編集部員。飽き性のため、見かけのドラマが溜まりがち。最近それでも一気見したのは、Nefflixのオリジナルシリーズ『私のトナカイちゃん』。
エディターK:1992年生まれ。yoi編集部員。子どもの頃から映画や海外ドラマが好き。人生で一番ハマったドラマは『ゲーム・オブ・スローンズ』。
ライターR:1991年生まれ。いつも韓国ドラマを観て、ストレス発散をしている。愛してやまない作品は、大好きなカン・ハヌルが出演する『椿の花咲く頃』。

“生きづらさ”を抱える私たちの心をほぐす、どこまでも優しくて力強い作品

エディターK最近、ハマっているドラマといえば、現在放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』。1940年に女性で初めて弁護士、判事、裁判所所長になった三淵嘉子さんの実話に基づくオリジナルストーリーで、吉田恵里香さんの脚本の素晴らしさたるや! もう1話から泣いてしまう。

ライターR:私もどハマりしてる!! 伊藤沙莉さん演じる主人公の寅子をはじめ、彼女の家族、同じ志を持つ仲間たちなど、全登場人物が魅力的で、反芻したくなるセリフのオンパレード。毎話泣いています。

エディターK:わかる〜。悔しくてやりきれない涙を流すこともあれば、爽やかな涙も流せるよね。

ライターR:そうそう。寅子が、違和感を感じたときに言う「はて?」のシーンは、“ガラスの天井”を可視化してくれて、「私が日々感じていたモヤモヤの正体はコレだったのか」となることが多い。そして、そこに立ち向かい続ける登場人物の姿を見ると、現代社会に絶望せずにいられるというか。社会の“こうあるべき”に立ち向かう勇気が出てきます!

エディターT:そうなんですね。そんなにお二人が夢中になるほど面白いとは! 私もチェックしないと。

エディターK:1話たったの15分だし、エンパワメントされるからぜひ!






エディターT:瀬尾まいこさんの小説を映画化した夜明けのすべて』は、yoi読者の方にぜひ見ていただきたい作品です。PMS(月経前症候群)を抱える藤沢美紗(上白石萌音)とパニック障害を患う同僚・山添孝俊(松村北斗)が主人公で、映画の最初に出てくるPMSのシーンはすごく共感できて、初っ端からつい涙が出てしまいました。あと、二人の関係性も素敵で。まだ一部の映画館では上映中のようだから、ぜひ駆け込みでチェックしてほしいです。

エディターK:すごくいい作品だよね。じんわりと心が温まる感じ。yoiで公開中の、主演の上白石萌音さんのインタビューもぜひ読んでいただきたい!

映画 『夜明けのすべて』ロング予告【2月9日(金)公開】

ライターR:私は、昨年話題を呼んだ映画『バービー』の監督、グレタ・ガーウィグが手がけた映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』と、この連載の初回(「女性の生き方を考える映画11選」)でも紹介した映画『ウーマン・トーキング 私たちの選択』は、どちらも“選択”にともなう痛みにすごく泣けました。

前者は、南北戦争時代に力強く生きる四姉妹が織りなす物語で、“結婚することだけが女の幸せ”と言われていた時代に、作家になることを志す次女・ジョーが主人公。予告にも映っている、ジョーが「女の幸せが結婚するだけなんておかしい。そんなの絶対間違ってる! でも…どうしようもなく孤独なの」と吐露するシーンで大号泣しました。彼女が、最終的にどういう人生の決断をしたのか、ぜひ映画を観て確認してほしいです。

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』予告1 3月27日(金)全国公開 第92回アカデミー賞6部門ノミネート

“友情”や“家族愛”に涙があふれる

エディターK:ディズニープラスで配信されている映画『私ときどきレッサーパンダ』も泣けちゃう。物語は、まじめで頑張り屋のメイが、ある出来事をきっかけに本当の自分を見失い、レッサーパンダになってしまうところから始まるんだけど、メイが友達とともに、人間の姿に戻るために奮闘する姿に胸がキュッとなる。

エディターT:レッサーパンダが、モフモフしていて可愛い…!  大人も泣けるアニメ映画っていいですね。

『私ときどきレッサーパンダ』|本予告編|Disney+ (ディズニープラス)

ライターR:『私ときどきレッサーパンダ』の監督で、中国系カナダ人のクリエイター、ドミー・シーさんが、自身の過保護な母から着想を得て制作したピクサー短編アニメーション『Bao』好き。母子の関係性にホロリしちゃいます。

「ピクサー・ショート・フィルム Vol.3」 お母さんと中華まんの赤ちゃん

エディターT:以前の記事(【ネットフリックスおすすめ】『あいの里』から『HEARTSTOPPER ハートストッパー』まで、絶対ハマる11作品はこれ!<yoiチョイス!vol.5>)でRさんが紹介していドラマ『セックス・エデュケーション』に遅ればせながらハマりまして…。登場人物の成長や、人間関係の描き方が素晴らしすぎる! 特にシーズン2の8話は、笑いながら号泣してしまって…。悲しい涙ではなく、爽やかな涙を流したい方に、激推しです! 

忘れてはいけない歴史を描いた名作からのメッセージ

エディターT:イタリアの俳優ロベルト・ベニーニが監督、脚本、主演を務めた、1999年に公開の映画『ライフ・イズ・ビューティフル』は泣ける映画と聞いて思い浮かべる人も多い気がします。強制収容所へ送られたユダヤ系イタリア人の父が、5歳の息子を守るためについた優しい嘘に涙が出ずにはいられません…!

エディターK:あれは絶対泣くよ〜(泣)。同じ歴史を扱った作品だと、スティーブン・スピルバーグ監督が、ナチスによるユダヤ人大虐殺から多くの命を救った実在のドイツ人実業家オスカー・シンドラーを描いた映画『シンドラーのリスト』は、人生でいちばん泣いた作品かも…。

ライターR:“英国のシンドラー”の実話を映画化したONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』が、6月21日に公開されるみたいですよ。

エディターK:本当だ!! 気になる。

「このラストに、誰もが涙する」“英国のシンドラー”の感動の実話を映画化『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』予告編

ライターR:同じテーマを扱った作品だと、実話ももとにした映画『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』も必見。問題児たちの集まるクラスが、ベテラン教師の全国歴史コンクールに参加し、その準備過程で次第に変化していく様子を描いています。コンクールのテーマは、「アウシュビッツ」で、生徒たちが強制収容所の生存者から経験談を聞くシーンは、考えさせられます。

落ちこぼれクラスの子供たちと教師の物語!映画『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』予告編

エディターT:今度、休日に観てみようかな。それでは、今回はここまでにしましょうか。

エディターKでは、また次回!

画像デザイン/前原悠花 取材・文/海渡理恵 企画・編集・イラスト/木村美紀(yoi)