スポーツアイテムとしての域を超え、今のファッションシーンに欠かせないアイテムとなっているスニーカー。数多あるブランドやモデルの中から、この夏履きたい一足をチョイス。今季の気分は、ちょっぴりレトロな雰囲気。中でも、1972年に誕生したナイキの「コルテッツ」はその象徴ともいえるひとつ。スタンダードな逸品に靴下やタイツをレイヤードして、現代的なムードをプラスしてみて。

「NIKE SPORTSWEAR」の"CORTEZ"

ナイキ NIKE  スニーカー コルテッツ シモーネワイルド

スニーカー「ナイキ コルテッツ」¥11330/ナイキ カスタマーサービス(ナイキ スポーツウェア) タイツ¥6820/サスティナブル ケイスリー(スウェーディッシュ ストッキング) ベルベットソックス¥7150/フィルグ ショールーム(シモーネ ワイルド)

ナイキの歴史を語る上で欠かせないモデルのひとつが“コルテッツ"。誕生から50年以上が経ってなお、現在も多くの人々に愛されている人気モデル。

元々はランニング用として開発されたシューズで、そのデザインを手掛けたのがナイキの伝説的なデザイナー、ビル・バウワーマン。パフォーマンス力の高さで話題になっただけでなく、映画『フォレスト・ガンプ』の作中で登場するなど、カルチャー面でも注目を浴びた。

さまざまなカラーバリエーションで展開されているけれど、今あえて履きたいのは至極クラシックなホワイト×ネイビー。小花柄のタイツやベロア生地のソックスでガーリーの要素を加えたりと、自分らしいアレンジに挑戦してみて。

スリムなフォルムが装いを端正に魅せる

ナイキ NIKE  スニーカー コルテッツ スウェーディッシュストッキング シモーネワイルド

スニーカー「ナイキ コルテッツ」¥11330 ミニスカート¥9900/ともにナイキ カスタマーサービス(ナイキ スポーツウェア) タイツ¥6820/サスティナブル ケイスリー(スウェーディッシュ ストッキング) ベルベットソックス¥7150/フィルグ ショールーム(シモーネ ワイルド)

上から見ると、まるでアーモンドのようにつま先が尖ったフォルム。1970年代当時に主流だった薄いソールのコンパクトなデザインは、あえて新鮮に映る。

ボトムスはスニーカーに合わせてホワイトをチョイス。2つのアイテムを挟むことで、色柄で彩った靴下とのバランスを取った。

問い合わせ先
・サスティナブル ケイスリー 03-5784-1806
・ナイキ カスタマーサービス 0120-6453-77
・フィルグ ショールーム 03-5357-8771 

渡辺 宏樹

フォトグラファー

渡辺 宏樹

宮城県出身。フォトグラファーのアシスタントを経て2014年よりフォトグラファーとしての活動を開始。ファッション誌、広告、ポートレートなど幅広い分野で活動をしている。静謐な雰囲気に被写体の個性を乗せた写真に定評がある。

嶋﨑 由依

スタイリスト

嶋﨑 由依

2022年末にスタイリストの飯田珠緒氏より独立。大学生時代、韓国に1年半交換留学の経験を持ち、K-POPやファッションなどソウルのカルチャーにも造詣が深い。



撮影/渡辺宏樹(TRON) ヘア/Waka Adachi(eight piece) メイク/山中唯 スタイリスト/嶋﨑由依 モデル/SAKURA(PUMP) 構成・取材・文/岡島みのり