2024年、yoiでご紹介したセルフプレジャー関連記事の中でとくによく読まれた人気記事は? TOP5をまとめてご紹介します!
- 人気1位◆「吸引トイがビッグトレンド!」業界プロがセルフプレジャーの今を熱く語りつくす【第2回フェムテック&フェムケアアワード座談会vol.1】
- 参加メンバーはラブピースクラブ広報山本さんと、アダストリア渥美さん
- セルフプレジャー業界では“吸引”人気が沸騰中!
- 人気2位◆自己流で済ませてきたマスターベーション。正しいやり方ってあるんですか?【専門医が回答!男性の体Q&A㉛】
- 人気3位◆【男性のマスターベーションQ&A4選】正しいやり方ってある?1日3回は多い?聞きにくいことに専門医が回答!
- Q.マスターベーション、1日3回は多い?適切な頻度は?
- 人気4位◆マスターベーションのやり方が間違っているとどうなりますか?【専門医が回答!男性の体Q&A㉜】
- 人気5位◆セルフプレジャー&セックスについてどう話す? 仲良しモデル3人がトーク!【第3回フェムテックアワード番外編】
人気1位◆「吸引トイがビッグトレンド!」業界プロがセルフプレジャーの今を熱く語りつくす【第2回フェムテック&フェムケアアワード座談会vol.1】
人気第1位はこちら! 『ラブピースクラブ』広報の山本あやのさんと、『Mood is me.』を立ち上げた『アダストリア』の渥美昌子さんにお越しいただき、【セルフプレジャーの今】についての座談会を実施! ほかではなかなか聞くことのできない、専門的でディープなお話がたくさん飛び出しました。
参加メンバーはラブピースクラブ広報山本さんと、アダストリア渥美さん
左:渥美さん 右:山本さん
セルフプレジャー業界では“吸引”人気が沸騰中!
山本:ここ数年のセルフプレジャーグッズ市場を見ていると、とにかく“吸引トイ”(クリトリスや乳首などを吸う感触が楽しめる)の人気がすごいですよね。特に、世界初の吸引トイを生み出したブランド『ウーマナイザー』が日本で認知されるようになってから。ショップの売上ランキングでもトップ3に必ず『ウーマナイザー』が入ってくる状況です。
渥美:『Mood is me.』でも『ウーマナイザー』は取り扱ってるんだけど、やっぱり人気がありますね。そもそも吸引タイプは、トイを使ったことがない人でも手に取りやすいですし。
山本:そうですね。吸引トイはクリトリスに直接当たらないので、痺れたり痛くなったりすることが本当にない。だけど『ウーマナイザー』が98%オーガズム保証をするくらい、オーガズムに達するパーセンテージは高いんですよね。しかも時間もかからないので、痛みはないのに時間をかけず気持ちよくなれる、というところが人気なんだと思います。
今回山本さんが用意してくれた吸引トイ。
(左上)エニグマウェーブ ¥41800/LELO(右上)メア ¥41800/ファンファクトリー(左下)ウーマナイザー ネクスト ¥32610・(右下)ウーマナイザーリバティ2 ¥15540/ウーマナイザー
渥美:『ウーマナイザー』の中にもグレードがあるじゃないですか。初心者向けの「リバティ」(画像右下)と「ウーマナイザーネクスト」(画像左下)だと、やっぱりネクストのほうが生き物っぽいというか、機械っぽさが少ないですよね。どんどん進化してる。
山本:お値段もやはり上がりますが、それだけの価値があると思います。あと『ファンファクトリー』の吸引トイ「メア」(画像右上)もおすすめですよ。
渥美:デザインがすごく可愛い! この生っぽい質感と、揉まれるような独特の吸引もすごいですね。
山本:『ファンファクトリー』はピストンバイブ(バイブの中に埋め込まれたモーターが上下運動をすることで、リアルなピストンの動きを再現)を生み出したドイツのブランドなのですが、こちらが満を持して発売した、ドイツの技術力を結集した吸引トイです。お値段はお高めですが、それくらい技術が詰め込まれているし、吸引の技術は特許も取っているので、『ファンファクトリー』でしか味わえないんです。
渥美:それは値段だけの価値がありそう! あと全体に言えることだけど、音を静かに作っているものが多い気がします。昔のトイは“ウィーン”と音が鳴るイメージが強いけれど、最新のものはとにかく静か。音が聞こえたら困る人もいるだろうし、自分の気持ち的にも機械音がないほうが盛り上がりますよね。
山本:音が大きいと冷めちゃいますよね。ノイズレスっていうのは確かに最近のトピックかもしれません。
人気2位◆自己流で済ませてきたマスターベーション。正しいやり方ってあるんですか?【専門医が回答!男性の体Q&A㉛】
第2位は男性のマスターベージョンについての疑問。
性器を刺激して性的快楽を得る、オナニーやセルフプレジャーとも呼ばれる自慰行為。性的欲求の解消以外にも、近年は深いリラックス効果や自己理解を深めるセルフケアの一環という見方も広まっています。基本的には自分が満足できればマスターベーションに正解はないと考えられていますが、オルガズム時に射精を伴う男性の場合、射精に至るまでに適切とされるやり方があるのだそう。気持ちよさを追求するだけではない、正しいマスターベーションとは?
小堀先生:ここでお伝えする「正しいやり方」とは、女性のパートナーとのセックス時に問題なく射精するための方法になります。自己流のマスターベーションで満足できていても、セックスで射精できない・しづらいと感じた経験がある人は自分のやり方を見直してみるとよいでしょう。
①全身に余計な力をかけず、リラックスできる体勢になる
②ペニス全体を片手で包み込むようにやさしく握り、上下にゆっくり動かす
③勃起したら包皮を剥いて亀頭を露出し、射精するまで上下の刺激を続ける
重要なのは、ペニスを握る力加減はバナナがつぶれない程度を心がけ、腟内に挿入したとき=セックスのピストン運動を想定した刺激で射精すること! マスターベーション中は過激な動画や画像による性的興奮を避けるのが理想的ですね。しかし、精通を迎えたばかりの思春期前後やセックスの経験がない人は、性行為の動きを想像するのがむずかしいかもしれません。その結果、自己流で過剰な刺激を与えることに慣れてしまい、セックスで射精できなくなるパターンがよくあるのです。このあたりは性教育にも関わってくると思いますが、間違ったやり方を覚えてしまう前に、適切な力加減や動かし方を身につけてほしいですね。
人気3位◆【男性のマスターベーションQ&A4選】正しいやり方ってある?1日3回は多い?聞きにくいことに専門医が回答!
第3位はこちらの記事! 男性同士でも話題に上る機会が少ないマスターベーションについて聞き込み調査。プライベートケアクリニック東京・東京院の院長である小堀善友先生に4つの質問にお答えいただきました!
Q.マスターベーション、1日3回は多い?適切な頻度は?
小堀先生:回数について悩んで来院される患者さんがたまにいらっしゃるのですが、私はそのたびに「正しいやり方であれば好きにしていい」と答えています。射精ができる頻度は個人差があり、ためすぎてはいけない・出しすぎてはいけないといったことはありませんので、深刻に悩まなくても大丈夫。ご自身にとって無理のない範囲で行ってください。
また、遅漏の人がセックスの際に射精しやすくするために、オナ禁といって数日間マスターベーションを我慢する…という話を聞くことがありますが、回数を減らしたからといって遅漏対策になるわけではありません。遅漏のような射精障害は回数ではなく、間違ったマスターベーションが根本原因としてあるからです。そのため、【Q:マスターベーションのやり方が間違っているとどうなりますか?】で挙げた不適切なマスターベーションを繰り返し行うことは避けてください。
人気4位◆マスターベーションのやり方が間違っているとどうなりますか?【専門医が回答!男性の体Q&A㉜】
第4位も男性のマスターベーションについての記事。やり方が間違っているとどうなる?
小堀先生:正しいやり方と真逆のことをすると、女性とのセックスで射精に至るまでのプロセスのどこかに問題が起き、射精障害を引き起こす原因につながります。とくに近年、セックスの際に膣の中で射精できない「膣内射精障害(重度の遅漏)」に悩む人が増えており、その過半数は不適切なマスターベーションがきっかけとなっているのです。間違ったやり方の一例をご説明しましょう。
床オナ(非用手的マスターベーション)
ペニスを床に押しつけるなど、手を使わないでマスターベーションを行う方法。勃起しないまま射精していることもある。床以外にも、ペニスを太ももに挟み込む、枕を陰部に挟み込むなど特殊な刺激で射精するやり方がある。
皮オナ
包皮が剥けるのに亀頭部を露出せず、あえて皮を被せたまま上からペニスを刺激する方法。亀頭部を露出しないまま射精することに慣れてしまっているため、セックスでは射精しづらくなっている。
足ピン
仰向けで足をぎゅーっと伸ばすなど、特定の姿勢に快楽を見出して射精する方法。セックスの際に自分で腰を動かしたり、膝を曲げて挿入の姿勢を取ったり、足をピンと伸ばす以外の姿勢では射精できない状態。
強グリップ
ペニスを強力に握って動かす、高速で動かす、多少の痛みがないと射精できないなど、強い刺激で射精する方法。実際のセックスよりも強い刺激をペニスに与えないと物足りなくなっている場合が多い。
人気5位◆セルフプレジャー&セックスについてどう話す? 仲良しモデル3人がトーク!【第3回フェムテックアワード番外編】
2023年9月に公開した第1回、2024年3月に公開した第2回に続き、「第3回フェムテック&フェムケアアワード」を開催! 本記事ではその番外編として、アワードの選者として参加してくれたPUMP management所属のモデル3人による“性”についての座談会をお届け。フェムテックアワードにノミネートしたセルフプレジャーアイテムや、yoiでも話題に上がることが多いセックスレスについて、仲良し3人がトーク!